2020-12-30

年内もあと二日。そのつもりはないけど平日会社に行く日の時間にピッタリ目が覚めた。その必要は無いのだけどなぁ。
 眠れる気がしないので起きる。いずれにせよ今日は出掛ける。外はあいにくの雨。夜には雪になるらしいのだが、今のところは暖かい。雪の気配は感じない。
 妻も起きてきて身支度。7時前に家を出る。まだ外は雨。このタイミングでしか使わない筈の傘をさして駅まで。
 京阪電車。今日から休日ダイヤ。

 7時になっても薄暗い膳所の街。石山寺に向かう電車を送り、

 坂本方面に向かう列車に乗る。今日は膳所まで。普段なら歩く範囲だが、荷物が重いのと、雨降りなのと。
 乗り継ぎは細かく。膳所まで行き、

 雨の中やってくる東海道線に乗り換え、更に京都で

 雨に打たれつつバスを待つ。伊丹空港へのリムジンバス。30分毎に減便されていても半分も乗っていなかった。 京都市内、少々流れが悪かったが高速に乗ると巡航になる。40分程で伊丹空港の近くに。8:25には北ターミナルまで運ばれる。


 欠航便がパラパラ見える今日の出発案内。本当は10:30の112便を予約していたのだけど、12月24日だったかに欠航の連絡があった。振替は114便が指定されていたのだが、遅くなるよりは早くなる方がまだ良く、110便で取り直した次第。
 空港は今の時期にしては空いている。

 昨日総本店を訪れた叶匠寿庵、空港限定品があるそうだ。売り切れだったけど。どうせなら大津の山の上、長等の本店に人を惹きつける限定品を出してほしいなぁと思う。
 荷物を預け搭乗手続き。ラウンジに進む。

 ラウンジからは搭乗機の姿が見える。JA848J。出発まで小一時間。ひとまずまだ食べていない朝食を

 頂く。個包装のパンとおにぎり。今日のラウンジ、

 スープが復活していた。正確に言うとスープサーバによるインスタントの一品。まぁ今のご時勢なので、それでもありがたい。

 那覇ゆきのJL2081が出発する。
 9時10分を目安に搭乗口に向かう。

JL110 JA848J B787-8 ITM→HND


 小さな行列が出来ている17番搭乗口。こちらから羽田行きの110便は出発する。早々に優先搭乗で乗り込む。今日は普通席の一番前が取れている。

 数日前に変更を掛けたのだが、こんな良席が取れてしまった。空席案内での△〇〇と空席多数を告げていたので想像は付いていたがだいぶ空いている。
 9:23、Doorclose。3人掛けの所に妻と二人。真ん中の3人掛けは誰もおらず、反対側の3人掛けは1人だけ。そんな調子なので50%以下の搭乗率と思われる。
 9:27、Pushbuck。羽田までの飛行時間、40分との事。9:31、Taixing。

 地上係員に手を振られ、飛行機は誘導路を南に向かう。滑走路端で向きを変える。大阪市内の上空に黒い雲が見て取れる。滑走路へと入ると9:37、Take off RWy32R。

 左へカーブすると揺れる揺れる。風に翻弄されつつ飛行機は伊丹の北側を半周。さらにカーブすると

 雲が出てきて視界が遮られる。なおも揺れ。揺れつつ空を上ってゆくと青空がちらちら見えてくる。揺れが少し落ち着いて9:42、ベルト着用サイン消灯。ちょっと早い気がしたが、このフライト、ファーストクラスが付いている。サービスン時間を考えると、このタイミングか。

 青空も暗いがとにかく上昇してゆく。段々と空は明るくなり雲も切れ切れになる。

 雲の合間にどこかの地上が見えている。
 飲み物のサービスが始まる。冷たいもののみの提供とお断りが入る。揺れは断続的で仕方ない所。
 頂くのはスカイタイム
www.traicy.com
 この年の瀬にスカイタイムが代替わりして新しい味になっている。

 いかにも甘ったるそうな色合いだが、案外とさっぱりしているように思う。妻は甘かったと言っているから感じ方には個人差はある。
 コップの回収があった後、10:03、降下を開始する旨の案内が入る。5分後にベルト着用サインが点灯するそうだ。

 窓外に厚ぼったい雲が見えてきて10:07、ベルト着用サイン点灯。雲の中に入り強めに揺れる。ふわっと浮き上がるような感じにすっと落ち込むような感じ。結構な揺れだ。

 房総半島が見えてくる。雨が窓外を流れる。天気が悪いって予報だったなかなと考えていると東京湾へと入ってゆく。
 雨模様の東京湾を渡ると10:23、Landing、RWy34R。減速してゆくと第三ターミナルの様子が見える。ほぼほぼJALANAしか姿が見えない羽田T3。唯一、ハワイアン航空だけが翼を休めていた。

 10:28、Spot in SP15。ファーストとクラスJのお客様から降機の準備を、という事で分散降機となる。あんまり定着してる感は無いけど。
 とにかく降機。

 搭乗機を最後に一枚。折り返しは11:30のJL115となる。

 隣には数少なくなった数字4桁のレジを持つJA8980が駐機中。広島を往復したのち、函館へ飛ぶ合間らしい。
 荷物を待って制限エリアの外へ。

 欠航がちらほら見えるほかは概ね早着という今日の羽田空港。110便も早着してくれたので余裕がある。まずは早いけど昼食。これから親の所に行くのだが、食事は気が引けるので先に済ませておく。


 京急改札の近くにある卵かけご飯の店がいつになく空いていたので入ってみた。卵かけご飯¥560。味噌汁¥100。赤坂うまやという運営元、JR九州の関連会社だった。
www.jrfs.co.jp
 多角経営の優等生みたいな会社だけど、鉄道、飲食、ホテル、国際航路。このご時世に大変な業態ばかりで大変だ。
 この後は実家に直行する。ホテルに荷物を預けてからの方がいいのだけど、利点とリスクを秤にかけて、直行を選ぶ。列車を使って市中感染するは思ってないけど、人との接触機会は避けられるものなら避けた方が良いのだろう。

 羽田からのリムジンバスは空いている。気の毒なぐらい。今日の所は動いてくれる事に感謝。
 バスは湾岸線から横浜北線へと進む。懐かしの横浜を窓外向こうに臨んで生麦からトンネル。港北インターに出る。崎陽軒の工場やIKEAも懐かしい。
 実家の最寄駅まで行き、歩いて実家へ。ここまでずっと空いた乗り物でこれたのは幸い。ほぼ1年ぶりの実家となる。時折電話やメールで状況は聞いていたけど、実際に会うのは殆ど1年ぶり。療養中の父は足を悪くして車椅子生活になっている。年末になって急に悪くなったそうで。母は母でよく話をする。コロナの事はあるのだが、たまに顔合わせて話をしなきゃなぁと思う次第。
 16時過ぎにお暇いただく。さすがに寝食共にするのは憚られる。駅に出て都内へ向かう。


 久しぶりに小田急に乗る。快速急行が出た後の急行は極めつけに空いている。年末も30日の夕方。もう人の動きは無いのかなとも思う。
 今日は下北沢で降りる。今年の夏に亡くなった妻の祖母の仏壇にお線香をあげるために妻の叔母の所に伺う。妻は葬儀に参列したけど、時期が時期なので自分は遠慮していて、不義理な事の申し訳なさが、こんな時間の申し訳なさに勝った。
 下北沢の駅前。すっかり様子が変わっている。そしてこの時間に恐ろしく人で混んでいる。早々に離れたくなるような感じ。
 妻の叔母の所に伺う。お線香をあげてお暇頂くつもりが引き止められる。仕舞にはホテルをキャンセルして泊って行けとまで言われる。さすがに寝食を共にするのは何かあったら申し訳ないから、平に平にご容赦頂いたけど。
 うちの親夫妻といい、妻の伯母夫妻といい、子が出た後の夫婦二人のコロナ禍生活は、寂しいものなんだろうあぁと想像しつつ今日のホテルに向かう。都内、秋葉原の方なんだけど、新宿乗換は人込みが気になり、かといって渋谷乗り換えもどうかと思う。そんな訳で

 思い切って井の頭線を逆方向に向かい明大前まで。そして

 都営新宿線へと直通する区間急行なんて電車を捕まえる。狙ったわけではないが、人込みを避けての移動としては十二分な出来。乗り換えも楽だったし。秋葉原のすぐ南、岩本町まで運ばれる。
 投宿。秋葉原駅のすぐ近くで

 今日の部屋、電気街ビューである。肉の万世ビューでもあり、よく見ると御茶ノ水駅ビューでもある。

 手前には東北本線と新幹線の姿が見える。線路が近すぎる気がするけど

 でも悪くない。
 買い物だけして部屋に戻る。東京の多様性に富んだ居酒屋で飲みたい気分は凄くあるのだが、さすがに憚られる。部屋飲みをしてテレビを見ると途中で眠くなる。どうせ録画しているから、と途中、寝落ちた。

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