2008-06-20

 4時半に目覚めるべく準備してねたけど、目覚めると4時前。もう寝れないなぁと起きて過ごして早めに出かける。
 家の近くで見かけた景色。

 何があったのかは不明ですが、仰々しい事限りなし。大丈夫だったんでしょうか。駅まで歩いて乗った電車は209系

 75編成。大船からの一番電車。こんな時間に電車に乗るのは関内に越してから初めてですけど、この電車の前、磯子始発が10分毎にあることには驚きました。始発の後、40分ほど間隔があく洋光台とは大違い。根岸線は横浜まで。横浜からは


 バスに乗り換え。羽田を通り過ぎ、お台場を過ぎて向かう先は成田空港。

 1時間半ほどで到着したけど、

 最後の最後、検問所で抜かれた京急バス。どうみても10分後のYCAT発だよなぁ……

 10分差を思い切り刺された気がしないではないけど、着いてみれば7時前。搭乗手続きの始まる前。ひどく余裕がありすぎる。 

 7時少々前。空港の出発ロビーはまだ閑散。
 搭乗手続き開始。まるで10時開店の百貨店のような一斉のおじきに迎えられて搭乗手続きをとり、今度は7時半の出国手続きを待ってこれまた1番に出国。ひとまずラウンジに。

 いい加減お腹が減ったので朝食を。ずいぶんと量の多い朝食になりました。

JL731 JA8078 B747-400 NRT→HKG

 飛行機の見えるラウンジは非常に居心地が良い。時々やってくる各国の飛行機を眺めながら食事を頂く。


 マレーシア航空にエールフランス
 飛行機の出入りを眺めていると8時ちょっと過ぎた頃。目の前のスポットにやって来たのは

 JA8078。これがこれから乗る10時ちょうどの出発、JL731便、香港行きとなる。
 まだしばらく時間はあり、ラウンジで酒を飲みながら恥辱を進めたり、マッサージを受けたりした後、9時半過ぎの搭乗開始の案内を待ってすぐ隣、61番スポット。

 既に搭乗開始となってからしばらく時間が経っているのか行列はなし。とは言え中に入ってみると結構混んでいる。指定した2階席は概ね9割程度は埋まっている様子。足元の広い座席だからまぁ楽ではあるのだけど。
 出発、若干遅れている様子。10:02、Door close。香港までの飛行時間は3時間50分との事。上昇中ゆれが予想されるそうだ。あいにくの梅雨前線の影響らしい。10:05、Pushbuck。10:10、Taixing。微かなエンジン音が2階席の耳元に届く。A滑走路へと成田空港の複雑な誘導路を進んでゆく。 滑走路端が見えてくると4〜5機ほど並んでいる様子。機長から案内があって後10分ほど、離陸まで要するそうだ。あわせて詳細な案内も。香港到着は定刻よりも早く13:20ごろ。天候は曇りで気温は30℃、1時間ほどは梅雨前線の影響で揺れ続ける事も告げられる。
 1機、1機と飛び立ってゆき順番が廻ってくる。10:32、Takeoff、RWy34R。
 窓外はあっという間に雲に包まれる。軽く揺さぶられていると次第に窓の外が明るくなってくる。だんだんと青空が見えてきて10:40、ベルト着用サイン消灯。

 雲海の上を飛ぶB747-400 

 機内は概ね満席。3列席の真ん中も埋まっている。乗った時にちらっと見た感じだとビジネスクラスは空いているのかなぁ。
 消灯はしたものの、少々のゆれ。どこまでも雲の連なる景色で今日は富士山、見えそうにも無い。揺れながらの機内をワゴンが廻ってくる。まずはドリンクのサービスから。

 先ほどラウンジで多少飲んできたばかりですが、ビールを頂き、おつまみをもらいます。飲んでいる間にも少々の揺れ、揺れ。この調子で日本国内を抜ける間は揺れ続けるのでしょうか。梅雨時ゆえ仕方ないと言えば仕方ないです。
 ビールを空けてふと外を見ると

 ちらっと地上目視。これ、恐らく大阪府南部なんでしょうね。海の中へと伸びる一筋の線、その先に雲に隠れているのは関西空港でしょうか。時刻は11:13、離陸してから45分ほど。高度は12,200m、対地速度は850km/h。少しの揺れを伴いながらすべて順調に飛行中。
 11:30を過ぎて今度は機内食のサービス開始。ちょうど

 四国に差し掛かったところ。成田を飛び立ってから1時間ほど。機内食はハンバーグか白身魚のどちらかを選択できる。

 こちらは白身魚

 こちらはハンバーグ。
 白身魚を選ぶと必然的にご飯。ハンバーグだとパン。洋食or和食という言い方も出来ます。覚悟していたよりは良いかなぁというのが率直な感想でしょうか。見てくれはとにかく、味は悪くないかと。
 ワインも一緒に頂いてゆっくりと食事をすると飛行機は四国から九州を抜けて東シナ海へ。

 トカラ列島の西側を順調に飛行中。

 外はまだまだ一面の雲海。沖縄は梅雨明けを迎えているはずだから、この辺りがちょうど梅雨前線の南端にあたるのだろうか。
 最後にコーヒーを頂く。窓の外を眺めているとだんだん雲が薄くなってゆく様子が分かる。そして一面の青。空も海も区別なくどこまでも青い世界。何か急に夏がやってきた。
 13時過ぎ。台湾上空に差し掛かる。

 良く見ると地上の様子が見て取れる。香港まではあと1時間少々。4時間弱の飛行時間のうちの3時間近くが日本なのだから日本も広い。
 さすがに疲れが出たのか少々睡眠。せいぜい15分か20分程度だろうか。目覚めて窓の外を見ると、

 海の向こうに見えているのは中国大陸。あと45分で香港に着陸だそうだ。
 13:50、降下を開始。だんだんはっきりと中国大陸が見えるようになり、14:02、ベルト着用サイン点灯。香港の天候は晴れで気温は32℃だそうな。梅雨前線を飛び越えたらそこに広がるのはやっぱり夏、って事か。
 まもなく真下に緑の濃い大地が見渡せるようになる。どこか良く分からなかったけどどうやら半島側、新界の上空から香港の空港へと向かう様子。14:13、Geardown。早いなぁと思っていたけど、すぐに海が現れて空港がすぐそばであることを知る。14:16、Landing、RWy25R。
「現地時間で13:16」と初めて案内が入り、ここで初めて時計を1時間ずらす。13:24、Spot in SP41。
 通常であれば新交通にのって入国審査へと向かう所だけど今日はずっと歩いてみる。

 途中見かけたのは南アフリカ航空の飛行機。はるばるヨハネスブルクからと思って眺めます。
 入国審査までは歩いて10分ほど。新交通に乗ったほうが早いでしょうが、各スポットを眺めてゆくのも、なかなか良いものです。

夏の香港

 入国審査をパスして空港へ。市内へはやはり機場快線が便利。往復のチケットを買おうとしたら、二人用を片道ずつ買った方が安いよと係員。確かHKD140。22%引きだから対したもの。

 改札の無い空港駅。いくらでもキセルできそうですが下車駅でしっかりチェックが入るのでそれは無理な話です。
 やってきた列車で香港市内へ向かう。空港を離れるとさきほど眺めた海と半島の景色。

 青空と濃い緑が本当にまぶしい。空に沸く雲はどこまでも夏空。
 20分少々で列車は九龍に到着。ここからホテルまではシャトルバスで。前はエアポートエクスプレスで来た証拠を見せろと言われて、切符さっき回収されたじゃんと難儀したけど、今日はどういうわけがフリーパス。事情は良く分からない。10分少々待って運転の荒いマイクロバスで前回と同じホテルへ。あいにくと用意されてた部屋、10階だったのが準備が出来ていないようで通されたのが5階。

 でも一応、遮るものがないので香港島、きれいに見えます。
 入国がスムーズに行ったのでまだ香港時間の15時。きょうはこれから出かけます。

 少し歩くと尖沙咀。ネーザンロード沿いの怪しげなビルの両替商で日本円を香港ドルに両替するとJPY10,000がHKD718に。HKD1がJPY13.92。12月の時よりかなりレートが良い。ちょっと嬉しい。
 香港ドルも手に入った所で出かける。地下鉄の尖沙咀駅から荃湾線に乗車。香港島の中環、半島側の尖沙咀を通る香港一の賑やかな路線らしく平日の夕方、まだ早い時間だけど結構な混雑。北上にするにつれて少々車内が空いてゆき、乗換駅、荔景で電車を降りる。

 荃湾線の電車、荃湾へと向かう。
 荃湾線と東涌線の乗り換え駅である荔景は同一ホームで荃湾線荃湾ゆきと東涌線東涌ゆきの乗り換えが可能。待つほども無く東涌ゆきがやってくる。

 東涌線の車内。こちらは比較的空いている。荃湾線電車がもう1本到着し乗り換えが終わるのを待ってこちらも出発。滑り出しが非常に良く気持ちよく飛ばしてゆく。
 東涌線はさきほど空港から乗ってきた機場快線と同じ線路。機場快線よりは停まらないけど駅の数は相当少ない。繁華街を行く荃湾線は中環-荔景は11駅。より海側をゆく東涌線の香港-荔景は5駅。東涌線は一種の急行線みたいなものだけど、その割には空いている。
 東涌線に乗ることわずか二駅。と言っても相当遠くまで来た。今度も乗り換えは欣澳。ここも平面乗り換えで向かいのホームへ。やって来たのは

 こんな電車。

 こんな電車。

 こんな電車。

 こんな電車。
 連れてかれたのは、こんな所。当然と行ったら当然かもしれませんが、

 香港ディズニーランド・リゾート
 http://disneyparks.disney.go.com/dpj/ja_JP/index?name=HKDLHomePage

HKDL

 っー訳でいきなり観光全開ですが、今日はこれからディズニーランド。時刻は香港時間で17時ちょっと前。閉園は20時なのでこれから入場だと3時間ほど。平日の入場料はHKD295。日本円で4,100円だから決して安くはないですが、この暑い時期に朝から晩まで遊んで廻るのもどうかと。同じように考える人も多いのかこれから入場する人もちらほら。残念ながら日本のように夕方からの割引券はありません。
 少し日が傾き始めた香港。まだまだ暑く、ひとまず最初に向かった先は

 メインストリートUSAでお茶を。お腹も減ったもので。パンを食べているとスズメが幾羽も寄ってくる。

 パンくずを投げてやると殺到するスズメ。こうやって餌を貰っているだろうにずいぶんと小さいなぁとしばらく感心しながら眺めつつ何でだろうと考える。暑い気候では小さめにして体重あたりの表面積を大きく取った方が良いのかと言う事実に気付くまで暫く時間を要した。
 さて、あるようで無いような時間で空いているようでそうでもない遊園地と暫くの間、格闘。

 バズ・ライトイヤーアストロブラスター、15分待ちだそうだ。そんなものかと並ぶ。

 広東語なので何を言っているかさっぱり分かりません。
 始まってしまえば何のことはないシューティングゲームですけど(っーかこういうのあんまり縁がないし)でもなかなか楽しい。楽しいだけで点数は全然伸びないのだけど。
 調子に乗って

 スペースマウンテンへ。5分待ちって短くない?と思うけど5分以上待たされたな。

 中で待っている分にはまぁ良いですけど、暗闇の中でいきなり上へ右へ下へと行くのは結構きつい。暫くしていると目が暗闇に慣れてきて軌道が見えるようになる。身構える事が出来るようになったけど時に不意に体を思い切り持ってかれるとやっぱりキツイ。
 少々ふらふらになったので今度はリハビリ。

 列車に乗ります。結構本格的。ただし先頭に立つのは蒸気機関車に見せかけたディーゼル機関車
 客車も結構本格的。軌道は幅762mmかなぁ。計った訳でないのではっきりは分かりませんが。

 今度はアドベンチャーワールドのジャングルリバークルーズ。そろそろ薄暗くなってきました。
 行列は英語用、広東語用、北京語用の3種。船頭さんの使う言葉で分かれます。

 作り物の動物はとにかく、ものすごい狭い隘路に船を突っ込むテクニックやら、船の泊まったそのすぐそばでいきなり燃え上がる炎とか、本物はかなり楽しく、なかなか。もう一回乗りたいなと思ったのはここだけの話にしておきます。
 そろそろ暗くなってきました。閉園まであとひとつかな。適当に入ったのは

 ミッキーのフィルハーマジック。3D用のめがねを渡され待つことしばし、屋内のアトラクションは涼しくて良い休憩にもなりますが、なかなか良く出来るし芸も細かく。思った以上に楽しめました。
 さて20時。そろそろ退場ですが最後に、ディズニー・イン・ザ・スターズ。

 う〜ん、シンデレラ城落城。

 無念じゃ〜と言う声、聞こえたとか聞こえないとか。
 人の流れに乗って帰路に着く。みんな先ほどの電車で帰り道、と言うわけではなさそうで、駅に向かったのは半分弱ほど。ちょうど電車が出発する所に間に合う。ちょっと乗る車両をずらしたら座ることも出来た。欣澳までは3分少々。すぐに到着。

 香港方面へは階段を渡ることになる。迪士尼線の専用電車、上から眺めてもなかなか良い雰囲気。というか上から見られること前提にしたデザインかなぁ。
 帰りは行きと同じ道。12分毎の東涌線は出たばかりで空港へ向かう機場快線の快走する姿を眺めながら電車を待つ。迪士尼線がまた1本やってきて行列が長くなる。東涌線の電車、ヘッドライトが見えた頃にまた迪士尼線がやって来た。電車、何とか座れる。途中、茘景で乗り換えて尖沙咀へ戻ると21時過ぎ。
 夕食がまだこれから。今日は軽くワンタン麺を頂くべくやってきたのはこんな店。

 桂記雲呑麺。

 店内のメニューを。値段のところに張り紙があり、最近値上げした様子。どこもやっぱり大変です。

 野菜を別に頼むのが基本なようで。芥蘭と言う中国野菜はHKD11。

 これが海老ワンタン。ごろごろ入ったワンタンの中は何尾もの海老がぷりっぷり。食べても海老、海老。これでHKD19。
 さすがに疲れたので歩いてホテルまで。途中のスーパーでビールを買いましたが、いつの間にかスーパーでもオクトパスが使えるようになってしまいた。

 良く分からない銘柄のビールは中国産。値段はHKD2.5。もともとビールの安い香港ですが、その中でも特に安かった。味はまぁまぁ。

 電気を消して対岸、香港島の夜景を撮ると疲れがどっと。そろそろ横になります。

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