週末金曜日は出張が入った。元々自分の中では予定になかったのだが、何時の間にか打合せのメンバーに組み込まれていて、一日出掛ける。
 目的地は名古屋方面。往復新幹線が妥当なのだが、折角なので飛行機にする。まずはJL201を目指して羽田へ。春先には特便割引の設定対象外になっていたJL201便。何時の間にか、特便割引の設定が復活していたので、目出度く出張で使えるようになっている。
 早く起きて南太田へ。何時もと反対、上りホームに立つ。やって来たのは

 73運用1545編成。羽田空港行き。このまま乗り通すと、横浜かどこかで座れるだろうが、さすがに時間が掛かりすぎる。途中で乗換。

 41T運用5305編成に。こちらは横浜を過ぎても混雑。案外と空港線内への需要があって、席は空かない。立ったまま空港まで。

 7:15過ぎに空港に着く。目指す名古屋中部ゆきJL201便までは50分程の待ち時間。だいぶ間があるが、ひとまず保安検査を受けてしまう。
 平日の朝、羽田のラウンジに入るのは三月以来。DPラウンジに脚を踏み入れる。ラウンジ内、明らかにお客さんの数が減っている。3月なら同じ時間、人であふれていただろうが、今日は割と余裕があった。

 ビールを飲む訳にはいかないので、おにぎりとジュース、スープで朝食代わり。コーヒーで〆るともうすぐ搭乗開始の時間となる。空港に着いて出発までの50分。余裕がありそうで、案外とない。
JL201 JA305J B737-800 HND→NGO
 搭乗開始の20分前に席を立ち、搭乗口に向かう。今日は18番からの出発。歩く途中に放送、中部行きJL201便のクラスJシートはご予約のお客様で満席になりました、と。一応キャンセル待ちは入れていたけど、3番目なんて整理券だったので最初からあてにしていなかった。

 搭乗口に着くと、既に優先搭乗は終了。後方座席の案内中。案内があるまで待って搭乗する。 

 待っていたのはJA305J。いつも通りに国際線仕様のB737。指定していた窓側の座席に落ち着く。
 8:02、Doorclose。名古屋までの飛行時間、45分と案内される。途中の天候はおおむね良好との事。8:06、Pushbuck。南に機首を向けて停止。8:10、Taixing。左手では地上のお見送りがあったのだろう。飛行機はC滑走路へと滑らかに滞る事なく進んでゆく。

 C滑走路へとやって来る。滑走路に入って一旦停止。そしてエンジンを吹かしだす。8:20、Takeoff RWy16L。浮かび上がると東京湾を眺めて上昇。海上がすぐに霞んて行く。この時期、視界が少々悪い。
 窓外に外環道が見え、荒川が見えてくる。霞んでいるが、場所は良く分かる。

 赤羽が見えてきた。機体自体は割と都心に近い所を飛んでいる。8:28、ベルト着用サイン消灯。窓外に西武ドームが目立ち、そして

 横田基地が見えてきた。霞んでいるなりに楽しめる今日の機窓。飛行機は中央線に沿うかのように、東京西郊の山地へ分け入って行く。
 珍しく水のペットボトルを持った乗務員が希望者に飲み物を渡している。話のタネに貰おうかとも思ったが、見合わせ。

 いつものキャンディーは忘れずに受け取った。

 8:35、甲府上空に差し掛かる。もうフライトは後半戦。中央線から離れて、アルプス山脈をショートカット。

 距離が短い分、低い所を飛んでいるので、山に差し掛かると残雪を被った山脈がくっきりはっきり、綺麗に映える。
 8:47、あと5分でベルト着用サインが点灯する旨、案内が流れる。窓外には恵那峡が見えているようだ。間もなく

 高蔵寺のニュータウンに躍り出た。普段よりも少し西側に寄ったアプローチ。そしてベルト着用サインが点灯する。時刻は8:49、10分で着陸とのこと。
 神領から勝川へ。県営名古屋空港も見えた。間もなく

 庄内川と枇杷島の三角線。飛行機は名古屋市の真ん中を飛んでセントレアへとアプローチしてゆく。郊外へと出ると、

 木曽川やら揖斐川が見えてくる。進路を変えると最終のアプローチになるようだ。伊勢湾へと入って行く。高度を落として水面を行く船がはっきり見えると空港も近い。8:59、Landing、RWy18。減速してゆき誘導路へ。

 10番スポットへと入るとのこと。隣に僚機が見えると9:04、Spot in SP10。

 手早く荷卸しが進み、旅客室内もドアが開く。降機となる。

 羽田と同じく、写真を撮りにくい所に着いたので、こんな写真でお茶を濁す。早々に制限エリアの外へ向かう。 

 今日はこの後、名古屋の支社で営業と待ち合わせて客先に向かう。ひとまず名鉄に乗ってしまう。急げば先発の特急にも乗れたが、余裕があるので後の電車にする。Wifiを生かして少し恥辱を前に進めておく。
 名古屋でちょっとした打合せと早い昼食。午後は客先へ。打ち合わせをすると15時半。これで解放の筈だったが、工場サイドが別件で話をしたいから、名古屋支社でテレビ会議をつないでくれと仰るので、支社に戻る。17時から1時間半程打合せ。最終的に開放されたのは、予定外に遅くなり19時前。

 さて空港に戻る。行きと同じく名鉄に乗車。次の特急は途中駅停車のタイプ。そこそこ混むかと思ったけど、金山を出ても余裕がある。隣は空席。

 軽く飲んでしまう。ヱビスビールに何か妙な物が付いているが、気にしない、と言う事で。
 セントレアには19時30分過ぎの到着となった。帰りの飛行機。出発まで1時間。

 さっさと保安検査を抜けて、ラウンジへと入ってしまう、

 2社共用のラウンジ。2005年の開業以来変わり映えしないが、ちょっと見ない間に椅子の配置を変えたり、備品を変えたり、ちょっと模様替えしている。

 お酒やつまみは相変わらず。今日は空港への移動中からビールを飲んでいるから、ラウンジではハイボールを軽くで済ませる。
JL208 JA303J B737-800 NGO→HND
 羽田行きの出発は20:40。20分前には搭乗口に着くように移動する。

 ほぼ20分前に優先搭乗が始まる。今日は早々に乗り込んでしまう。機体の写真は撮りづらいので、


 こんな写真でごまかす。待っていたのはJA303J。今朝のJA305Jが台北経由成田へ向かい、入れ替わりで成田から台北経由名古屋にきた機材が羽田へと向かう。乗務員も入れ替わっている。

 帰りは窓側席が取れておらず、非常口席の通路側に座る。キャンセル待ちで手に入れた空席だが、そんな状況に相応しく、見た目空席がない、ほぼ満員になって20:37、Doorclose。羽田までの飛行時間、40分と告げられる。飛行中、揺れが予想されるとのこと。
 定刻より早く20:38、Pushbuck。20:42、Taixing。羽田混雑で待機、なんて雰囲気は無く、軽やかに誘導路を進む。滑走路端に到着するとそのまま滑走路へ。20:48、Take off RWY18。
 知多半島沿いに南下すると、三河湾口に沿って東へ進路を変える。

 しばらく沿岸を飛んだ後に、少し南へ進路を変えた。そのまましばらく。20:57、ベルト着用サインが消灯する。
 早速機内サービス。短距離線ではお馴染みの、キャンディーの配布となる。

 今回の物、B737-800の登場10周年記念デザインだった。この10年、経営破綻を挟んで機材の小型化が進み、国内線では737が主力になっている。無事に10thを迎えられた事、JALのヘビーユーザーとしても喜ばしい所。
 21:03、あと5分でベルト着用サインが点灯する旨の案内が流れる。余りに早いが、フライト時間40分なのだから、もう半分が経過している。
 今日は通路側だから、と試しにお手洗いに立ってみた。

 普段の国内線なら、たぶんやらないであろう装い。国際線の間合運用らしい光景が広がっている。
 席に戻ると間もなくベルト着用サイン点灯。時刻は21:05。これから揺れが予想されるそうだ。飛行機は伊豆半島の南端から東へと進んでいる。軽く揺れた後、着陸態勢に入る宣言。今度は大揺れがきた。21:23、まもなく着陸のコールがあって、窓外に川崎の工業地帯が見えてくる。21:26、Landing、RWy34L。21:29、Spot in SP17。

 振り出しの羽田に戻った。まだ21時半過ぎ。21:50の新逗子行き特急に乗れるなぁと思いながら、制限エリアを後にする。京急の改札へと向かう途中、

 あれっと思う。空港線、みんな蒲田止まり?

 川崎から先、横浜方面の運転、目途が立たないらしい。川崎か蒲田からJRかぁと思いながら窓口で聞く。すると横浜行きのリムジンバスでも振替をやっているそうだ。

 ならばと切符を買って振替証を貰う。リムジンバスを志したが、今いるのは第一ターミナル。第二ターミナルで満席になりそうだったので、歩いて第二まで足を伸ばす。

 第二ターミナルでも横浜行きのバスを待つ行列が伸びていた。今日のYCAT行き、第二ターミナルで乗車制限をしているそうで、満席にはしないで第一に向かわせているそうだ。これなら第一で待っても良かったかなぁと思わなくはない。
 この時間の横浜行きは8分間隔。応援が出てくるそうで臨時便もあるらしい。しばらく待つ。1便来る毎にじわりと行列が進む。

 3台目だったか4台目だったか、臨時便があって乗る事が出来る。後ろに伸びる行列の勢いが鈍くなっていて「運転再開」なんて言葉も聞こえてきたような気がしたが、バスに乗ってしまう。
 バスは第一ターミナルへ。こちらには明らかに長い行列が残っている。第二での乗車制限、と言う事は聞こえたが、その配分は始発有利だったようだ。
 バスは早いぞ25分で横浜まで運ばれる。

 振替証だけ渡すと切符が手に残る。この先どうしようかと、京急の改札に行くと電車は動いている。逝っとけで快特-特急-快特-快特、なんて調子かなぁと思ったら普通車が仲木戸に居る、というので京急にする。手元の切符。改札は通らないので有人改札を利用。ホームに上がる。

 22:45過ぎ、37運用1589編成になる。南太田に23時前。直前まで南太田待避、と言っていた気がするけど、後続の快特は無く、さっさと出て行く。改札はそのままでは通れず、有人改札に行って事情を説明すると、丁寧に謝られた。

 22:10に運転再開だったようだ。殴り書きの文字が慌ただしさを物語る。
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