2023-11-25

 旅先で迎える週末の朝。久しぶりに訪問した台湾の地方都市、台中のホテルで迎えている。時刻は6時になっていた。起き出す。
 飛び石連休の3日目。目一杯使えば折り返し地点だが、最近は日曜の夜に帰国とか体力的に無理である。そろそろ旅を括る方向で動く。
 まずは朝食。今日はホテルの朝食を付けている。妻の身支度を待ち、7時過ぎに朝食会場へ。そんなに食べられるものではないが、

 麺があれば注文し、粥にも手を出し

 オムレツにもうっかり手を出す。朝食が充実している旅先では夕食は抑えるべきなんだろうと思うけど、なかなかうまく制御できない。
 食事を終えた後は一度外を歩く。今日はこの後、バスに乗る。乗車券は初日、高雄のコンビニで買っておいたが、予め乗り場を確認しておきたい。
 台中車站の高架の反対側、ちょっと歩くと

 U Bus、 統聯客運 のバスを予約している。台鐵の高架下に割と小さなターミナルがあった。それを確認してから、車站の反対側にあるカルフールに行ってみる。今日のうちに初日、5,000NTDを当てた悠遊カードの残高を使い切りたい。キャンペーンで宛てた悠遊カードは有効期限90日、チャージ不可なのだそうだ。
 自宅使いの食品やら何やらを買い求め、残高を600NTDまで追い込む。綺麗に使い切れれば立派だが、それはなかなか難しいだろう。ホテルに戻る。再び車站へ。元地上線のホームだったエリア、今日はフリーマーケットが行われるようで、その準備でわさわさしている。

 昔、線路だった所が枕木を生かしたベンチになっていて、そこに一瞬、座ってみた。調布駅跡にもこんなエリアがあればよかったのに。

 駅前ではクリスマスツリーになると思しき何やらが準備中。宿泊しているホテルも到着した昨日にクリスマスツリーを準備していたし、台湾は1か月前からクリスマスの準備をするのが通例らしい。
 ホテルに戻り荷支度。買い物が綺麗に収まる。10時過ぎ、チェックアウト。バスの時刻は10:30。少々早いが移動する。今度はスーツケースを引っ張り、先程の統聯客運へ向かうべく、台中車站を歩く。
 昨日来の地上駅自体の駅舎。

 往台北、とあり、台鐵の時刻表に違いないが、これは地上の駅が現役だった2018年の時刻表。よく見ると今のダイヤと比べて莒光号が少々多い。

 さて、今日のチケット。先述の通り、コンビニのキオスク端末で予約発券しており、そのまま引き換えることなく乗車できる。この後の向かうのは台湾旅行の振りだし。桃園国際空港。台中出発は10:31と中途半端な時刻が指定されている。
 出発まで少々の間がある、辺りを見てみる。

 この辺りも台鐵高架化で不要となった地上線跡地らしい。古びた木造建屋が線路沿いに並ぶ。台鐵のマークがついていて、鉄道施設のようだ。
 10:30が近付く。バスがやって来た。

 こちらは別のバス。台北ゆきだった。10:30の出発らしい。こちらのバスが10:30発なので、桃園空港ゆきは10:31に押し出されているようだ。
 台北行きは人気でキャンセル待ちの行列が出来ている。予約のお客さんを乗せた後、キャンセル待ちの人が呼ばれて乗車してゆく。その間に10:30が過ぎる。台北行きが出て行った後、

 桃園機場ゆきがやって来る。こちらは乗客少な目。キャンセル待ちの人はいない。キャンセル待ち乗り場、台北、台南、高雄と3方面の設定があったが、行列が出来ていたのは台北だけだった。
 統聯客運の高速バスに乗るは初めてである。桃園捷運開通前は高鐵桃園車站と桃園機場との間はバス連絡であった。その時には統聯客運の路線バスに何度か乗ったことがある。一方で桃園機場と台北車站を結ぶリムジンバスだと元国営の國光客運に乗るのが習わし。

 その時から見る機会は多々あった統聯客運の黄緑色高速仕様車。乗ってみると

 2-1列仕様のハイデッカーでなかなか快適。まずは台中市内を行く。昨晩もバスに揺られた台中市内を行く。 台中車站は台中市街地の外れ。中心市街を挟んで西側に高速道路が通っている。
 そんな訳でバスは中心市街地へと入ってゆく。道は混んでいて渋滞の中を緩々と。桃園機場まで2時間ちょっとらしいけど。さてさて。
 バスは途中、市街地のバス停に寄る。乗車ゼロで出発。今度は捷運の高架を潜り抜けてだんだんと台中西側の郊外へ。今度は統聯客運の営業所のようにも見える場所に寄り道。1分先行した台北ゆきのバスも停まっていて、先発は桃園機場ゆきとなる。
 台中市街地もようやく尽きたのか、高速道路にたどり着く。台中車站から45分ぐらい掛かったか。

 高速道路に乗ると道は流れていて、順調に北へと向かう。速度はだいぶ出ている感じ。時折、急ブレーキが入るから日本のバスと比較すると運転は荒く感じる。台北-新竹-台中-嘉儀-台南-高雄と台湾島の西海岸を貫く道路。工場や住宅が続く沿線の光景はまるで東名高速道路から見る日本の光景に思える。道は流れているが通行量は多い。
 高速道路にはいってからは人が変わったみたいに順調に北上している。一気に新竹の郊外を過ぎた。これならさほど遅れずに桃園機場に着きそうだ。
 バスも十分に速いのだけど

 それ以上にパトカーの車列が飛ばしてゆく。間に乗用車も入っていたように見えたから、覆面だったのか、そうでなければVIPの誘導だったのか。
 13時前に高速道路の本線から別れ、桃園機場へ延びる支線に入る。

 隣の走る線路は桃園捷運。地上で見ると架線が無い分、すっきりとした高架だ。
 空港の敷地が現れる。一国を代表する空港だけにさすがに大きく、延々と空港の敷地を見て第二ターミナルへ到着。時刻は13時過ぎ。ほぼほぼ定刻での到着であった。

 少ない乗客を降ろして、バスは第一ターミナルへ向かう。台中-桃園のリムジンバス。コロナ禍で1時間毎になっていたのが、最近になって30分毎に戻ったそうなのだが、今日の乗り具合を見ている限り、まだまだ本調子ではないと見える。

 台湾滞在48時間。桃園機場に戻って来た。この時間の桃園、うすら寒さすら感じる。高雄は暑くてTシャツ1枚で十分。台中は長袖一枚羽織りたくなる感じだったが、桃園は一人前に秋というか、冬を思わせる肌寒さだった。同じ台湾でもこれだけ違うのか。
 さて帰国の途に就く。帰りも臨時便の関西-桃園便に乗れれば良いのだが、先述の通り、土日は運航日ではない。この後はだいぶ遠回りを強いられる。ひとまず出発階に向かい、搭乗手続きをして貰う。

 ちょうど手続きが始まったのはJL8664便。4桁便名が示す通りに臨時便である。行先は東京成田。
 搭乗手続き。荷物を預けて身軽になる。搭乗券と共にラウンジの案内も貰う。さて、出国前に少々。第二ターミナルの5階に足を伸ばしてみる。まだ残高がある悠遊カードの残高減らしいに挑戦。スターバックスでオリジナルカップを買い、ドラッグストアで化粧品を買い、最後、コンビニで太陽餅を買ったら、残高1NTDまで追い込む。4,999NTD使い出があり、荷物が増える。
 5階には展望デッキも出来ていた。係員の荷物検査があるのが、有事に備えた台湾らしい。飛行機を撮る準備はしていないが、少々見てみた。

 中華航空にもポケモンマーキング機がいるのね。ポケモンアライアンスを組むとどうなるだろう。JR東日本にも加盟して貰いたい。

 こちらも地元のEVA AIRが来る。

 FEDEXが降りて来る。

 大陸との行き来は減ってそうだが、それなりに大きな機材で中国南方が出発してゆく。
 簡単だけど打ち止め。そろそろ出国。来る時と同じく特典航空券でビジネスクラスを用意したのでファストパスが貰えた。そんなに混んでおらず、あまり効果は発揮しなかったけど。出国手続きまで終えてラウンジで小休止。
 以前はJALサクララウンジを構えていた桃園空港。経営破綻後にいったんなくなり、日本航空貴賓室という不思議なラウンジが復活して、コロナでまた無くなり。今日は中華航空のラウンジに案内された。

 その名も梅苑。アライアンス違いではあるが、元々関係の深かった中華航空に転がり込んだと見える。

 そんなアライアンス外のメンバーの中に紛れ込んでいる。
 中に入る。それなりに人がいるが、座る所は十分に確保できる。昼食がまだなのでひとまず軽く頂く。

 冷蔵庫には台湾ビールと共にサッポロ生ビール黒ラベルが鎮座している。日本人向けを意識したとも思えず、台湾で人気が出てきたのだろうか。良く分からない。

 そんな訳で台湾ビールを差し置いて、サッポロ生ビール黒ラベルに登場頂く。
 麺を注文できるコーナーに、 茶葉蛋があったので頼んでみた。

 まさかのラウンジ茶葉蛋。意外性があり、かつ台湾らしさに満ち満ちていて、楽しい。

JL8664 JA312J B737-800 TPE→NRT

 先述の通り、今日はこれから成田に飛ぶ。出発は15:50。30分前を心掛けて席を立つ。梅苑からJALの搭乗口は少々距離がある。

 出発案内を見ると近距離国際線が目立つこの時間の桃園空港。地元の中華航空が目立ち、次の勢力は大陸の航空会社だろうか。その中で遠慮しぃしぃ、鶴丸がお邪魔している。4桁の便名から分かる通り、こちらも臨時便。往路に乗った関西-桃園同様、台湾発のインバウンド需要に応えた臨時便、というプレスリリースが出ていた。関西便と違うのは週七回、毎日運航という所。
 てくてく歩いて搭乗口へ。

 桃園の主が如き中華航空の大きな機体の隣に、

 B737で乗り入れているのがJALB737。十数年なら日航ジャンボで乗り込んでいたところだろうけど。

 搭乗が始まり機内へ。B737なので当然なのだが、ビジネスクラスの座席はスカイラックスである。まもなくA350-1000の個室タイプのビジネスクラスが搭乗するという2023年だが、3世代前の座席がご登場となる。
 乗務員が自己紹介をしてくれたり、食事のリクエストを訊ねられたり、出発に向けての準備が進む。15:49、Doorclose。乗務員の紹介が行われる間に15:52、Pushbuck。


 地上係員に送られて15:57、Taixing。
 先程、バスの中かから見た通りに広い桃園空港の誘導路を進む。途中、

 ほぼほぼアジア系航空会社が占める中で異色だが、KLMが姿を見せている。台北経由マニラゆきらしい。

 比較的遅くまでB747を使っていた印象がある中華航空。その貨物機が姿を見せている。というか、

 先行するのも中華航空の貨物機。離陸を見送った後、自機も滑走路へ入る。少々間を置き、B747との間隔を開けた後、16:11、Take off RWy05R。上空へと上がると眼下、

 またもB747中華航空の貨物機がずらっと並んでいる。そんな様子を見て桃園を離れると

 洋上に出て高度を上げてゆく。まもなく窓外の視界が消えて少々揺れる。

 雲の上に出ると16:17、ベルト着用サイン消灯。ビジネスクラスとエコノミークラスとの間、カーテンが閉じられる。ギャレーのカーテンも閉められた。

 おしぼりが配られる。やはり布のしっかりしたおしぼりは良い。
 日本時間なら17時半になる所。そろそろ日が暮れる時間で、いくら西の果て、先島の近くと言っても

 窓外、西の空が段々と鮮やかさを失ってゆく。
 16:40、機長さんから飛行状況の案内が入る。台北を定刻に出発。上空の風が弱いため成田には15分遅れの20:05頃の到着を見込んでいるとの事。成田の天候は曇り、気温は10℃だそうだ。19:20には降下をはじめ、19:40にベルト着用サインを点灯させるそうだ。

 太陽に背を向けての東行き。一気に窓外は暗くなり、一日の終わりを二倍速で告げる。
 台湾時間の17時になり食事の時間となる。定員12人のビジネスクラスで対応するのは2名の客室乗務員。すぐに食事が出て来る。

 こちらは洋食。メインはビーフステーキ。

 こちらは自分で頂いた和食のメニュー。前菜エリアにはいぶりがっこがいる。いぶりがっこJALビジネスクラスにまで昇りつめたか。

 台の物は魚と豚肉のハイブリッド。
 配膳が終わると、2名の客室乗務員、1名はエコノミークラスへヘルプに行った様子。人数が少ないB737だと客室乗務員は大変だ。この機材での国際線ビジネスクラスは初めてだが、視点が変わると人数が少ない分、大変なのが良く分かる。
 そんな訳で、日航ビジネスクラスでお馴染み、飲めば注がれ、飲めば注がれの繰り返しにならないまま、お食事が終わる。最後はデザート。

 ハーゲンダッツと共にブランデーを頂く。折角なのでビジネスクラスらしく頂く。
 食事が終わって飛行機は日本列島の太平洋岸、既に後半戦に差し掛かっている。

 古いと言ってもビジネスクラスビジネスクラス。余裕ある座席で余裕がある時間が流れている。18:02、35分後にベルト着用サインが点灯する旨の案内。日本時間なら19時。あと1時間で成田着陸という所。既に日はとっぷりと暮れていて、窓外には日本を思わせるものは何一つ見えない。只々、現在地でのみ、四国沖の太平洋上と知るのみ。
 買おうかの感触があって18:39、ベルト着用サインが点灯する。そろそろ日本時間に戻した方が良いかもしれない。着陸態勢との事で窓外には街灯り、道を行くクルマのライトが見えている。
 ちらほらした灯かりが段々と近づいてくると19:50、Landing、RWy16L。ほぼほぼ定刻だがここからが遠い。成田空港を延々Taixing。どこに着くのか結末は決まっていても乗客からするとギャンブルの類。

 エミレーツの大きな機体が見えて来て、これでサテライト着だと一番がっかりするところだが、結局、19:58、Spot in SP65。
 準備が整い降機する。10℃という成田。当然ながら台湾で必要なかったコートを着ないと寒くて過ごせない。

 ここまで乗って来たJA312Jを見てから入国審査へ歩く。

 カタール航空が姿を見せている。この時間、中東方面のフライトが目立つ。それとホノルルが少々。羽田から溢れた組が成田に居残っている感じ。
 例によって成田の入国、一番近い審査場が閉鎖中で余計に歩かされるパターン。成田とは実に相性が良くない。審査自体は顔認証で早いけど。 
 荷物を受け取り、税関審査を抜けると何だかんだと20時20分。

 既に成田からの伊丹ゆき、関空ゆきは無い時間。ここから東京駅まで急いでも最終の東海道新幹線には間に合わない時間。つまり今日中には膳所まで戻れないと言う事。
 そんな訳で今日は成田にホテルを取っている。都内まで出た方が明日が楽だろうが、この時期に限らず都内のホテルは高くつき、成田の方が手頃であった。


 京成でもJRでも良かったのだけど早く出発する京成で成田まで。と言いつつも20分ぐらい待ち時間がある。

 いつ以来だろうと思う京成本線で一駅、成田まで。ホームに降りると一際寒く感じる。駅から近いホテルまで荷物を引っ張り向かう。街は酔客で溢れていた。少々早いが忘年会と思しきグループも見える。
 昔は成田を代表するようなホテルだったのだろうなぁと思えるホテルにチェックイン。ただ没落感が凄く、手頃な値段、というだけのことはあった。あまりホテルの部屋にはいたくないが、食事を取りにゆく感じでも無く、駅前で買い物だけして部屋で軽く飲み。早々に寝てしまう事にする。

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