2024-06-23

 目覚ましを掛け、心がけて早く起き出した。旅先、那覇市内のホテルで迎える6月23日。沖縄にとっては祈りの日である。時刻は5時過ぎ。
 金曜日は一人で北大東という離島に行き、土曜日に妻と合流して沖縄本島にいるのだが、今日はまた別行動になる。なにせ航空券は先に確保していて、妻が沖縄に来るとは思ってもいないから、一人でそれなりに変な行程を組んで帰るつもりでいたのである。妻も夫の修行は応援してくれるが、自ら一緒に、とはならない。

 子午線よりもだいぶ西にきた沖縄本島にも朝が来ている。身支度をして多少重たくなった荷物を括ると6時前にホテルを出る。エレベーターホールまでは妻も送ってくれた。一人ホテルを後に旭橋の駅まで。

 那覇空港近くの基地から出庫するモノレールを見た後、

 那覇空港へと向かうモノレールを迎える。3両つないでいるからか、座れないけど余裕で立てる程度の乗り具合だった。始発を避けた事も幸いしたかも知れない。
 10分程で空港に着く。

 始発便は7時過ぎから。羽田行きが満席になっている以外は空いているようだ。久米島ゆきが朝1番、2番と機材整備の影響で欠航となっており、振替の案内が何度か流れる。
 荷物を預ける。伊丹まで通しで預かってもらい、保安検査の後、ラウンジに。出発まで少々。この時間のラウンジ、一昨日の昼間よりは空いている。

 軽く食事を頂く間に搭乗開始のタイミングとなる。早々に搭乗口へと向かう。

NU50 JA04RK B737-800 OKA→FUK

 今日、最後は膳所の自宅に帰るけど、まず飛び立つのは福岡ゆきで。7:10のフライトとなる。  


 待っているのはうちなーの翼、日本トランスオーシャン航空。その4号機、JA04RK。搭乗開始までしばらく間がある。お客さんは50人少々といったところか。今の所は空いている。今日はクラスJにアップグレードしておいた。空いているのか当日アップグレードでも2人掛けの窓通路と空いている所があって、その窓側を選んでいる。
 6:50に少し遅れて搭乗開始となる。先程指定した座席に落ち着く。搭乗が進んでも空いたままの機内。7:01、Door close。隣の空席が確定する。乗務員の紹介があって、福岡空港着陸時に揺れが予想される旨、伝えられる。
 7:05、Pushbuck。

 隣に羽田行きとなるらしいJA611Jを見つつ先に動き出す。7:09、Taixing。この時間、まだ動いている飛行機は無く、遮られる事無く滑走路端まで進む。

 早朝那覇着なんてフライトも無いから、そのまま滑走路へ。7:13、Take off RWy18L。

 一昨日、北大東へと飛び立ったのと同じ経路だがすぐに左に旋回、沖縄本島に沿って北上すると雲が多くなる。地上で見ている分には良く晴れた沖縄の朝だったが、上空から見ると雲混じりの沖縄の朝。

 よくよく見ると空港のあたりだけは晴れているのか。
 7:19、ベルト着用サイン消灯。福岡空港着陸は8:50となる旨、伝えられる。九州・沖縄と一括りにされるが、福岡までまだ1時間半。結構な距離。 

 飛行機の左手には本部半島が見えている。海岸線には透き通る沖縄海。
 飲み物のサービスが始まる。先頭なので一番最初に

 アイスコーヒーを頂く。一緒におしぼりを出して貰った理由は良く分からないけど、恐縮。
 7:37、副操縦士から飛行状況の案内が入る。現在奄美大島の西80㎞を飛行中。高度は38,000フィート。対地速度600km/hとの事。気流の変化により揺れが予想される旨、伝えられる。福岡空港の着陸は8:45頃。スポットへは8:50頃の到着を見込んでいるとの事。福岡空港の天候は小雨、気温は26℃だそうだ。
 飲み物のサービスが終わった所で、客室乗務員からシールを頂く。

 新作が出ましたので、との事。旧作を持っている訳ではないが、有り難く頂く。
 飛行機は薩南諸島から薩摩半島へと差し掛かる辺りを飛んでいる。 

 窓の外に変調を覚える雲。どうやら梅雨前線に掛かったようだ。8:07、降下を開始し10分後にベルト着用サインが点灯する旨が案内される。
 飛行機は薩摩半島の沖合を北上している。まだ鹿児島、と言いつつフライトは後半戦。

 雲が加速度を伴って厚ぼったく、禍々しくなる中を北上してゆく。飛行機は南シナ海を降下しているのだろうか。8:17、ベルト着用サイン点灯。さらに北上すると天草の西、沖合から長崎の先っぽをかすめて諫早辺りへと進んでゆく。思った以上に西の方を北上。福岡から遥か彼方を進みつつ、揺れ始める。飛行機は嬉野のあたりからさらに北上、伊万里の東を抜けてゆくようだが、北上を止めない。何なら福岡から遠ざかる勢いとなる。
 地上が見えるなら壱岐が見える辺りになる。このまま北上するなら釜山に行く勢いだが、さすがに旋回、向きを変える。

 すっかり雲の中。薄暗い上空を揺れつつも高度を下げる。現在地だけ見ると福岡が近付いているのだが、何処にいるのか分からないまま揺さぶられる時間が続く。それでも8:26、着陸態勢に入った旨が告げられる。

 地上が見える。玄海灘、というより博多湾という方が正しそうな場所にいる。8:37、Gear down。飛行機は「寂しい所ね」で名高い香椎海岸の辺りらへんを見つつ降下。福岡市街地へと差し掛かる。

 今にも降り出して川が溢れそうな水っぽい景色の所を眺めて降下。8:41、Landing、RWy16。減速して誘導路へと入ると

 J-AIRが屯する辺りに混ぜて貰う。8:46、Spot in SP12。
 準備が整い降機する。

 福岡空港の隅。写真が撮り辛い所からてくてく歩いて制限エリアの外に出る。乗り継ぎはあるのだが、少々時間があく。次のフライトは1時間半後。

 到着便は概ね早着となっている福岡空港だが、


 出発便は午前中一杯、ずらっと並んでいる。わずか1時間半後の搭乗便が遥か後方に控えている。
 時間があるので展望デッキに出てみる。梅雨空で雨という予報の福岡だったが、この時間は雨がやんでいる。

 アライアンス、FSCLCC関係なくごった煮みたいに並ぶ福岡空港のターミナル。普段乗り降りする伊丹では見かけない数ある航空会社が次々やって来るので、ついつい写真が増える。

 JIN AURが降りて来る。B737-800、HL8245。

 J-AIRが滑走路へ向かう。ERJ-190、JA244J。

 ジェットスターが降りて来る。A320-200、JA20JJ。

 ずいぶんと長いB787だとおもったら、B787-10だった。JA982A。

 JEJU AIRが飛び立つ。B737-800。HL8051

 J-AIRが降りて来る。ERJ-170、JA220J。

 先程降りて来たJA20JJが誘導路を進んで来る。

 先程のJA244Jが離陸してゆく。

 ジェットスターがまた降りて来る。A320-200、JA19JJ。

 先程のJA982Aが離陸してゆく。

 ピーチがスポットを離れる。A320-300、JA823P。

 タイガーエアが着陸してくる。A320-200、B-50005。

 JALが移動開始、スターフライヤーと同時でPushbuck競争となる、B787-8、JA849J。

 スターフライヤーが降りて来る。A320-200、JA24MC。

 JEJU airが飛び立つ。B737-800。HL8322。

 JALスターフライヤーのPushbuck競争。Pushbuckはスターフライヤーの方が先行したが、動き出しはJALの方が早かった。JA05MCが後を追う。

 先程のJA823Pが離陸してゆく。
 ここまでで20分。霧が無いのでやめにする。10時半の出発まで1時間ちょっと。そろそろ保安検査を受けて、制限エリアに戻る。10分程でラウンジまで着く。

 福岡空港のメニュー、那覇とも異なるのでついつい2度目の朝食になる。ラウンジからも滑走路が見えるので、先程と同じく離着陸機の撮影となる。

 ポケモンアライアンスメンバーのスカイマークが降りて来る。B737-800、JA73AB。

 中国東方航空が飛び立つ。A321-200、B-9906。

 ピーチが降りて来る。A320-200、JA202P。

 先程乗って来たJA04RKが折り返し那覇へ向かう。

 国際線を2機待たせて、FDAが先に離陸へ。ERJ-175、JA16FJ。

 先程のスカイマークがスポットへとやって来る。

 アイベックスが降りて来る、CRJ-700、JA05RJ。

 エアプサンが離陸してゆく。HL8528。

 大韓航空が着陸してくる。B787-8、HL8082。

 ベトジェットエアが離陸してゆく。A320-200、HS-VKO。

 ユナイテッドが降りて来る、B737-800、N35260。

 待たされていたJA04RKにようやく離陸の順番がやって来る。

 J-AIRが着陸してくる。ERJ-170、JA215J。

 FDAが着陸してくる。EFR-175、JA09FJ。

 先程のJ-AIRがスポットへとやって来る。

 JIN AIRが離陸してゆく。B737-800、HL8242。

 チャイナエアラインが着陸してくる。A330-300、B-18309。
 次の搭乗便、出発30分前になった。いい加減にラウンジ滞在は括る。そろそろ搭乗口へ。

JL3625 JA215J ERJ-170 FUK→KMI

 膳所へと戻る乗り継ぎの旅。次の目的地は宮崎となる。出発は10:30。6番搭乗口から。

 搭乗口に着いたが少々早かったようだ。まだ機内への案内まで5分少々間がある様子。

 待っているのは先程、着陸からスポットへと向かう様子を見送ったばかりのJA215J。しばらくの待ち時間に

 つい離陸機を撮ってしまう。エアソウルのA320-200、HL8255。

 いくらでも撮れてしまうがキリがない。いい加減、打ち止めにする。
 搭乗の案内があって機内へ。今日は翼の後ろ側に位置する窓側席を指定している。10:22、Doorclose。前方席は混んでいるが、後方は空いている。均して50%いかないぐらいだろうか。乗務員の紹介があった後、雲の影響で所々揺れが予想される旨、伝えられる。
 出発準備は整ったが飛行機は動き出さない。先程から見ていた通り、離着陸機共に混雑している福岡空港。早く準備が整ったから早く出発できる訳でなく、出発時刻が指定されているのだろう。しばらく地上が手持無沙汰にしていたが10:36になってPushbuckが始まる。10:40、Taixing。

 地上係員に手を振られて誘導路を進むが、滑走路端はすぐそくである。ここで停められる。着陸機や、先行する離陸機を見送った後、10:46、まもなく離陸する旨を伝えられる。ようやく動き出す。10:48、Take off RWy16。
 暗い雲が広がる中、飛行機は上昇してゆく。時々の揺れを伴いつつ

 薄暗く広がる福岡南郊の街並みは次第に雲に隠される。案外と大人しく上昇。

 雲を突き抜けてもなお雲のかかるフライト。それでもベルト着用サインは消灯した。時刻は10:56、宮崎到着、11:20になる見込みと伝えられる。
 ただでさえ短いフライトが、さらに天候の影響を受けている。そんな訳ですぐに簡単な機内サービス、すなわち

 キャンディが配られる。飛行機は福岡県内から熊本県内へと差し掛かる。11:02、ベルト着用サイン点灯。飛行機は阿蘇山の南側へと差し掛かる辺り。揺れが来る。

 落ち込むような感触もある結構な揺れ。長く感じたが、実際にはせいぜい10秒ぐらいだろうけど。揺れが落ち着き飛行機は南東へと。窓外、雲が切れて来る。

 いつの間にか平地と海岸線が見えて来る。飛行機はそのまま日向灘の沖合へ。旋回すると11:16、Geardown。宮崎市内の景色が近付いてくると11:19、Landing、RWy09。

 しっかり減速していって誘導路へ。福岡空港滑走路混雑の影響で遅れた旨のお詫びが伝えられる。11:21、Spot in SP5。
 準備が整い降機する。

 随分と揺れたがこの時間の宮崎空港、雨はやんでいる。JA215Jはこのまま福岡へ戻る。自分は

 さらに後の出発となる伊丹ゆきまで1時間程の待ち時間。一旦制限エリアの外に出ておく。
 宮崎空港、あちこちでパタパタが残る今となっては貴重な空港。到着の案内は

 パタパタ。各地悪天の影響か、微妙に遅れて到着する便が目立つ。

 出発の案内もパタパタ。遅れを引きずって遅れて出発する便がちらほら。
 宮崎からは伊丹に向かう。既に荷物を預けた時にチェックインが終わっているのだが、一度搭乗窓口へ。クラスJにアップグレードして貰う。空席が多いようで窓通路を選べ、しかも1人掛け席を出して貰える。
 改めて制限エリアの中へと戻る。宮崎空港には制限エリア内に共用ラウンジが設置されている。そちらで出発まで時間つぶし。

 そちらで今日の昼食用に買い求めたサンドイッチを。そして、ビールを飲む時間じゃないけど、うっかり炭酸水にアルコールが混じる。九州らしく焼酎のラインナップが豊富なラウンジなもので、つい。

JL2434 JA250J ERJ-190 KMI→ITM

 定刻12:15の伊丹ゆき。今日は5分遅れて12:20の出発との事。頃合いを見計らって搭乗口へ向かう。 

 時刻は12:05、出発15分前だったが、機内への案内は12:12との事。中途半端な時間設定に遅れを取り戻す意気込みが垣間見える。

 すぐそばのスポットにはこれから乗る機材が既に来ている。JA250J。羽田から来て宮崎からは伊丹に戻るらしい。この時間、逆に伊丹→宮崎→羽田と飛ぶ機材もいて、羽田と伊丹の間で機材を入れ替える運用に見える。
 表示されていたのとほぼ同じ頃に機内への案内が始まる。先程割り当てて貰ったクラスJ、一人がけの席に落ち着く。幅に余裕があり、上空に上がれば順光で景色が広がる最も恵まれた座席。それなのに直前で割り当てて貰えて、ありがたい。
 12:21、Doorclose。クラスJにもちらほら空席が残る状況。均すと半分乗っていないぐらいだ20240623123345ろうか。前便到着遅れの影響で遅れている旨のお詫びが伝えられる。上昇中、降下中、揺れが予想されるとの事。そのため、飲み物のサービスは冷たいものに限るそうだ。12:24、Push buck。12:28、Taixing。飛行機は誘導路を海岸線の方へと向かう。

 すぐに滑走路端へ。12:32、Take off RWy09。伊丹着陸予定時刻、13:25頃と告げられる。飛行機は宮崎市の郊外を見下ろし、右に旋回しつつ上昇してゆく。

 宮崎市内だけで見ていると梅雨の合間のまぁ悪くない天気。悪くないうちに出来るだけ高度を稼ぐ。機首を東に向けると宮崎市街地上空から

 日向灘へと出てゆく。雲混じりの宮崎を背に太平洋上を進む。12:39、ベルト着用サイン消灯。意外と揺れることなく上空までやって来た。しかし15分後にはベルト着用サインが点灯するとの事。
 機内サービスが始まる。冷たいもののみ、と言う事でアイスコーヒーを頂く。

 揺れに備えてか、カップに蓋を付けて貰える。大ぶりの座席と電源を生かして京王線恥辱を少々進めつつ飛行機は太平洋上、高知県沖へと向かっている。

 足摺岬かどこかが雲に隠れているらしい様子を左手に見て進む。12:57、ベルト着用サイン点灯。まだ高知県沖。フライトはまだ中盤戦。

 海岸線のみがちらっと見えて四国の大地は雲に隠れているが、どうやら室戸岬へと続く安芸の辺りらしい。
 飛行機ははっきりしない空模様の下、少々揺れつつ東に向かう。雲が出て来て視界が消える。飛行機は旋回してどうやら紀淡海峡から和歌山の辺りへと差し掛かっているようだ。
 視界がちょっと回復する。

 飛行機は泉南を左手に東へと飛んで行く。奈良盆地までゆき旋回すると最終コース。生駒を越えて八尾空港が見える所はしっかり見えていたのに、大阪市街地の中心に近づくと

 急に視界が悪くなる。13:17、Geardown。低い雲を見下ろしてしっかり見えない淀川を渡る。13:20、Landing、RWy32L。13:23、Spot in SP20。
 準備が整い降機する。今日は午後一のこの時間で終了。

 出雲への乗継が案内されているが。これは自分の予約ではない。

 JA250Jはこの後、新潟に飛ぶが、こちらも遠慮しておく。大人しく帰宅。制限エリアの外に向かう。那覇で預けた荷物を受け取り、外へ出る。

 宮崎では10分前後遅れた便が散見されたが、伊丹も遅れをもってやって来る便が目立つ。全国的な悪天の影響かも知れない。
 このままリムジンバス乗り場に向かうと13:50の京都ゆきに乗れるが、ちょっと待機。間もなく、那覇からの直行便がやって来る。このフライトで妻が帰って来る。自分が那覇を早々に出発して寄り道をする間、妻はゆっくりと那覇を出て直行便で。そして似たような時間に伊丹に着くから帰宅は一緒に自宅まで。まるで一緒に旅行してきたかのような光景だが、実際には8割別行動。

 14:30に出る京都行きのバスに乗る。日曜午後の京都行き。8割ぐらいは乗っているだろうか。名神高速は少々混んでいるが、流れ自体は順調。下道に降りてからの方が混んでいて、京都駅八条口には思ったよりも遅い到着となる。15:23の普通電車には間に合わず、15:30の新快速になる。膳所を通過する様子を横目に石山まで。

 京阪電車で帰宅すると16時を過ぎた所。余裕をもって帰って来たけど、自宅に着くと案外と時間が遅くなっている。明日の準備もあるのでスーパーで買い物をしてきて、平日用の常備菜の準備。ついでに夕食も自分でやっつけておく。

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