2018-08-12

 5時過ぎに無理矢理起きる。妻はすでに起きていて身支度をしている。自分も身支度少々。
 外は曇っていた。雨が降ったのか路面が濡れている。6時過ぎに駅へ。南太田から、

 21運用1565編成でまずは横浜。

 この時間、三浦半島で大雨が降ったとかで少し電車が遅れている。

 少し遅れてきた特急、85C運用607編成で羽田空港、では無く京急蒲田で下車。少々待ったのち

 03K運用3053編成へ。今日向かうのは成田空港。
 エア急はアクセス特急に化けて京成線へ。8:40過ぎに成田到着となる、遠い。
 妻が入場で使ったスイカを紛失するなんてトラブルがあり、精算したり、紛失の手続きでみどりの窓口に行ったり、色々普段は無い事をやる。その窓口、

 ミニ扇子を配っていたりする。JRはJRで色々とやっているのね。ちょっとだけ感心した。
 トラブルの対応は終わる。今日は気を付ける日だね、と心改めて空港ターミナルへ。

 8月12日。お盆休みの成田空港。案外と空いている。ピークは昨日だっただろうか。早速搭乗手続き。1か月前はファーストでロサンゼルス、先日はビジネスにインボラして貰ってシンガポールと上級クラスばかりだが、今日は予約通りにエコノミークラス。あまり贅沢ばかり覚えてはいけない、と言う事か。出国に向かう。

 朝の出発ラッシュを控えて各地へ向かうフライトがずらっと並ぶ成田の出発案内。この大きな案内には心弾む。その中で

 マレーシア航空の89便。クアラルンプール行きがMH89D、と案内されている。お尻のDはDelayのD。つまり11日に飛ぶはずだったフライトである。何かの都合で1日遅れ。11日のMH89。我が家あたり、ペナンに行こうと選ばれる可能性が非常に大きなフライトだ。ペナン行きを選んでいたら、今頃泣いていたかも知れない。
 さて出国。早々にファーストクラスラウンジに入る。さすがに混んでいた。

 ダイニングに何とか席を見つけて、カレーやら握り寿司を頂く。ダイニングには電源がないので、席替えだが、思い切って4階のファーストクラスラウンジに行く。こちらも何時になく人がいたが、3階のラウンジよりは圧倒的に空いている。

 そしてこちらにはヱビスビールがあるのが嬉しい。改めてビールから頂き、出発までゆっくり過ごす。

JL805  JA304J B737-800 NRT→TPE

 今日はこれから台北に飛ぶ。何度かお世話になっているJL805便でこの後は台湾桃園へ。搭乗口は67番とのこと。遠くなので少し早めにラウンジを出る。
 だいぶ歩いて

 出発15分前に搭乗口に着いたのだが、搭乗開始予定時刻が11:15に遅れている。何かあった?

 待っているJA304Jを写真に撮ると搭乗開始の案内まで大人しく座って待つ事にする。
 11:15に搭乗開始。機内満席になる。非常口席を抑えていたが、ここも3人すっかり座る。
 11:25、Door close。

 搭乗が遅れた割にはドアが閉まるまで順調。遅れのお詫びがあり、理由として沖縄の台風と告げられる。沖縄西方に台風がある事で空路が混雑しており、管制の指示が出ているそうだ。よって飛行機は動かない。
 11:38に機長さんから状況の説明。台風の影響で沖縄の航空路が混んでおり、管制から離陸を12:20と指示されているとのこと。あと10分でスポットを出るそうだ。
 11:49、Pushbuck。11:55、Taixing。

 地上係員に手を振られ、飛行機は滑走路へと向かう。小さなB737を使うJL805だが、離陸はA滑走路から。延々誘導路を進む間に指定された12:20が近づいてくる。

 滑走路端に12:15。あと4分、待ちぼうけとはならない。何しろ後ろも閊えている。12:16 Takeoff RWy34L。

 すぐに雲の中。何しろ朝からずっと曇り空なのである。仕方ない。
 雲は低いようですぐに機窓は青空となる。

雲が段々と離れて行って12:26、満を持してベルト着用サイン消灯。

 飛行機は向きを変え、太平洋を西へ。台北まで4時間弱の空の旅となる。
 今日は生憎電源もないエコノミー席。そこで映画を見る。再生したのはもはや古典枠にあるラ・ラ・ランド。先日、映画の舞台であるロサンゼルスに行った際に乗ったエンジェル・フライトで映画ラ・ラ・ランドに出てきたって解説にあって。ラ・ラ・ランドは前に機内で見ているのだけど、エンジェル・フライトが出てきた記憶が全くない。
 映画を見ていると早々に食事の時間になる。
 ちょくちょく企画が変わる台湾線のエコノミークラス機内食。数年前にも名前を見た賛否両論という店とのタイアップ、だそうだ。前はちょこっとゆかり飯で自分の中では評判を落とした賛否両論だが、

 今度はだいぶ雰囲気が違うような気がする。

 メインは焼き鳥丼。


 副菜は切干大根にがんもどき。

 お好みで丼にかけるタレだそうだ。

 デザートはお馴染みハーゲンダッツ

 飲み物は久しぶりにジントニックを貰ってみる。
 食事自体はごくごく普通。ノンタイアップでテーマだけ決めていた北海道、九州シリーズと変わらないんでないかい、と言う気がする。店の名前は覚えたけどな。
 13:04、機長さんから飛行状況の案内。現在名古屋の南300㎞を飛行中。この先、1時間25分後に沖縄付近、1時間45分後に宮古付近を通過する予定。台風の影響で航空路が混みあっており、台北着陸は35分遅れて現地時間14:40に見込みとのこと。現地の天候は晴れ、気温は33度。成田より7℃高いそうだ。航路上1時間半は良好と思われるが、着陸30分前から揺れが予想されるとのこと。

 20分程で食事を頂く。飛行機は太平洋上を西に順調に飛行中。映画も順調に上映中。

 〆にコーヒーと思ったら何時の間にか日本茶も貰ってた。
 アイスを最後に頂き引き続き映画。確かにエンジェル・フライトが出てきた。一瞬だったけど。
 14:35になってベルト着用サイン点灯。いささか早いが揺れに備えてだったようだ。少々揺れて落ち着くと15:06、ベルト着用サイン消灯。とは言え10分後には着陸に備えて改めて点灯するとのこと。

 外は雲が目立つ。まもなく15:10、ベルト着用サイン点灯。時計を1時間戻すと台湾時間14:10となる。

 雲が目立つようになり、地上は見えない。揺れつつ高度を下げてゆく。14:25を過ぎてようやく地上がしっかりと見えてくるようになる。

 あまり視界も効かないようだ。地上がどんどん近付いてくると空港が現れる。14:29、Landing、RWy05R。

 滑走路は雨に濡れている。速度を緩めて誘導路へ。延々Taxingしてゆくと

 14:36、Spot in SP D10。
 降機。延々歩いて入国審査へ。桃園の入国審査はいつも混んでいる。今日も30分待ちと掲示が出ていたが、後になって窓口を外国人に割いたのでそこまででは無かった。分かったのは成田よりも桃園の方がやる気があるという事。
 既に荷物はテーブルを廻っていて入国となる。こちらで使うSIMを買い、両替をしてから

 到着便の案内を撮ったら自分の乗って来たJL805、既に表示から消えていた。
 時刻は15:20。前に桃園で大陸の人の入国とタイミングが一緒になって大変だったことがあったけど、今日は到着から40分程で事が済んでいる。この程度ならありがたい。
 今回の台湾は久しぶりに台北滞在。昨年開業した桃園捷運で台北車站に向かう。先日は高鐵桃園駅に向かったけど、その反対方向となる。
 台北まで、国光のバスだと125NTDだが、桃園捷運はそれより高い160NTD。何時の間にか1NTD=4JPYが近くなって、今日のレートだと630円ぐらいとなる。成田からの運賃よりは安いけど、あまりお得感は無い。

 1本、各駅停車を見送って

 直達車に乗る。台北へは直達の方が早く着く。その直達車。桃園機場始発だと思ったらお客さんが乗っていた。 

 こちらは固定クロスの座席が並んでいる。香港の機場快線を思い出す作り。2つドア両開きと言う作りだが、荷物置き場も用意されている。

 座席にはテーブルがあるのだが、

 飲食は禁止だとか。若干ちぐはぐ。
 列車は桃園機場のT1に停まる。ここでもたくさんお客さんが乗って立席多数となる。空港を離れると地下から高架に出る。

 案外と速度は延びないが渋滞のない鉄路。確実に台北市内が近づく。空いている高速道路を行くバスより遅いかも知れないが、渋滞した高速道路よりは圧倒的に早い。

 台北の隣町、新北の街を走り抜けると淡水河が見えてくる。ここで再び地下へ。台北車站には40分程で到着となる。

 この車両、京成スカイライナーのラッピングをしている。
 今日は台北車站近くにホテルを取っている。とはいえ、桃園捷運の台北車站は、台鐵や高鐵、台北捷運の駅からは少々離れいている。

 駅を出る。まだ地下の筈だが明るく開放的な駅だ。
 ここから地下街へ。比較的迷わずに歩く事が出来て、何とか目的のエリアに着く。ホテルにチェックインを済ませると17時前。まぁまぁのタイミング。
 今日は、と言うか今日だけでないのだが、滞在中はノープラン。あだ、何となくやる事リストはあるので、あとはどこから片付けてゆくか次第。まずは一番面倒そうな事からやっつける。

 17時過ぎ。再び台北車站へ。地下鉄に乗り向かうのは日本でいうと電気街みたいなところ。

 小奇麗な建物の中は小さな店の集合体。このビルの6階だったか、維修という店が集まるフロアがある。こちらで妻のスマホの電池交換を志す。ちょっと前の台湾メーカのスマホなのだが、電池の持ちが悪くなったとか。日本でも電池交換はやっているそうだが、台湾の方が安いのだとか。

 日曜日の夕方。案外と閉まっている店が多い中で何軒か廻る。この機種の電池を交換したい、という希望にメイヨウと言う回答。このメイヨウ。漢字で書くなら没有なのだが、どういう意味のメイヨウなのだろう。翻訳ソフトを駆使して意思を疎通すると、生産中止の意味合いでは無く、売り切れと言う意味のメイヨウと理解できる。次の入荷は一週間後、と分かり結局引き下がりざるを得ない。
 ホテルの近くにも手機維修の店がある事が分かったので、ひとまず今日は引き下がる。さて、次。バスで松山に移動する。

 バス停にはこんなクルマが停まっている。

 そんな中にバスが来る。グーグルマップの教えに従い、目的地最寄りと思しきバス停へ。少し歩いて前も訪れたことがある

 パイナップルケーキの名店へ。来た初日から難だが御土産を少々買い求める。荷物が重くなった所で今度は地下鉄で一駅。松山へ。
 松山駅からほど近い、饒河街観光夜市。こちらに脚を伸ばす。台北で夜市といえば士林があまりにも有名だけど、士林で人混みに紛れる程の元気は無い。でも夜市には行っておきたい。

 饒河街も混んでいる事は混んでいる。入口すぐ、人気の故障餅の店があり、そちらに並ぶ。


 その場で焼いている胡椒餅は1個50NTD。10分程並んで焼き立てを手に入れる。座って食べるところは無いので適当な所で立ち食いになる。

 並ぶ前に買っておいた台湾ビールを片手に

 改めて胡椒餅は熱々すぎて繊細な味まで分かりづらい。美味しいとは思うけど、もう少し冷めてから食べる方が良かったかも知れない。
 もう少し歩く。


 台南でお馴染み、蝦巻があったので食べてゆく。ちょっと雰囲気が違うけど、美味。
 更に東へ歩く。次に食事を伸ばしたのが、

 ミニトマトの飴。出来立てで少し温かく、これも冷めている方が美味しいから人気もちょっとは無い方が良い、と言う事になる。
 夜市の東端までやって来る。元気があれば折り返してもう少し物色、と言う所だけど少々疲れた。今日はこのまま帰る事にする。駅が遠いので、直行のバスを志す。

 夜市の騒々しさから離れてバス停に。この辺り、仏具街であった。店はまだ開いているが、物静かな時間が流れている。
 来る時と同じく205系統に乗る。少々運転の荒いバスだが座ってしまえば気にならない。このまま台北車站まで運んでもらう。乗換のない分、圧倒的に楽。

 台北駅前に戻ると21時過ぎ。まだまだ夜が早いが、今日は疲れた。部屋に戻って一本だけビール。早々に寝込む。また、明日。

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