JL509 JA8979 B777-289 HND→CTS

 5月の連休。後半は家族旅行で北海道へ。千歳に飛ぶ。チェックインの時に気まぐれでファーストクラスへアップグレードしてみる。最近ではたまの飛行機旅行なので、まぁいいでしょ、って事で。考えてみると1月に秋田日帰りをして以来の空の旅、である。

 そんな訳で久しぶりにダイヤモンドプレミアラウンジに入る。移転してからは初めて。見た目はサクララウンジと変わらないねぇ。

 朝食時間帯なのでパンがあったり、ビールがプレミアムビールだったりするのがサクラとの違い。客層は、、そん変わらないかなぁ。軽く朝食としてパンを頂き、その後は時間まで昨日の恥辱をまとめつつ。

 ラウンジで待っている間に、14番スポットに鶴丸の飛行機がやってくる。よく見るとJA8979。元ぐるぐるセブンである。これが今日の千歳ゆき509便。搭乗橋を人が歩き出すのを見届けてからラウンジを出る。


 搭乗口に着く頃には最終案内が入っている。写真を撮ると機内に入る。機内一番前にある大振りな座席が本日のお座席。廻りをみると3〜4席空席があるだろうか。

 席に落ち着き新聞を貰う。布製のしっかりしたおしぼりも頂けた。飲み物のリクエストを済ませる頃、9:26、Doorclose。9:29、Pushbuck。今日も定刻の出発、となる。9:35 Taixing。
 飛行機はC滑走路へと向かう。渋滞なく滑走路端まで。9:43 Take off RWy34L。
 大井の埋立地、ゲートブリッジなどを眼下に見下ろす。まもなく雲の中。大きく揺れることもなく次第に窓の外が明るくなってゆく。雲の外に出ると一面の雲海、と思ったがよくよくみると雲の切れ目から地上がちらっと見えている。

 9:52、ベルト着用サイン消灯。まもなくファーストクラスとクラスJの間のカーテンが閉じられた。
 予めドリンクの注文が入っていたのだが、待つほどなく機内食と共に運ばれてくる。11時までの便は朝食時間帯。キャセイの朝食時間帯だとアルコール類は出てこなかったりするけど、JALの場合は「お勧めはシャンパンです」と言い切ってくれるから頼みやすい。そのシャンパンを和朝食で頂く。

 焼き鯖に卵焼きにと正しい日本の朝食をシャンパンで頂く。ラウンジでパンを食べてきたけど、この朝食はぺろりとお腹に収まる。

 飛行機は東北へと差し掛かっているようだ。右手の機窓には福島は浜通りの海岸線が見えている。10:14、機長さんから飛行状況の案内。5分程前に仙台の上空を通過したところ、高度は12,000mと告げられる。千歳の着陸は10:50、スポットに着いてドアが開くのが定刻の11時になる見込みだそうだ。

 この頃からまた空の景色は雲海となる。食事の膳は下げられ、シャンパンのお代わりを頂く。

 国際線のビジネスクラスで出てくるようなおつまみも合わせて供される。このままずっと乗っていたいような空の旅だが、終わりは着実に近付く。10:28、あと5分でベルト着用サインが点灯する旨、告げられる。高度をすこし落とし始めたようだ。実際の点灯は10:42。あと10分で着陸とのことで、電子機器の使用もNGとなる。

 雲が切れて青い海が見えている。その先に北海道の大地が見えてきた。寒々しい平野。その先の山はまだ雪をかぶっている。10:49、苫小牧に差し掛かりなお高度を落とす。そのまま着陸のようだ。10:55、Landing、RWy01L。11:00、Spot in SP12。

 外にでると想像以上に寒い。この連休、北海道は天候に恵まれないようで、冷え込んだ上に雨が降る、なんて予報が出ている。