ラウンジ休憩、また休憩

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 まだ明るい時間帯。出発まで7時間ありますが、ラウンジに入ります。席に座ると係員がやってきて飲み物の注文を取るので「Green tea please」と。お茶なら胃に優しいかなぁと。
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 恭しく運ばれてきた緑茶。優雅ではありますが、中身はティーパックです。日本製。
 係員が向こうにダイニングがございます、と声をかけてくれる。でも食事どころじゃないから「No thank you」と。ただ、横になりたいので仮眠室はあるか、と聞いたら案内してくれた。
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 バスルーム!なのだが
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 横にもなれる。ほかにもシャワールームにトイレまでついた個室。ちょっとしたビジネスホテル並の設備が恐らく10室ぐらいあってこちらを使わせてくれるそうだ。
 ただベットの写真でもちょっと分かるかもしれないけど完全な個室ではなく、奥側の池を模した部分。ここで隣との仕切りが途切れるので隣室のシャワーの音なんかは結構筒抜け。とりあえず横になってきたけど結構気になって本格的には寝付けない。何度かうつらうつらはしたようだけど。
 胃が痛くなってきてちょっと耐え切れなくなり、水が貰えればと外の係員にお願いしに行く。「2号室?」って確認があったので部屋に戻っているとウェイトレスが恭しく運んできた。
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 ちょっと不思議な光景。お風呂に使ってお酒を何て事も出来るんだろうなぁと想像してみたけど、ここを使う機会はこれが最後。試せないのが残念。
 水を飲んで胃の痛みを抑えつつ、横になっていたけどどこかのブースにカップルが入ってきて物音を聞こえてくるようになったのを潮に戻る事にする。薬を飲みたいけど胃の中が空だとまずいし、と言うことで先ほど断ったダイニングに行くことにする。
 席に通され、普段ならアルコールを頼むところをお水にしてもらって、何か食べられそうなものを物色。でも、こんな時に食べられそうなもの、無いんだよなぁ。
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 スープを貰ってフルーツを少々。これで薬を飲んでしまう。ひとまず事足りるがもう少し何か食べられそうなものはないかと思う。ヌードルバーの麺なら何か食べられるものはないだろうかとウェイターに聞いてみる。何があるのと聞いてみてずらっと言われた中に「Japanese noodle」と言うのがあったのでそれをお願いする。
 頼んでから蕎麦って消化そんな良くないだろうと思い至りしまったなぁと思った訳だけど、出てきたのは
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 ラーメン。。。。。。
 さすがにこれは食べられない。具に入っていたシイタケとエノキ。これは食べる。スープを飲む。麺を少し食べる。なぜか唐揚げとゆで卵も具にはあるのだけど、申し訳ないけど大半を残しざるを得なかった。
 まだ20時半。飛行機の出発までは3時間以上ある。日本の新聞、衛星版が3紙あったので丹念に読み、どうやって運ばれてきたのか1紙あったスポーツ紙もあわせて読む。ラウンジ備え付けのPCでネットのニュースも眺めて。体調は小康状態を保っていて先ほど食べた果物が出てゆく事もないようだ。回復傾向とみていいのかな。ちょっと動く分には大丈夫なようなのでちょっと出かけて免税店でお土産も買う事が出来た。
 滞在6時間。時刻は23時を過ぎる。ちょっと早いが搭乗口に向かう。とりあえず動けるまでにはなった。ありがたい事だ。