2018-09-14

 スマホのアラームで目が覚める。まだ4時半前。物凄く眠気を感じるが起きる。
 身支度少々。5時前にはカプセルホテルを出る。今日はこれから伊丹空港へ。雨が降りそうで本降りにならない微妙な天気の中を歩く。駅までの歓楽街。客引きが煩い。もう5時なんだけど。不夜城だ。
 梅田の駅から阪急電車



 9300系、6000系、8000系の各々トップナンバーが梅田で顔を揃える。駅自体は空いている。朝帰りの人も少ないし、早朝から空港に行く人も疎ら。
 2週前、1日よりも20分早い電車で伊丹空港へ。着いてみると、

 チェックインはこれからという時間。少々待つ。6時になったとともに搭乗手続きを開始する旨のアナウンスが流れ、カウンタ前に並んだJALの係員が深々とお辞儀。つられてなのか、場が持たないのか、警備会社の係員も軽く頭を下げていた。

 今日は国際線乗継だが、地上移動有り。伊丹で出てきたのは第一区間の航空券だけ。クラスJへのアップグレード、キャンセル待ちだけ入れて保安検査を受ける。

 始発は関空より30分遅い7:10。まだ間があり、ラウンジに入っておく。と言ってもこの後、健康診断を控えているので食事も飲酒もダメ。京王線恥辱を少し進めておく。遅延回復の目途が立った所で搭乗口に。

JL102 JA622J B767-300ER ITM→HND

 出発20分前に搭乗口へ。まもなく優先搭乗が始まる。無事にキャンセル待ちに成功してクラスJへ。しかも窓側であった。最後のタイミングで乗ってしまう。

 待っているのはJA622J。機体右手の窓側席に座り出発を待つ。7:08、Doorclose。7:11、Pushbuck。伊丹までの飛行時間は45分とのこと。前線の影響で揺れが予想され、飲み物の提供は冷たいものに限らせて頂きますと断りがある。
 7:16、Taixing。伊丹の運用が始まって間もない時間。まだ早すぎるのか、空港は空いている。

 飛行機は順調に進み、7:20、Takeoff RWy32L。

 先程、梅田からの道のりで分かる通り天気は悪く、外は暗い。飛びだった直後の近景は見えるが

 大阪市内には低い所にも雲が見える勢いでこの先も天気が悪くなるであろうことが良く分かる。間もなく景色は雲に消される。待つ事しばし

 雲の上に出る。7:28、ベルト着用サイン消灯。羽田空港到着、8:05と案内がある。
 この時間、眠い以外の言葉が見当たらない。乗り物に乗る間はなかなか眠れない性質だけど、今日は寝たい。目をつぶる。時折何かの気配で目が覚める。飲み物はボトルを持って希望者にだけ渡しているみたいね。今日みたいな日はそれでいい。また意識が無くなる。
 7:38、降下中揺れが予想されるため、2〜3分でベルト着用サインが点灯する旨の案内が流れる。そのまま寝落ちたが、ベルト着用サイン点灯のベルで気づいた。7:47。
 そこからまた寝落ちる。どこを飛んでいるか全く認識しないまま、

 目を覚ますと羽田のD滑走路が雨に濡れていた。8:11、Landing、RWy34R。濡れた滑走路を減速し、誘導路へ。サービスが行き届かない事へのお詫びがあり、8:15、Spot in SP13。
 降機の際、機長さんからもお詫びの放送がある。立派かも知れないが、過剰な気もする。


 JA622J、この後は福岡行きだそうだ。
 この後は乗り継ぎだが、地上移動を挟む。一度荷物を受け取る。本来は成田に向かうのだが、

 9D運用、新逗子行きエア急。つまり横浜方面。

 京急蒲田で57H運用1719編成に乗り換える。横浜に9時過ぎ。これで健康診断の時間に間に合う事になる。
 伊丹のラウンジで取った検尿のサンプルやら何やらを提出して、2時間強の診断。前回より中性脂肪やら尿酸値やらが下がった。この数日の付け刃が効いたのか、日ごろの成果が出たのか、よくわからない。
 横浜から、今度は成田へ。時間があるし、アクセス特急を絡めて成田まで安上がりにと思っていたのだが、

 自分が健康診断を受けている間、京急線は人身事故で運転を見合わせていた。11:25運転再開とあり、30分程前の事。ダイヤが乱れている匂いがする。
 事故は京急鶴見。いかにも横浜から上り線、乱れがありそうだが、見ている限りは定刻のようだ。

 影響がないならと今のうちに昼食を済ませておく。今日はこの後、いろいろとぱくつくので軽めに蕎麦。麺食ばかりが続いている。ちょっと偏っているかなとは思う。

 軽く食事を済ませると移動開始。アクセス特急への接続する77SH運用1097編成は定刻にやって来る。これが遅れると接続が怪しいと思っていたが、大丈夫そうだ。

 快特は定刻に品川へ。ここで羽田からくるアクセス特急に乗るのだが、行き先案内に成田空港の文字が見えない。おや?と思っていると「この後の電車しばらく間隔が開きます」なんて案内がある。何か変だ。ひとまずこの目の前の電車で押上まで、と思い電車に戻る。
 泉岳寺だったか、後続のアクセス特急は運休、なんて案内があり、やっぱり、と思いになる。しかし、アクセス特急が運休ならどうやって成田に行こうか。
 都営浅草線内、どこかの駅で、「押上でアクセス特急に接続」なんて案内が聞こえる。断片的な情報しかないが、アクセス特急は本日に限り押上始発?なんて気もする。この電車で案内がないから分からないが、 

 結局。アクセス特急は押上で待っていた。一つ二つの違和感でここまでたどり着き結果オーライ。

 そんな訳で03K運用3051編成で成田空港へ。14時前に到着となる。

 電車は混んでいたが、空港は空いていた。係員もちらほらとしか姿が見えないぐらい。早々に荷物を預けて搭乗券を出してもらう。今回は予め指定していた通りの座席が出てくる。インボラ無し。そりゃ、何度も美味しい事は続かないよね。
 出国してひとまずラウンジ。久しぶりに酒を飲む。

 ひとまずビールとカレー。

 ついでシャンパンとチーズ、と言う調子。少々反動が過ぎるかも知れない。
 15時を過ぎて本館側のラウンジが混んできたのでサテライト側に引っ越す。

 S7のウラジオストク行きが出て行くところだったので撮っておく。パキスタン航空も時間が近いのだが、搭乗橋にはまだ姿が見えなかった。仕方ないのでラウンジに改めて。御移動ありがとうございます、と感謝される。ラウンジを梯子しているのが見え見え、と言う事。

 サテライト側はこの時間、空いていた。窓側の電源席に居を構える。


 食事は終わったので飛行機を眺めつつ京王線恥辱を少し進めておく。久しぶりの当日進行だが、まだ今日から遅れるのだろうなぁ。
 17時近くになるとサテライト側も混んでくる。混んだラウンジは好みではないので、もう一度移動。今度はカンタスのラウンジに。こちらは空いていた。

 数年前に一度来たきりだったが、何時の間にかビールがサッポロ黒ラベルになっている。これは良い。よく覚えておこう。

 食事はJALに劣るかも知れないが、必要十分。最後の30分。心地よく過ごす事が出来る。

 目の前にはこの後の搭乗機が姿を見せている。搭乗開始は17:25。そろそろ行こうか。

JL711 JA701J B777-200ER NRT→SIN

 夕方の成田T2サテライト。アジア方面への出発が重なり、人が溢れている。今日はこの後711便でシンガポールへ行くが、735便や811便なんてお馴染みの番号も聞こえる。

 出発30分前なのだが、遅れる旨の放送が入る。10分、15分の範囲みたいなのでそのまま待つと17:35になって事前搭乗が始まった。

 改めてJA701Jを眺めてから機内へ。今日はプレミアムエコノミーを買い求めている。

 枕と毛布の他にスリッパとアメニティの入った袋が待ち構えている。ただ、このままでは座れないので、あれやこれやを仕舞いこんで座席へ。
 満席との案内は無かったが、見た目よく埋まっている今日のプレミアムエコノミー。シンガポール線は比較的安価にプレミアムエコノミーのチケットが出ているので、人気があるのかも知れない。
定刻より遅れて18:04、Doorclose。シンガポールまでの飛行時間は6時間25分とのこと。途中揺れが予想されるそうだ。
 動き出さないまま18:18、機長さんから状況の説明。準備整っており出発の許可を待っている所で、シンガポールまでの航路が混雑しており、18:45以降の離陸許可となる見込みとのこと。
 18:27になってPushbuck。

 地上の合図で18:34、Taixing。延々延々、A滑走路へ向かう。調整無用。何もしなくても離陸は遅れる。19:00ちょうど、Take off RWy16R。

 地上の灯りを見下ろしつつ高度を上げてゆくと九十九里浜から太平洋へ。灯りも無くなる。しばらくガタガタしていたが、19:16、ベルト着用サイン消灯。


10分程でメニューとおしぼりが配られる。エコノミーに、個別に配るメニューがあったか、と思うが、中長距離線は扱いが違ったかもね。普段が格安フライヤーなもので。
 19:40になって飲み物のサービスから始まる。

 シャンパンにおかき、といういつもの不思議な組み合わせを頂く。この組み合わせで10年以上、慣れたというか慣らされた、と言うか。
 ゆっくり頂き、飲み干して次の食事を待つ。20:20を過ぎて食事の配布になる。

 中長距離線のエコノミー機内食は久しぶり。だいぶ様子が変わっている。

 ハヤシライスと車麩丼と言う二択だったが、自分で作るヒントになりそうな車麩丼にする。

 車麩、どこにあるのだろうと思ったら、卵とご飯の間に埋まっていた。


 前菜もタイアップ。未来の巨匠というか、未来が来かけている人たちの監修だそうだ。

 デザートも監修品。このセットに更に

 ハーゲンダッツが出てきたので目を疑った。
 食事が終わり、トレーが下げられる。ビールのお代わりはいかがですか?と聞かれたが、やめておく。1本目の映画が終り、2本目に差し掛かる21:39、機内消灯となる。少し寝たら?と言う事か。ひとまず映画を見続けるが、2本目が終わった所で場所を見ると台湾の南側。8月にシンガポールゆきの航路よりだいぶ北を飛んでいる。
 さすがに6時間は長く少し目をつぶると少し時間が流れていた。飛行機は中国大陸の南岸から付かず離れず飛んでいる。先月に同じシンガポール線に乗ったときよりも北側。恐らくは台風22号がフィリピンを伺う状況からの変更なのだろう。そしてこの辺も少々揺れ。23:36、ベルト着用サインが点灯する。揺れがしばらく続いた後落ち着いた頃に寝落ちる。気が付いたらベルト着用サインは消灯していた。
 24:00に機内が明るくなる。到着前のパンが配られた。

 空腹ではないが食べる。眠気が刺激されるのか、どこかしゃんとする。後、1時間25分で到着する旨の案内が入る。
 24:50、降下を開始する旨の案内。20分でベルト着用サインが点灯するとのこと。サービスも終了となる。25:13、ベルト着用サイン点灯。シンガポールと日本の時差は1時間なので、24:13となる。それでも日付の変わった後だ。時計を合わせる。
 何となく街灯りが見えてくるが、これは対岸、マレーシア領の灯りの筈。ようやく間近に灯りが見えて24:28、Landing、RWy20R。24:36、Spot in SP C22。

 延々乗っていたような錯覚を覚えるJA701Jとお別れして入国審査へ。深夜だからさくっと終わらせたいが、案外と並ぶ。15分ぐらい掛かっただろうか。荷物を受け取り、制限エリアの外へ出ると、

 1:10になっている。30分以上掛かった。

 最低限の両替を済ませた後で今日のホテルへ。既にMRTの営業は終了していて、タクシーを使う。Grabなんかの方が安いのだろうけど、現地で通じる電話がないと使いづらいのが少々難点。
 深夜だから道は空いている。シンガポール中心地。マリーナベイサンズなんかが見えてきた辺りでまるでサーキットみたいな所が目に付く。何だろうと思っていたら、この週末、シンガポールでF1開催なのね。全くノーマークだった。
 シンガポールらしい、結構なお値段がする安宿に投宿。711便だから遅くなる、と言う連絡は通っていて、名乗らなくても日本語で案内された。通されたのは一番最後まで残っていたらしいフロントすぐの部屋。車いす用でフルフラット、お手洗いも自動ドアという安宿なのに豪華仕様。
 落ち着くと2時になる。日本時間なら3時。今朝は4時起き、だったっけ?もう大人しくする。機内で飲み残した水を飲み干すと早々に就寝。

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