2019-04-13

 今日は無理無理朝の朝に起き出した。妻と共に眠い眠いと思いつつ身支度。5時過ぎに2人で家を出る。もう外は明るい。4月も中頃、日が長くなった。妻のスーツケースを引っ張って膳所の駅まで。

 膳所まで出て始発から2本目の電車。がら空きの普通列車は京都から快速。高槻で降りる。妻のスーツケースを引いて高槻市へ。

 さらに阪急とモノレールを乗り継ぐ。6時50分伊丹空港着。膳所から1時間20分。遠い。

 今日は月に一度の東京通い。父の様子を見に行くのだが、先日入院してしまったので文字通りのお見舞いで出掛ける事になる。母との連絡によるとだいぶ体調は回復しているようだが、さて。そこに妻が一緒なのは元々別の予定で羽田までは行動を合わせていた。そちらもずらせられないで状況を秤にかけて予定通りとした次第。
 今日の伊丹空港は妙に混んでいる。搭乗手続きの窓口も保安検査も。検査を受ける長い行列を伊丹で見るのはJAL破綻前以来だと思う。長い連休前だが人の動き活発な週末。
 その代り上級会員用の保安検査場は空いていたので早々に制限エリアの中へ。先月末に伊丹空港のラウンジは新しくなったのでそちらへ。保安検査を抜けてすぐに入口があって、エントランスは一つ上、三階に。 

 新千歳のDPラウンジを思い起こすような内装。最近の標準といったら標準だが、伊丹としては大変化だ。

 軽食は他のDPラウンジと同じような内容になった。パンとおにぎり。スープと味噌汁。スープはカレー風で。月替わりかも知れないけど、他では見たことのないものが提供されている。

 ラウンジの前は17番スポット。文字通り空港を一望できる素敵なラウンジになった。そうこうしている間に、

 羽田からの101便が17番スポットに到着する。折り返し8:30の羽田行き106便となるフライト。機材はJA771J。

JL106 JA771J B777-200 ITM→HND

 前便の定刻到着は目の前で見ていたので20分前を目安に搭乗口へ。最短動線で移動できるのはありがたい。

 搭乗は少し遅れて8:15。今回は予約がバラバラで席も少し離れる。後方窓側に腰かけて出発を待つ。機内の客席乗務員、都道府県の胸バッチを着用しているのは3月から変わらないみたい。シールはもう持っていないだろうけど。
 保安検査場が物語るように結構な混雑になる。それでもお客さんの行いが良いのか、JAL係員の努力のたまものなのか、ほぼ定刻、8:28にDoorclose。8:32、Pushbuck。羽田空港混雑の影響で遅れる事の多い106便だが、8:36、Taixing。順調に誘導路へと向かう。
 途中で停められないか冷や冷やしていたが誘導路を順調に進んで8:41、

 Takeoff、RWy32L。この調子なら羽田定刻到着が期待できるかも知れない。まだ分からないけど。

 飛行機は伊丹のカーブを270度廻り、大阪の街並みを見て東に機首を向ける。8:46、ベルト着用サイン消灯。外を見ると

 琵琶湖が見えてくる。琵琶湖の畔、家を出てから3時間が経過した所。新幹線なら、もうすぐ東京かしらん。
 乗るまでモタモタ、特に空港ではゆっくりしていたが、乗ってしまえば飛行機は早い。さっきまでの琵琶湖が一気に伊勢湾へと変わり

 そう思っている間に知多半島が見えてくる。どうしもて羽田基準で考えてしまうのでもう後半戦と思う。いい加減、伊丹基準に慣れないと、と思うが仕方ない。

 飛行機は浜松市街を見て右へと旋回。太平洋へと出てゆく。御前崎の向こう、富士山が小さく見える。前の人も写真を撮りだす。時刻は9時を過ぎ、そろそろ後半戦と思って、いいはず。
 飛行機は太平洋上南にだいぶ下った。羽田着陸時間の調整が入っているのかも知れない。

 ようやく左へ翼を傾けて富士山が近づいてくる。静岡辺りは少々霞んでいるようだ。

 9:08にようやく飲み物が廻って来る。後方座席なので遅いのは仕方ないがこのタイミングでベルト着用サイン点灯まであと5分の案内。サービスは間もなく打ち切り。
 飛行機は伊豆半島を眺めて降下を開始している。高度は5000mを切っただろうか。

 伊豆大島が見えてきて遠ざかると9:18、ベルト着用サイン消灯となる。飛行機は房総半島の先を回りながら、迂回しつつ羽田へと近づいて行く。南房総を突っ切ると

 東京湾上空で機首を北に向ける。左手には三浦半島が見えてくる。横浜の街も見えてきた。最後に左へ旋回。最終コース。

 川崎の工業地帯、鼻先を掠めて9:35、Landing、RWy34L。減速していって誘導路へ。16番スポットに到着するそうだ。案内の後、シャルルドゴールへお乗り継ぎの方、ジョンFケネディへお乗り継ぎの方と呼びかけ。午前便への乗り継ぎに106便をリスキーな気がするけどなぁ。

 今日は羽田-伊丹4往復8レグに充てられているJA771Jとは一度お別れ。制限エリアの外に出る。この先、妻とは目的地が違うのだが、京急までは行動を共にする。自分は川崎までなので横浜直通が便利だが、妻に合わせて品川方面の電車に揺られる。

 17T運用5506編成。この新形式は初めて乗る。蒲田まで。ここからは羽田で横浜直通のエア急よりも1本前に出る快特に乗り換えなのだが、

 ダイヤが乱れてエア急が先に来た。蒲田の出発順序は変わらなかったけど。

 77SH運用606編成。4分遅れているが川崎の乗換は幸い成立する。南武線から

 小田急に乗り換え。羽田から1時間。何とか何とか、指定の時間に待ち合わせ場所へ。
 毎日一度は顔を出すという母と一緒に父の入院先へ。先週連絡を貰った時にはだいぶ容態が悪かったそうだ。火曜日までは集中治療室にいたけど、回復して、それでもまだ個室だった。酸素の取り込みがまだ、とのことで酸素吸入器を付けていて見た目は痛々しいが、本人は元気そうだった。妻から預かった帽子をプレゼント。退院時に使うと言っている。まだ先の話に思えるが、タイミングよく診察の巡回にきた担当医さんによると、酸素の吸入器が外れたら退院できるそうだ。
 ちょうどお昼時になったのでお暇する。母と実家に戻り経緯と愚痴を聞く。体調を崩す前に買い物で混雑したスーパーに行っていたそうで、その時に菌を貰って覿面にやられたようだ。血圧も下がり、失禁して、尋常でないので日曜日に病院に電話をしたら連れて来いと。病院は重篤と言う判断で救急車を使うべき場面だったそうだ。いざと言う時はなかなか判断付かないとは思うが、父もすっかり懲りたようで、仕事に行くのは無理と悟った様子。そりゃ、77歳なんだし、もう十分に働いたのではないかと思う。
 看病のゴタゴタで母が倒れなきゃいいけど、と思いつつもお暇。大津に戻る。

 リムジンバスで羽田に出る。月に1度、お世話になっているバスだが、


 小変化。USBで充電できるようになっている。これはありがたい。電源が使えればもっといいけど、USB端子だけでもだいぶ違う。
 今日は客がいない。羽田もがら空き。なんてバス停の係員都バスの運転士が言葉を交わして出発。空いたバス、1時間少々で羽田。

 夕方の羽田も空いている。18:25のフライト、ファーストクラスもクラスJも△△となっている。勢いでファーストにUpしてしまう。たまの搭乗だし、まぁ良いか。

 羽田空港のDPラウンジ。奥にあった個室風フロアが通常の座席に置き換えられていた。座席を増やした様子。少し広がったかも知れない。混んでいる事も多いし、妥当な処置ですかねぇ。最新作の伊丹DPラウンジと比べちゃうと少々見劣りするけど。
 出発までしばらく滞在。

 メニューは3月と変わらず和風根菜スープ。ビールと共に頂きつつ、京王線恥辱を少し進めておく。

 外は夕方の羽田空港。まもなく日がラウンジに差し込むようになり、ブラインドが閉められる。

JL133 JA771J B777-200 HND→IMT

 伊丹への戻りは一人。133便にのる。出発は18:25。ちょっと前まで18:30出発で予約した後に出発時間変更のメールが入っていた。5分早めたのは定時出発を遵守し折り返し便の遅延防止するため、と思われるが

 今日の133便は5分遅れとのこと。なかなか5分を捻出できない様子。

 待っているのはJA771J。朝の106便で乗った機材。自分が見舞いをしている間に771Jは羽田-伊丹を2往復。この133便が7レグ目のフライトとなる。
 18:15を過ぎて搭乗開始となる。先程上げて貰ったファーストの座席に落ち着く。ファーストの料金よりも安価なスプリングコートを預けて新聞を出してもらう。食事の有無を聞かれて飲み物のリクエストも。

 今月は岩手県のレストランとタイアップ、とのこと。

 おしぼりを出してもらい気分が改める。
 18:34、Doorclose。到着遅れのため遅れている旨、お詫びがある。伊丹までの飛行時間は45分とのこと。18:38、Push buck。

 18:43、Taixing。地上に手を振るとお辞儀が帰って来た。地上からは客室で手を振っていると分かる、と聞くけど、夜でも分かるのだろうか。

 春の羽田は南風運用。飛行機は誘導路を北側へと向かう。18:48、Take off RWY16R。飛行機は東京湾の上。旋回しつつ上昇してゆく。18:52、ベルト着用サイン消灯。

 三浦半島の灯りが見えている頃、機内が照明が戻る。後方座席との間、カーテンが閉じられて機内サービスの開始。

 ちょっと遅れて19時過ぎ。食事が出てくる。

 前菜が3つ小ぎれいに並ぶ。

 伊丹線は飛行時間が短いので主菜を冷えたまま提供するそうだ。まぁ仕方ない所。

 パンは軽く温かだった。

 デザートがあって

 お酒も。
 飛行時間が短いのでしゃしんをとると慌ただしく頂く。どうせならもう少し時間の掛かる所でファーストクラスに乗りたいけど機会がないから仕方ない。

 シャンパンが空いたのでお代わりを頂くと、グラスを変えても宜しいでしょうかと。あと2分でベルト着用サインが点灯しますとのこと。まだ19:13だが。
 慌てて食事を終わらせてトレーを下げて貰う。まもなく19:17、ベルト着用サイン点灯。これから先、揺れが予想させるそうだ。

 シャンパンを頂きながら着陸態勢を迎えるのは初めての経験だなぁと考えていると奈良盆地の街灯りが見えてくる。次第に高度を下げて行き

 大阪市内が一望となる。通天閣もハルカスも、大坂城天守閣も見える。
 淀川の黒々とした流れを越えると伊丹への最終コース。19:33、Landing、RWy32R。今の所4分遅延とお詫びが入る。

 19:37、Spot in SP17。これぐらいなら、遅れは気にならないけどな。

 今日最終の8レグ目を控えて折り返し準備が始まるJA771J。数枚写真を撮ると今日は制限エリアの外に出る。モノレールにさっさと乗り換えてから、どう膳所まで戻ろうかと考える。

 南茨木までモノレールをなぞり返してから阪急線にする。1本普通電車をやり過ごしたのち

 準急で東へ。朝と違ってJRへの乗換地点は大山崎。ここからの方がJRへの駅は近い。数分歩くと高槻とは比べ物にならない、鄙びた山崎の駅に辿りつく。

 山崎から膳所は500円だが、京都220円と案内が出ていたので京都行きに乗ってしまう。京都から膳所は240円。分割購入で安上がりとなる。今日は荷物が少ないから一度改札を出るのも苦にならない。改めて京都から膳所まで行くと21時半前に膳所着。
 帰宅途中、ちょっと買い物。その途中、

 西武大津前の公園は桜がまだまだ盛りだった。明日の予報は花散らしの雨。今日が今年の桜、最後かなぁ。
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