JL812 JA618J B767-300ER KHH→NRT

 成田行きの出発は9:30。8:50に登場の案内がラウンジに流れる。まだ早い、ような気がしたが搭乗口に向かう事にした。

 3社の便名が与えられた今日のフライト。以前はAAだけだったけど、CIとの間で日台路線が全便コードシェア対象となり、こんな事になった。コードシェアで取ろうとすると高いので、機会はないだろうが。
 搭乗手続きが混んでいたので、必然的に搭乗口も混む、と言う事になる。待つ事しばらく、9時過ぎに搭乗開始となる。

 着色ガラスの向こうで待っているのはJA618J。SS6仕様のB767台北路線よりも良い機材が宛がわれている。随分と思い切った厚遇だが、先程見かけたバニラが物語る通り、LCCとの差別化のため、であろうか。座ってみると、台北行きで乗ったJL97のA42より明らかに座席が広い。圧迫感がまるで違う。
 今回は事前の指定通りの座席、前方窓側、エンジンより前に位置するエコノミークラスに座る。見た所満席になって9:20、Doorclose.定時出発にご協力頂きましてありがとうございます、と機内放送の冒頭で告げられる。成田までの飛行時間は3時間。途中、梅雨前線の影響で揺れが予想されるそうだ。
 9:23、Pushbuck。延々押し出された後、 

 9:31、Taixing。地上係員に手を振られて、誘導路を進んでゆく。何度か経験しているRWy09へ。滑走路端で一息、呼吸を整える。9:36、Take off RWy09。

 街が斜めに広がり、そして視界が開けてゆく。雲交じりの台湾南部。

 昨日渡った 河が雲の合間に見えて隠れて。飛行機は右へ旋回。南へと機首を向ける。9:41、ベルト着用サイン消灯。何時になく早い。
 何時もならもう一回旋回して高雄上空へと差し掛かるのだが、今日は

 左に旋回、これで針路は南東だろうか。

 台湾の最南端へ続く海岸線が見て取れた。ちょっとルートが違うようだが、雲が出てきてどこを飛んでいるか、定かでなくなる。
 電源があるのでPCを使える。エコノミークラスでは隣の人が気になるのだが、遅れ気味なので少し取り掛かる。個人モニタで映画も見ているので、都合2画面。
 10:10を過ぎて食事のサービスが始まる。先程から何度目?という感じだが、日本時間ならば早めの昼食、という時間になる。

 前の高雄積み込みより、1品減ったかなぁ、というのが第一印象。変わった所では、スープが供された所。味噌汁が出てくることは結構あるけど、コンソメスープは珍しい。

 メインはポークハンバーグとメニューには記載があるが、野菜とご飯添えなので、ハンバーグ定食と言った所。

 前菜は蒸し鶏胡麻ソース和え。

 フルーツがあって

 デザートとなる。日本発便の内容を思えば、まぁ、こんなものかとは思う。味は悪くない。

 お酒はウィスキーをストレートで。それにチェイサーを貰う。普段こんな頼み方はしないが、今回は気まぐれで。
 食事が終わり、トレーを下げて貰う。引き続き、成田へ続くフライト。