ここしばらく浜松とか豊橋の駅弁を手にする機会が無かった。その間に浜松駅には見慣れない駅弁がちらほら。浜松の駅弁を夕食とする遅い移動は避けたいのが本音だけど、この春シーズン、何度かお世話になるに違いない。
少々高いなと思ったが、見慣れぬ駅弁に手を出しておく。
浜松の名物を散りばめるのは自笑亭の常套手段だが、餃子を入れたのは初めて見た。どうやら餃子も晴れて浜松名物と認められたようだ。
ビールは控えめに一本。駅弁を食べて恥辱を進めておく。静岡からはまたロングシートだから、リクライニングの椅子に座れるこの1時間が、ビアホールでもあり、書斎でもある。
静岡で乗り換え。今日は転換クロス→リクライニングシートと来てここからはロングシート。電車がめまぐるしく変わる。今度は静岡からの帰り道、通勤客を沢山乗せて電車は走るが、清水までである程度落ち着く。空いた電車で眠気を感じてzzzz。何となく富士は覚えていたが、その先もまた寝ていたような気がする。居住性は良くないがベット代わり、と言えなくはない。
電車は三島止まり。次の熱海行きを待つ間に買い出しを済ませておく。熱海まではロングシートの電車に立ってゆく。何気に三島と熱海の間、この時間は50分電車が来ないある意味、断絶区間。熱海は一応は静岡県なのだが、何ででしょうね。電車は混雑。
熱海からはボックスシート。先ほど買い求めたビールでビアホールの続きをやる。閑古鳥の鳴く車内には酒が良く似合う。でも調子に乗って飲んでいるといつの間にか電車が混んできたりするから油断ならない。東海道線の場合、列車と電車の境目は平塚かなぁ。平塚を過ぎるとボックス席といえども酒を飲むのは、はばかられる。
戸塚まで戻ると23時を過ぎている。地下鉄で自宅に戻ると日付の変わる頃。雨は上がった。
