2008-02-05

 鶏の鳴き声で目覚める。やっぱりまだまだ外は暗い。まだ寝ようかとゆっくりしたけど、結局は寝付けない感じで6時を過ぎたぐらいから少々恥辱を進めておく。
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 明るくなってふと外を見ると、そこで行われていたのは托鉢。本当にタイにいるんだなぁとしみじみしながら見守りました。
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 今朝はゲストハウスのレストランで食事を頂きました。欧米系のお客さんにはトーストと卵、それにフルーツなんてメニューが人気の様子。うちの両親も頼んでましたが、自分はあくまでタイ料理。
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 トムヤンクンにライス。みんなが飲んでいるのでついついコーヒーを頼んでしまったのは(笑)ですけど。
 今日も引き続き遺跡見学をする事にした。ただし、スコータイから少々距離のあるシーサッチャナーライと言うところに行く。
 シーサッチャナーライは今いるスコータイから北へ50kmほど。スコータイ王朝の第二の都市でやはりたくさんの遺跡が残っている。
 距離があるので昨日のようにソンテオを貸しきってというのは少々無理がある。となるとバスでシーサッチャナーライへ行き、現地でレンタサイクルを借りるのが常道ではあるが、歳の行った両親の事を考えると無理が有り、結局スコータイから自動車をチャーターするという少々贅沢をする事にした。クルマはゲストハウスのオーナーが出してくれる事になった。一人700バーツで全部で2,800バーツ。
 クルマは9時に出発。昨日より1時間早いが、目的地までの距離があるし、午後になると歩くのも辛いだろうから、早めに出かけて早めに帰ってくるのが吉である。やっぱりガソリンスタンドで給油した後、まず最初にスコータイ市内のお寺さんによる。オーナーさん曰く、ガイドブックには載っていないよという寺。
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 ワット・ターウェット
 昨日乗ったソンテオの運転手も言っていたのだけど「初代僧侶が自分の夢に出てきた場面を再現した」そうです。何故そんな事が書けるのかと言うと実は地球の歩き方に載ってました。
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 何とも不思議なところですけどお寺の前にはマーケットが立ち、数百人は集まれそうな集会場もあったりして、地域のよりどころになっている様子。
 さて、それでは改めてシーサッチャナーライへ。スコータイからは北へ50kmほど。幹線道路を時速100km/hで快調に飛ばしてゆく。
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 たばこ畑が延々と続きます。この葉タバコはアメリカへ輸出されるそうです。かと思うとサトウキビ畑が現れたり。バナナやココナツは言うに及ばず。食べるに困らない土地だろうなぁと想像しながらの1時間。
 さて、遺跡に到着。
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 象が迎えてくれたのはワット・チャーン・ローム。スコータイにもあった象の寺です。この象は観光用。餌やり20バーツ。背中に乗って遺跡一周で100バーツ。餌をやってみましたけど、でっかいマンゴーを鼻で器用にくるんと持って一口でパクリ。象の皮のかさかさな肌触りが手に残りました。
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 仏塔にはやはり象の装飾が施されています。ただスコータイの象寺に比べると風化が進んでいるようで。
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 仏像さんもアタマがなくなってます。これは略奪の対象になったとか。
 象さんを挟んで、と言うか道路を挟んでワット・チェディ・チェット・テーオ
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 私には見分けが付かないのですけど、大乗仏教だけでなく、ヒンドゥー教なんかの影響もあるそうで。結構、懐深い文化なんですねぇと話だけ聞いて、感心。
 今度は山の上に立つ、ワット・スワン・キリー。
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 修復作業中です。
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 森の中に仏塔がすっと立ち上がり、
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 反対側にはどこまでも続くタイの豊かな大地が垣間見えます。
 今度は一旦遺跡公園を離れて、
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 田舎道をゴトゴトと走り。
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 サンカローク窯址研究センター。入場料30バーツ。
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 発掘された陶器が並んでいます。ふ〜ん、と言う感じで。
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 こうやって焼くのですという模型展示。ふ〜ん、と言う感じで。
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 で、その窯址の実物。へぇぇぇぇ。
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 窯址には陶器も残っています。これは珍しい。と言うか、これは素晴らしい。
 さて時間がお昼になったので食事を頂く事にします。遺跡公園の入口まで戻って食堂へ。
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 暑いのでビールも一緒に。隣はナンプラーですけど、ね。
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 そして炒め物の麺を。こちらの流儀に従い砂糖を入れてみましたけど、これだけはちょっと口に合わないかなぁ。
 改めて遺跡めぐりへ。今度向かうのはワット・プラ・シー・ラタナー・マハータート
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 仏塔の前に仏像さん。きちんとおめかしして貰って。
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 仏像さんの前へ上がる時は靴を脱いで。
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 祈りを捧げる姿は真剣そのもの。
 遺跡の傍らを流れるヨン川。つり橋が架かっています。
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 向こう側は幹線道路。歩いてみると後ろから
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 バイクが走ってきました。
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 川面を船もゆきます。
 午後、日も高くなってきたので見学もここまで。最後はシーサッチャナーライの市街に行ってシルクの博物館兼販売所へ。いわゆるShopingですけど、タイシルク。バンコクで買うよりは圧倒的に安いです。半値ぐらいかなぁ。
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 昼下がり。店の駐車場では犬が昼寝中。クルマが停まって日陰が出来ると、車の陰に隠れてました。
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 展示品。100年ほど前の織物もあります。その他に
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 伝統的な生活用具の展示も。「Frag」って蛙ですけど、魚と同等扱いです。屋台で売っているのは見ていませんけど。
 さて、スコータイのゲストハウスに帰ります。クルマでやっぱり1時間ほど。途中、線路を渡ったのは思いがけない事でしたが、北線から分岐する枝線があるのでそれだったのでしょう。
 1時間ちょっとですっかり見慣れたスコータイの街に帰って来ました。2泊していると「帰った」なんて気分になります。
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 暑い盛りのゲストハウスに到着。オーナーさん、お世話になりました。
 午後はやはりまずは昼寝。それでアタマがスッキリしたら少々恥辱の続きをテラスに座って気分良く。
 
 夕方、日が暮れてきた頃。夕食を取りに出かけます。
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 高かった日が沈んでくると涼風が街を流れるようになり、
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 人もたくさん出てきました。
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 果物を少々買い物。みかんが1kgで30バーツほど。100円ぐらいですか。
 そして食事。前々から見当をつけておいた生ビールを出す店に行って見ます。
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 店の軒先をランタンが飾ります。ヤモリくんも1匹、もう1匹。灯りに誘われる虫を頂くべく登場。
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 私らはこれに誘われて来ました。チャンビア、何時も飲んでる缶や瓶ではなく、サーバのビール。
 食事は何時も通り、めいめいが好きなものを頼んで取り分けます。
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 何種類かをいろいろ食べられるのはやっぱりありがたく。
 ビールも確か2回ほど追加オーダー出して、でも500バーツちょっとだったような。屋台料理だとバンコクもスコータイも値段はあまり変わらないですけど、ちょっとしたお店に入った時の価格差はかなり大きいです。当たり前かもしれませんが。
 ゲストハウスへの帰り道。今日は空地に出店が出ているのでちょっと眺めてみます。
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 衣料品が中心。あとは食べ物飲み物の屋台もありますが、足を止めたのは
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 寿司の屋台。
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 口、あんぐり。
 1個5バーツ。3個だけ持ち帰ってみましたけど、お米がインディカ米を使っている所に違和感があるだけで、まぁ悪くないかなぁと。最も刺身がネタになっていたら、それは流石に「ごめんして下さい」だっただろうなぁ。
 帰り道。また雑貨屋でビール。最初に聞かれました「Four?」って。ごめん、今日は結構飲んでいるから「two」なんです。