駅弁を食べるともう速度が緩み始めた。熊本到着である。テーブルを戻し、ごみを捨てて降り支度。
このまま博多まで乗ってゆくのも良かったかなぁと思える快適な800系を捨てる。次に乗るさくらが来るのは30分後。その間に熊本始発、各駅に停まる博多行きつばめなんて設定もあるから列車の密度は濃くなる。
ホームに居ても仕方ないので一旦コンコースに降りる。残念ながら手持ちの切符で改札外に出る事は出来ない。熊本駅は相当変化を遂げた筈だが、それをゆっくり眺めるのは次の機会となる。
コンコースにも意外と何にも無かった。KIOSKが一軒あってここは鮎屋のシリーズを売っている。有名になった駅弁が近隣駅あちこちで売られるのは全国で見られる現象だ。そして
駅の立ち食いうどんの店に熊本らしく太平燕の文字。さっき食事をしたばかりのような気がするが、折角なので食べてゆく。
580円の太平燕。雰囲気は出ているし、出来合いだろうがそれなりに美味しい。