2023-06-24

 5時半過ぎには目が覚めた。週末の朝が来ている。折角早く起きたので少し歩くことにした。6時過ぎ、妻と一緒に出掛ける。

 散歩のメッカ、琵琶湖岸へ。梅雨時らしい曇り空が琵琶湖の上に広がっている。
 少々歩いて、早朝からやっているスーパーで買い物をして帰宅すると7時を過ぎた所。朝食少々。洗濯は明日の方が良さそうで今日は見合わせる。
 今日は出掛ける用事を入れている。用事っちゃ用事だし、用事では無いけど、まぁ良いや。9時を少々過ぎてから自宅を出発。膳所駅へ。ホームに降りると

 1055列車がちょうど来る。EF210-165号機牽引。その後をやって来た普通電車に乗る。逢坂と東山を越えて、京都まで。京都下車。乗り換えなんだけど今日は徒歩連絡で七条まで。
 ここから先。普段、定期券が絡む所はICOCAを使うが、それ以外はモバイルスイカを使う事が多い。のだけどこの時間は少々問題。

 今日のこの時間、モバイルスイカに障害が起きている。残高を使う分には問題ないらしいけど、残高が大丈夫なのか、足りないのか。足りない時にチャージしようとしても難しいっぽいのでどうしたものかと思う。
 ひとまず駅の窓口、残高を確認して貰って十分問題ないと理解してから改札を通る事になる。ついでにプレミアムカーの指定券を取っておいた。

 快速急行が来て乗車。デッキで待っていたのは男性乗務員。確かにJR東に普通列車グリーン車でも男性が乗っている事、ある。

 求人を見ても、性別は特に問わずに見えるし。
 電源とWifiを生かして京王線恥辱を綴りつつ、大阪方面へ。新快速のAシートでも良いのだろうが、京阪は1人掛けで隣が気にしなくてもいいのが良い。適度に時間が掛かる点も、何気に良い。
 今日は淀屋橋まで。歩いて梅田まで行く。阪急の改札へ。

 京都線にはちょうどこんな電車が来ている。これで河原町まで行ってみたい気もするけど、流石に意味が無い用事になりすぎる。こちらではなく

 宝塚線に乗る。同じく7000系が急行として先発するが座れる普通電車で。電源もWifiも無いけど京王線恥辱の続きを少しでも。滞貨がどう考えても増える一方で少しでも巻き返さないといけない。
 宝塚線蛍池まで。ここから歩いて少々。伊丹空港、北ターミナルまで赴く。到着すると12時過ぎ。だいぶ遠回り、しかも3度の徒歩を挟んだが、それでも膳所から2時間30分。

 今日は午後から少々飛ぶ。最終目的地はここ、伊丹。経路はおいおい。搭乗便まで1時間少々間がある。ひとまず保安検査を受けて制限エリアの中へ進んでおく。お昼時だが、ラウンジの軽食で昼食と言う気分でもなく、何となく空弁を買う。そのうえでラウンジへ。

 目の前には12:30の116便。出発準備が進んでいる。既に搭乗が終わっているので羽田行きのお客さんが消えたラウンジは空いている。

 午後になっているのでビールを少々。それに弁当と合わせる味噌汁と、うっかりパン一個。そして先程買い求めた空弁を頂く。

【今日の空弁】六甲山縦断弁当 ¥780 株式会社淡路屋

 空弁と言いつつ、関西圏最大の駅弁業者、淡路屋さんなんだけど。最も、新大阪や京都で駅弁を買う機会は余りなく、淡路屋さんのこの駅弁も初めて口にする。


 六甲山登山のお供、というコンセプトの駅弁、いや、空弁。おかずには蛸や牛肉という淡路屋のアイコンと共に、いかなごくぎ煮、なんて兵庫トラディッショナル食材も脇を固める。このおかず達でヱビスを頂けるのは幸せかもしれない。

JL118 JA603J B767-300ER ITM→HND


 食事を頂いていると目の前に飛行機がやって来る。JA603J。6月3日だったか、羽田-鹿児島で乗った時に2線級と言い放った相手である。その603Jが今日は第一線の羽田-伊丹に充当。しかも目の前にやって来た。折り返し13:30の118便になる。こちらに搭乗予定である。前便の到着少々遅れ気味。
 目の前のスポットに入り、折り返し準備が進む様子を見つつ、こちらは京王線恥辱の続きを綴る。出発30分前を目途に席を立つ。搭乗口近くで改めて

 今日の搭乗機を。まだ貨物の積み込み中。乗客の搭乗にも少々間がある様子。


 定刻13:30の出発だが、搭乗開始は13:25との事。先程の羽田からの便が15分ぐらい遅れていたようで、じわっと折り返しも遅れつつある様子。
 13:25から更に遅れて搭乗が始まる。機内へ。今日はセールで抑えた普通席にそのまま座る。

 2-3-2列で並ぶ普通席。搭乗が進むにつれて座席はほぼ埋まる。幸いと言うべきか隣は埋まらないまま13:42、Doorclose。前便到着遅れの影響で遅れている旨のお詫びが伝えられる。乗務員の紹介があり、飛行中所々で揺れが予想される事が伝えられる。羽田までの飛行時間は40分との事。
 13:46、Pushbuck。13:50、Taixing。地上係員に手を振られ、飛行機は誘導路を南へ向かう。この時間の伊丹は閑散期。滞りなく滑走路端まで進むと

 そのまま滑走路へ。13:57、Take off RWy32L。伊丹空港の北側から西へ南へと3/4周。東に機首を向けるとさらに上昇してゆく。

 気が付いたら雲の上を飛んでいる。14:03、ベルト着用サイン消灯。飛行機は更に上昇しつつ東へと進んでゆく。

 雲が切れるとびわ湖が見えている。南湖の端の端、膳所城址プリンスホテルも分かる。5時間、関西圏をうろうろしてようやく東に離れ出したと言えなくもない。
 飛行機は琵琶湖を離れて東に向かう。飲み物のワゴンが廻り始める頃、海が見えて来る。今度は鳰の海ではなく

 普通に塩辛そうな海。伊勢湾である。伊勢湾と思う合間にもう海を横断してセントレアが過ぎ去ってゆくのだがら、飛行機は速い。

 飲み物のサービスが廻って来る。冷たいお茶を頂いて一息つく頃には10分後にはベルト着用サインが点灯する旨の案内が流れる。時刻は14:21。羽田着陸は14:45頃になる見込みとの事。

 窓外、雲海の向こう、遠くに富士山が僅かに顔を出している。すっかり夏の富士山になっている。

 視線を手前に持ってゆくと大井川の流れが見えている。
 飛行機は駿河湾を渡り始める。

 中途半端に姿を見せる富士山が徐々に後ろへと下がってゆく様子を見ていると伊豆半島に差し掛かる。14:30、ベルト着用サイン点灯。
 飛行機は高度を落としつつ北へ機首を向け、羽田に向かって降下してゆく。

 相変らず雲の多い空の上。軽く揺れつつ行動を下げる。雲が切れると房総半島に差し掛かっている。

 丘陵地帯を見つつ北上。だいぶ北に行ってからの西への転身。千葉の製鉄所を見て東京湾の最奥へと差し掛かる最終コース。

 高度を下げて東京港を見るとその向こうには羽田空港が見えて来る。14:51、Landing、RWy22。減速して誘導路へ。前便到着遅れ並びに羽田空港滑走路変更のため遅れている旨、お詫びがある。この時間、羽田の気温は28℃だそうだ。
 14:57、Spot in SP14。準備が整い降機する。 

 乗継案内。最近の羽田では珍しい手書きのものだった。夕方のアメリカ西海岸ゆきが目立つ。そして


 JA603Jは東阪を外れて出雲ゆきに充当だそうだ。国内線ファーストクラスの設定が無い路線へ、文字通り二線級の路線に転身、となる。
 さて乗り継ぎ。一旦制限エリアの外に出る。

 この時間の羽田到着便。悉く遅れている。滑走路変更の影響なのか、他に何かあったのかは定かではない。
 改めて出発階に進む。

 南ウィングにやって来る。全体的に○△が目立ち、空いているフライトが多いように見える。ひとまず保安検査。ラウンジに進むと

 軽く飲む。軽くにしたかったのでトマトジュースとヱビスビールでレッドアイにする。マッサージチェアに揉まれたい気分ではあったが、こちらはなかなかの人気。ありつけないまま、次のフライト、キャンセル待ちの時刻が近付く。

JL651 JA623J B767-300ER HNDKOJ

 今日はこの先、鹿児島に進む。出発は16:35。ファーストクラスのキャンセル待ちを入れているので、25分前にはと思い、早い目に席を立ってきた。 


 6月3日にも同じようなフライトに乗った気がするが、今日はJA623Jが鹿児島行きに充当。出発準簿を進めている。前回は国内線ファーストクラスに当日アップグレードが出来たが、今日はキャンセル待ちになっている。落ちてくる気はしないが、ひとまず結果を待つ。
 出発20分前を切る頃、空席待ちカウンタに係員が現れる。間もなく、ファーストクラスは満席となった旨、案内。係員は消える。ファーストがダメならクラスJは?と思うのだが、Webでの手続きになってから、その辺の細かな扱いはどうも良く分からない。
 16:25を過ぎて搭乗開始となる。

 結局、当初予約した通りの普通席に座る。2時間前の段階で普通席○、クラスJ○となっていたのでがら空きの機内を想像していたが、半分少々は埋まる。今度は隣席も埋まる。距離を考えると伊丹-羽田よりも羽田-鹿児島で隣席が空いている方が望ましいのだが、あまりうまく廻らない今日のフライト。
 16:34、Doocrlose。16:38、Pushbuck。鹿児島までの飛行時間、1時間半との事。鹿児島降下中に揺れが予想されるそうだ。
 16:41、Taixing。飛行機は海側へと向かう。第二ターミナルの前を通り、誘導路を北側へ。

 RWy16Rに向かう僚機が見える。このまま僚機に尻を向けてRWy16Lへ向かうのかと思ったら、あれっ

 RWy22ENDの前で休止。
 RWy22ENDの前で休止。えっと息をのんでいるとそのまま滑走路へ。16:52、Takeoff RWy22。 

 旧整備場エリアを見下ろし飛行機は文字通り羽田の空へと上がる。

 天空橋と羽田の街。駐機場には夜まで待機中、カンタスの姿が見える。

 すぐに多摩川を越えると

 川崎の工業地帯を見下ろすようになる。川崎貨物駅なんかも見えるのは非常に新鮮な眺め。
 いつまでも内陸を飛んでいると面白いがさすがに海側へとそれてゆく。

 首都高速湾岸線が見えて来て、

 横浜港、というか横浜の街のすぐ先を上昇する。

 根岸湾、そして金沢工業団地も随分と近くに見える。
 三浦半島を横断する頃には何となくいつもの空路に収斂。雲の中を抜けて雲上へと出ると更に高度を上げてゆく。

 17:11、ベルト着用サイン消灯。飛び立ってから20分が経っている。意外と長くかかる。3時間より重たい空が広がっていて、先程は見えていた富士山も今は見えなくなっている。
 狭い普通席。パソコン作業はやり辛く遅れている京王線恥辱は放置して夕方の空を眺める。17:20を過ぎて飲み物のサービス、順番が回って来る。温かいお茶をお願いしたら

 蓋を付けて供される。
 17:24、機長さんから飛行状況の案内。現在、串本の上空、高度9,200mを飛行中。鹿児島には18:20の到着を見込んでいるとの事。鹿児島の天気は雨、気温は25℃だそうだ。航路上、上空の大気が不安定で降下中は揺れを予想しているとの事。この後、17:55に降下を開始しベルト着用サインを点灯させる旨、伝えられる。
 太平洋上へと進み西へ。窓外には雲が続く景色が広がり、何処を飛んでいるか分かりかねるが、光の加減で夕方の気配が強くなってきた事は理解する。17:46、降下を開始し、10分後にはベルト着用サインを点灯させる旨、案内がある。
 17:56、ベルト着用サイン点灯。  

 眼下の雲が近付いてきて突撃すると少々の揺れ。機内が薄暗くなる。雲の中を抜けて更に降下。すると

 海岸線が弧を描く様子が見て取れた。日向灘だ。時刻は18:05。

 飛行機は宮崎平野を南西に進むと丘陵地帯に差しかかる降下してゆく。すぐに都城の郊外へと差し掛かり大隅の山の中へ。

 薄雲が広がる中、霧島連山だけが頭を薄雲の上へと出して佇んでいる。その様子を右手に見てさらに降下。錦江湾が見えると鹿児島空港も近い。高度をうんと下げ、最後は丘陵地帯で大地の方が近付いてくる。18:18、Landing、RWy34。

 急制動を掛け速度を落とすと誘導路へと入る。18:20、Spot in SP10。
 準備が整い降機する。ターミナルへ出ると

 ここまでの搭乗機、JA623Jを最後に1枚。そして

 次の搭乗機と思しき機体も後から降りて来ている。

JL2414 JA244J ERJ190 KOJ→ITM


 伊丹への戻りは今月3日と同様、2414便に搭乗する。乗り継ぎカウンタで搭乗手続き。先程、羽田滞在中にWebでアップグレード手続き済。今回は15席あるクラスJ、最後の1席を手に入れている。
 前回は直前に機材変更がありダウングレードという稀有な経験を積んだ。今日は特にも問題なくクラスJに乗れるようだ。
 残った時間でラウンジに赴く。

 羽田-鹿児島の機内でアルコールを頂いていないから幾らでも飲める状態だが、際限なく飲む時間は無い。ちょっとのどを潤す程度に留めて、搭乗口へと戻る。
 18:55頃から搭乗開始。最後の1席とクラスJだったが、1人掛けの席が取れている。そちらに落ち着き出発を待つ。機内は8割ぐらい席が埋まっただろうか。前回のように機材変更があったりしたら、最終便に乗れない乗客が出たかも知れない。
 19:06、Doorclose。乗務員の紹介が丁寧にあった後、伊丹までの飛行時間、55分と告げられる。19:08、Pushbuck。

 先程まで乗って来たJA623Jより先に動き出す。
 客室乗務員が廻ってきて丁寧に搭乗の挨拶をしてゆく。今日は2414便目線で見れば、ただ単に鹿児島から伊丹に飛ぶ上級会員、でしかない。羽田路線だと対象者が多すぎて上級会員だからどうの、と言う事は無いけど、数十人のお客さんの中では特別扱いして貰える様子。

 こちらの出発準備が進む間に隣のJA623Jも動き出す。10番と9番で同じように動いてみると10番のJA623Jの方が先頭に出る形となり、つまり、こちらは待たされる。折角、早めに動いたのに残念な事になる。
 623Jの動き出しを待って19:15、Taixing。後ろから追いかける形になったが、滑走路端まで行かずにこちらが

 先に飛ぶようなので納得はする。19:18、Take off RWy34。1時間の間に夜が迫った鹿児島を飛び立つ。

 街灯りが灯り始めた空港周辺の田園地帯を見下ろし上昇してゆくと飛行機は東に旋回、薄雲の中を揺れつつも進む。

 雲の上にはさらに雲。上空に来ても冴えない景色が広がる中を東に進む。間もなく

 先程もしっかりと見えていた霧島連山が姿を見せる。雄大な山に見送られ飛行機は九州を後に、太平洋へと進む。19:27、ベルト着用サイン消灯。

 それなりに上空へと来た筈だが、まだ上空に雲が控えているような、灰色の景色がそこには広がっている。
 今回は1人掛けで電源もある機材。遅れている京王線恥辱を進めつつ東に向かう。飲み物のサービスが廻って来る。塩分が欲しくなり、

 コンソメスープを頂く。今度も蓋つきでで提供頂いた。
 19:35、機長さんから飛行状況の案内。鹿児島を定刻に出発し、ここまで順調である事、感謝と共に告げられる。伊丹着陸は20:20を予定しているとの事。伊丹の天候は晴れ、気温は26℃だそうだ。航路上の天候、薄い雲が出ており、軽い揺れを予想しれいるとの事。
 すっかり暗くなる中、飛行機は四国沖の太平洋を進む。

 西の空は辛うじて赤味を帯びた状態。19:53、間もなく降下を開始し10分後にはベルト着用サインが点灯する旨の案内。サービスも終了との事。カップを回収される折、乗務員さんが飲み物のお代わりを勧めて来る。小声で。もうサービス終了だし遠慮したけど、妙に上級会員に構ってくれる、J-AIRらしいフライト。
 20:00、ベルト着用サイン点灯。気が付くと窓の外は街灯り。関西空港も見えている。

 大阪湾が遠ざかって行き内陸へ。奈良の盆地まで入り込むと左に旋回。どうやら伊丹への最終コースに乗った様子。20:11、Geardown。

 大阪市内中心部の夜景を見て淀川を渡ると伊丹空港への最終コース。20:13、Landing、RWy32L。減速して誘導路へ入るとA滑走路への着陸機をやり過ごしてから

 20:18、Spot in SP47。早着となる。
 早着は有難いのだが、47番というかなり遠いスポット。ここからバス連絡となる。20:30のリムジンバス、行けるだろうか。

 ターミナルまで行くバスが来る。2台でご案内との事で後のバスにのなると完全に乗り継ぎ不成立だが、幸いクラスJに変えたので前方席になっている。


 スポットで写真を撮ってからは大人しく写真も撮らずにリムジンバスの乗り場へ急ぐ。制限エリアを出ると20:27。ギリギリだが20:30の京都行きリムジンバスに間に合う。混んでいたが、何故か一番前の席が空いていてそちらに座れる。
 バスの中でも京王線恥辱の続き。京都駅八条口までは定刻の45分で到着となる。 

 バスを降りて乗り換えを急ぐ。今度も際どい乗換だが、21:23という東海道線に間に合う。本来20:30伊丹着陸のフライトで1時間後には山科を発車しているのは初めての経験かも知れない。順調すぎて妙な所で運を使った、ような気がする。
 帰宅すると22時前。この感じが毎回続くなら、20時台の伊丹到着も楽なんだけど。

【サイトアップ アクセスカウンタ】

 サイトアップはお休み
 アクセスカウンタは機能せず
 万歩計は21,532