2022-05-01

 目覚ましが5時に鳴る。目を覚まして何で?と一瞬思いこむ。よく考えると今日から出掛けるのだった。一瞬、完全に抜けてしまった。
 妻共々起きだして身支度。外は雨。予報通りではあるが、残念な雨。ただ朝の膳所だけ乗り切れば、後は雨雲を振り切れる筈。京阪電車に乗ることにして、家を出る。

 雨の中やって来た京阪電車は619-620編成。

 内装がこんな事になっていたとは知らなかった。軽く雨が降る中、6時過ぎに膳所の駅。乗り換え。少々の待ち時間がある。その間に外側線を

 はるか3号が通過する。このはるかと絡む普通列車があった筈だが、この春のダイヤ改定で減便されたのか。もう少し待つ間に

 1051列車も通過する。EF210-17号機牽引。

 ようやく乗るべき普通列車がやって来る。223系V2編成。出発。早速県府境を越えて京都駅、八条口へと向かう。少々雨が降る中、何とか傘の世話にはならずに

 リムジンバスへとお乗り換え。雨降る中を空港に向かう。途中、遅れている京王線恥辱の帳尻合わせ。まぁまぁ何とか目途が立つ。幸い渋滞することはなく45分で伊丹空港に着く。

 出発案内。〇が目立つ中、8時台に2本飛ぶ那覇ゆきが目立つ。
 〇は目立つが空港は混んでいる。受付に赴きスーツケース2つを預ける。2人でスーツケース2つの旅行も久しぶりだ。保安検査を受けてラウンジの中へ。空港が混んでいる割にはラウンジは空いている。大型連休の、利用者が増える時期を上級会員は避けるのかも知れない。
 席に落ち着く。目の前

 JL104が出発し、入れ替わりにJL101がやって来る。折り返しJL106となる機材はJA849J。A350-900が2機停まっていてこれがどちらも那覇行き。先発の2079便は本来、B737-800で設定されていたように覚えているが、A350-900が一定数揃ったのと、連休の多客対応が重なったからか、A350が2機揃う伊丹では珍しい光景になっている。

 ひとまず朝食を頂き、出発準備が整うのを待つ。その間に何機が誘導路を進み、そして離陸して雲の向こうへと消えてゆく。

JL106 JA849J B787-8 ITM→HND

 出発の30分前を切って席を立つ。先程迎えた到着機へと向かう。

 ひとまずの目的地は羽田。8:30のフライトに乗る。15分前についてみると間もなく優先搭乗が始まる所。早々に乗ってしまう。今日は普通席、後方の非常口座席を予約している。3人掛けの座席、AB席に落ち着く。間もなく非常口座席の説明がある。通り一遍の説明じゃなかったのでこちらも確認。このドア、翼の上でしたっけ?それともスライドが出るんですか?なんて聞いてしまう。客室乗務員、窓外をちょっと確認してからスライドですね、と答えてくれる。
 8:24、Doorclose。C席の主は来ないまま。3席を二人で使える事が確定する。伊丹までの飛行時間は45分との事。上昇中、降下中、揺れが予想されるそうだ。

 19番から8:20出発の那覇行き2079便が若干遅れている様子。向こうが動き出した後、こちらも動く。8:30、Pushbuck。8:36、Taixing。雨の降る中、誘導路を南に向かう。今日はA滑走路端を過ぎて更に南へ。RWy32Rの端まで進む。少々間があり、2079便が飛び立った後、順番がやって来る。滑走路へ進むと少々間をおいてフルスロットル。8:47、Takeoff RWy32R。
 大型機での離陸。普段とちょっとだけ視点の違い今日の伊丹カーブなんだけど、

 何せ朝からの雨雲。すぐに視界は奪われる。揺れながらカーブしてゆくと雲の中へ。少々揺れたまま上昇を続けると視界が開ける。8:53、ベルト着用サイン消灯。まだ揺れているので早い気がするが、ファーストクラスのサービス時間を確保しなくてはいけないし。着陸は9:35頃になる旨、案内がある。
 妻は文庫本を読み出し明日の予習。こちらは何となく機内誌を捲る。
 飲み物のサービスが廻って来る。コーヒーを頂くと

 カップに蓋を付けて貰える。
 飛行機は伊勢湾上空から東に向かう。9:07、あと25分で着陸、10分後にはベルト着用サインが点灯する旨の案内がある。さすがに伊丹-羽田。時間が経つのが早い。
 9:16、ベルト着用サインが点灯する。飛行機の窓外、

 雲が切れている所があって地上らしきものが見えて来る。伊豆半島らしい。また雲が出て来て視界が隠される。地上が見えると

 今度は房総半島。だいぶ高度を落としている。灰色の雲と大地、そして海を見つつ高度を落としてゆく。 

 君津の製鉄所が見えると東京湾へと最終コース。天気は悪いが東京湾は凪ている。高度を落とすと9:28、Landing、RWy34R。
 飛行機は誘導路を進む。その間に妻が客室乗務員に声を掛けられた。「失礼ですが、秋田県のご出身ですか?」と。と言うのも

 ブックカバーに「28個食べました」でお馴染み、秋田銘菓金萬の包み紙を使っているもので。それがきっかけで秋田県出身というCAさんと少々会話になる。
 9:35、Spot in SP14。

 どうせ降機は後の方。ゆっくりと支度してから機外へ。今日は乗り継ぎがある。出発は1時間少々後。ひとまず

 今乗って来たJA849Jを見てから

 次に乗る機材を見る。
 スタアラ塗装の着陸機が見えてよくよく見たらルフトハンザだった。コロナ禍でも国際空港は国際空港。普段の伊丹と違う非日常の景色に少々テンションが上がる。
 ラウンジに入る。伊丹でもラウンジは空いていたが、羽田でもラウンジは空いていた。食事にも中途半端な時間であり

 伊丹には無いカップアイスを頂く。カチカチでコーヒーを少し掛けつつ頂く。でも、ウイスキーと合わせても良かったかも知れない。

 到着機を見ている間に1時間弱が経つ。間もなく乗継便の搭乗開始時刻。そろそろと席を立つ。

JL315 JA09XJ A350-900 HND→FUK

JL315 JA09XJ A350-900 HND→FUK


 今日はこの後、福岡に飛ぶ。伊丹から福岡に飛ぶのに羽田経由、というのは訳が分からないが、どういう訳かそうなった。ひとまず搭乗口へ。大行列が出来ていて、これが事前改札の列だった。ほぼほぼ子連れ。さすがに連休。一方で優先搭乗の列は短い。ファーストのチケット持つ外国人の後ろに並ぶ。
 事前改札の対象者が多く、搭乗開始は少々ずれ込む。出発15分前を切ってからの搭乗開始。普通席の一番前に座る。
 今日の315便。数日前に

>この度はJALグループをお選びくださいまして、ありがとうございます。
>5月1日(日) JL315便は現在大変多くのご予約を頂戴しております。
>機内の手荷物収納スペースには限りがございますため、
>お手荷物はSelf Baggage Drop(自動手荷物預け機)または手荷物カウンターにてお預けくださいますようご協力をお願いいたします。

 なんてメールが来ているぐらい。搭乗開始が遅れ、さらに押して10:57、Doorclose。混んでいるのだが、3人掛けの席を2人で使える事になる。ありがたい。

 11:01、Pushbuck。羽田空港離陸後に雲の影響で揺れが予想されるとの事。福岡までの飛行時間、1時間35分と告げられる。
 11:06、Taixing。飛行機は誘導路を南へ。気が付くと海の方へと。D滑走路へと渡る。

 10分掛けて滑走路端へ。11:16、Takeoff RWy05。東京湾上をぐるっと廻る間に雲が出て来て視界が消える。灰色の窓外。大人しく上昇すると視界が青くなる。11:24、ベルト着用サイン消灯。

 飛行機は西に向かいつつさらに上昇を続ける。
 折角のA350。個人用画面を生かして番組を見つつの西ゆき。11:36、機長さんから飛行状況の案内がある。現在高度12,200mを飛行中。福岡空港には12:50の着陸を見込むとの事。福岡の天候は曇り、気温は18℃と告げられる。降下に際して軽い揺れが予想されるそうだ。

 飲み物のサービスが廻って来る。コーヒーに蓋を付けて貰える程度に揺れが予想されるようだ。

 飛行機は滋賀県、琵琶湖の上空に差し掛かっている筈。窓外の景色は見えないが、6時間近くかけてようやく目的地方向へ順路、となる。西へ。
 12:34、ベルト着用サイン点灯。

 ようやく雲が切れて来た。翼の上でなければもう少し地上が分かるかも知れない。飛行機は山口県内から玄海灘へと出てゆく。ちらちらっと青い海が見え、青い空と混じり合う。 
 島影が見えるようになると博多湾が近い。

 海の中道から福岡市街地。ちょっと西側のようで、今日は南側に回り込むようだ。市街地の外周を廻り込んで旋回。福岡空港への最終コースに乗る。12:51、Landing、RWy34。
 減速して誘導路へ。日本有数の混雑空港、最後の最後にスポット空き待ち、なんてこともあるが

 今日は大丈夫。12:53、Spot in SP10。
 降機は4段階に分かれて。順番が廻ってきて外へと出る。

 ここまで乗って来たJA09XJを見てから荷物の返却へ。妙にアップダウンがある福岡の空港。リニューアルして動線が悪くなった気がしてならない。
 手荷物の返却、メールに従い荷物を預けた人が多いのか、相当な人数が待っている。荷物の動線も良くないのか、だいぶ待たされた後、預けた荷物が手元に戻る。

 制限エリアの外に出ると機外に出てから20分近くが経っている。これでも早い方。最後に荷物を返される人は30分近く要するに違いない。
 昼食がまだだがひとまずホテルに向かう。午後、何度かお世話になるであろう地下鉄の1日乗車券を買ってから構内へ。接続良く、つまり写真を撮る間もないまま、空港を離れる。

 さらに乗換。箱崎線に。地下鉄の車内に日が差すと終点、貝塚となる。1月に来たばかり、な気がするが今日は貝塚最寄のホテルに滞在となる。

 1月に来た時には30分毎、という運転だった気がする貝塚線。今日は15分毎にあるようだ。前回のダイヤはコロナ禍中の減便ダイヤだった様子。
 少々早い時間だが、ホテルにはチェックインできる。今回は
「貨物列車専用Railwayビュープラン JRF公式グッズ付」
 なる宿泊プラン。そんな訳で

 3種類の中から選べるグッズを受け取り部屋に。5階建ての5階という部屋だが

 確かに目の前を貨物線が通っている。もうちょっと高い位置からの方が手前の建物が抜けて良かっただろうが、この部屋で最上階だった。
 14時を廻っているが昼食がまだ。ひとまず天神に出る。今日は地下鉄に活躍してもらう。駅へと戻ると

 箱崎線で来た道を行ったん戻る。電車は空いている。6両編成を持て余す程度の乗り具合で中洲川端まで。

 更に空港線に乗り換え。今度は電車が混んでいる。
 15時近くになったがようやく昼食。

 ベタだがラーメン。お昼と夕食の間隔が近付いていて、控えめにしようと思っていたのに

 ついうっかり替え玉まで行く。
 少々天神を歩く。そこまで人込みで混雑している訳でもなく、かといって賑やかさはあり、ちょうど良い街だ。貝塚駅周辺にスーパーが無く、天神で少々買い出し。荷物が重くなる。時間にも余裕があるので

 地下鉄で一度貝塚に戻る。ちなみに

 買ったものはこんな感じ。各土地の調味料を買うのは定番になった。ドレッシングは最近の流行。きゅうりのうまダレ

 は前回、福岡で買ってリピート決定になったもの。一応、公式サイトでは全国発売となっているのだが、近江では見た事が無い。
 夕方だが、子午線からだいぶ西に来ている九州博多。まだ日暮れには時間がある。夕食として居酒屋の予約をしているがちょっと間がある。まずは今日二度目の中心地へ。

 貝塚駅に停まるラッピング電車をちらっと見てから地下鉄構内。また1日乗車券が活躍する。
 箱崎線の終点、中洲川端で降りて少々。

 時間調整を兼ねて櫛田神社に行ってみた。狭い意味での博多の中心、とブラタモリで紹介されていた気がする。献灯に地元の名立たる企業が並んでいて感心する。

 山笠が展示されている。頭の中で五所川原立佞武多が思い至る。どちらの背が高いか、と考えたけど、無意味な比較だ。

 時刻は19時近いがこの時間でもお参りする人が後を絶たない。
 そろそろ予約した居酒屋に向かう。今回、ネットで予約したら、前にGotoEatで付与されたポイントが使えた。すっかりどうでも良くなっていたポイントがこの期に及んで生きる事になる。

 ひとまずサッポロ生ビール黒ラベルと大ジョッキで頂く。
 一緒に頂くのは地元の名物ども。

 ゴマサバ。

 ごぼう唐揚げとサラダ。

 鳥皮
 と言う調子。

 この調子でビールを飲むと明らかに飲みすぎなので2本目からは瓶ビールに切り替える。
 帰りは少々距離があるから、あまり飲みすぎないうちに切り上げる。20時過ぎの地下鉄に乗る。日曜夜の箱崎線は空いていて、がら空きの電車で貝塚まで。ホテルの部屋に戻って軽く飲みの続き。朝早い分、早々に眠気が深まる。

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