香港逃避行


 今日の209系は44編成、なんてネタから始まる今日の京王線恥辱。さてこの先、何処まで行くのでしょう。
 横浜で電車は降りて、バスに乗り換え。

 途中、京急バスに思いっきり抜かれた。しかも走行車線から。
 一眠りして、まだ高速道路。向かった先には

 検問所!
 と言うことで成田空港へやって来ました。本日から国外退去させて頂きます。
 何故か3時に目覚めて仕方なく始発で出てきた成田空港。到着したのは7時前。まだ搭乗手続も出来ない。出国も出来ない時間。搭乗手続は7時から。出国は7時半からと言うことで、ラウンジにたどり着いたのは7時半過ぎ。お腹減った〜。
 JALさん、ラウンジのリニューアルを盛んに宣伝していたからバーテンダーのいるラウンジっての聞いた事がある人もいるでしょうが、自分自身、リニューアル後のラウンジ利用は初めて。まぁ朝っぱらからバーテンダーは居ませんけどね。

 ホテルのモーニングバイキングのような雰囲気の食事。和洋いろいろ揃ってます。

 お酒も色々ありますが、地元の日本酒が頑張っているので、朝なのに、つい…

 食事を終えた後はワインを片手に恥辱をちょっと。ワイングラスにパソコンって、何か変。
 グラスが空いたのを置いて置いて恥辱綴っていたら「お仕事中恐れ入りますが」と係員が下げてくれました。仕事じゃないですけどとちょっと赤面。

JL731 JA8077 B747-400 NRT→HKG

 9時半過ぎ、ラウンジを出て搭乗口へ。出発は81番から。とうの昔に全てのお客様の搭乗が始まっていて、行列はなくなっている。

 今日の機材はJA8077、B747-400。満席だそうです。ち なみに今回はアップグレード出来るチケットを購入したので行き帰りともビジネスクラス。スカイラックスの窓側に落ち着きます。
 長丁場に備えて受け取った新聞は2紙。軽く目を通していると10時ちょうどにDoorclose。香港までの飛行時間、4時間35分と案内された。途中、所々ゆれが予想されるそうだ。あわせて新聞の気圧配置を見てみるけど、どの辺で揺れそうなのか、いまいち分からない。
 10:10、Pushbuck。10:15、Taixing。右に左に、大きなジャンボ機はクランクを抜けて滑走路端へとそろそろ動く。窓の外には柵に囲われた人家。滑走路端にたどり着いても離陸の順番待ち。機長さんから案内があって4番目の離陸だそうな。1機下りてきて、1機轟音を響かせ飛んで行く。さて順番。滑走路に進み出ると、ゆっくりと動き始める。その後に背中にG。10:35、Takeoff、RWY34L。
 飛行機は重々しく上昇してゆく。北総の水郷地帯が眼下に広がりだす。少し煙る。上空には雲の羅列。右へと旋回しだすと雲へと突っ込み、青空が広がる。眼下は雲。良く見ると京葉工業地帯が広がっているの、かな?
 少しずつ雲が取れて来る。恐らく横浜らしい景色が広がっていて、その上を1機の飛行機が上昇して行く。羽田発の飛行機みたい。尾っぽが赤いのでJAL機と分かる。下のほうから上へと。そして遠ざかってゆく。10:46、まず電子機器使用許可が出て、ついでベルト着用サインが消灯する。

 今日の座席は中途半端に翼の上。辛うじて地上が見えます。飛行機は横浜上空から西へ。日本列島を舐めるように進みだしました。

 まず見えてくる雪山は富士山。かなり近づいて。成田発の分だけ高度も高くなっているようで、見下ろすような視点が新鮮、10:57。さらに続くのは南アルプス中央アルプスの連山。

 手前に南アルプス伊那谷を挟んで中央アルプス、11:03。何時に無く地上が綺麗に見えるフライト。
 名古屋が見えてくる頃、まずドリンクサービスが始まる。ラウンジでも少々飲んできたけどせっかくのビジネスクラスなので、しっかり頂いてゆく事にして

 ウェルカムドリンク、まずはシャンパンを頂きながら。結構簡単に空いてしまうので、もう一杯。と頂いている間に飛行機は西へ進む。琵琶湖がチラッと見えたような気がして、現在地をチェックしたら滋賀と奈良の間の山の中。不意に視界に飛行機が現れ、すれ違ってゆく。結構近かったような気がする。
 11:26、大阪湾、神戸の辺りがうっすらと見て取れて、飛行機は大阪湾沿いに左へそれてゆく。明石海峡大橋が見えているなぁと思った後、操縦席から案内が入った。離陸前の案内よりも声が若々しく、恐らく副操縦士なのだろう。大阪湾上空、10,400mを対地速度680km/hで飛行中との事。成田の出発が混雑の影響で遅れたため、香港到着も定刻より遅れて現地時間14:10の見込み、現地の天候はもやで気温は20℃だそうな。「もや」、英語の案内では「haze」と言っている。「Fog」では無い。ちょっと違和感。
 淡路島から四国を縦断。思ったよりも日本列島に沿う形で飛行機は飛んでゆく。四国の山の中、尾根に大きな風車が幾つも並ぶ様子が薄く見えて来た11:40、食事のサービスが始まった。

  洋食の魚を選んでみる。魚は好きだけど、この食事は肉より見劣りするかなぁ。一応、JALのサイトから。

【オードブル】
 ロブスターのテリーヌ クリュスタセソース添え
【メイン ディッシュ】
 シーフード ブイヤベース仕立て (182 キロカロリー

 フレッシュ サラダ
 パン 又は 御飯
 チーズ、クラッカー
 アップルムース
 コーヒー、紅茶

“食後にアイスクリームをご用意しております”

 と言うことで

 アイスクリーム。
 っーか、っーか、ワインと一緒に食べるか、普通。バカ>自分
 九州、恐らく宮崎の辺りが過ぎてゆく。時刻は12時過ぎ。高度9,100m。対地速度は800km/hを若干下回る程度。向かい風なのだろう。香港はまだまだ先だ。何気なく現在地を表示させてみると九州を横切り、南シナ海奄美へと続く島孤を左手に身ながらのフライト。外は雲が出てきており、昨年、足繁く通った島々は残念ながら雲の下だ。

 飲み続ける。耳元の機内プログラムは落語。時間が長いときに聞かないとどうもね。それについ笑ってしまうから、すぐ隣に人が居る状況で聞くよりは望ましく。

 飛行機はどこまでも青い空の下をひたすらに西へ、西へ。
 沖縄のうんと沖合いから台湾上空へ。右へと針路を変えたはずだけど、それには気付かなかった。14:19、あと40分で香港到着と案内が入る。20分少々でベルト着用サインが点灯するそうだ。
 14:43、地上がうっすら見えた。相当霞んでいるようだ。コートの返却が始まっている。自分も分厚いロングコートを受け取ったけど、香港では無用の長物なんだろうな。ふと気になって歩行状況のチェック。高度3,500m、対地速度585km/h。みるみる高度が落ちて行く。14:48、香港島がぼんやりと浮かんだ。14:51、ベルト着用サイン点灯。右へと旋回してゆく。
 ふと気が付くと既に空港に差し掛かっている。一瞬寝てしまったのか。軽い衝撃。15:01、Landing、RWy07L。ここでアタマを香港時間に切り替える。14:09、Spot in SP41。

香港に到着したJA8077

香港に逃げ込んだ

 7月以来の香港。なんか、勝手に熱帯の常夏みたいな印象を抱いていたのだけど、冬はそれなりに寒くなるのだと出かける前に聞いてびっくりしてしまった。でも香港の気温、20℃。コートはもちろん、ジャケットも要らない。最もその下はセーターだから、明らかに着過ぎ。手にコートとジャケットを持って入国手続き。汗が少々出てくる。
 同じ便の友人と合流。入国完了。前日に先着していた友人が迎えに来てくれている。前回も乗った機場快綫で前回同様、九龍(Kowloon)まで。ホテルはばらばらなので夕食で合流する事にして一旦お別れ。タクシーで移動する。淡い光の差し込む街の様子はやっぱり冬の装い。街を歩く人たちの出で立ちは秋の装い。
 今日からお世話になるのはホテル日航香港。本来はいいお値段を取る所だけど、JMLの特典として頂いた無料チケット2枚を行使するので、宿泊は無料。航空券が高かった分を相殺した訳だけど、っーか今回の香港行はJALさまさまです。

 案内されたのは低層階とは言え、海側の部屋。無料である事を考えれば上等、上等。
 朝が早かったので流石に疲れる。ネットは繋いでみたものの、恥辱を綴る気力は起きないうちに待ち合わせの時間が近くなる。すっかり辺りは暗くなった。
 待ち合わせは尖沙咀(Tsim Sha Tsui)で。ちょっと距離があるけど歩く。

 クリスマスのイルミネーションが街を彩るのは、万国共通なのかな。

 更に歩くと「和民」の文字。隣はライトでイマイチ分かりませんが「仙台直送」がウリの寿司屋さんらしい。「北海道」は香港でもすっかり有名になったのは承知してますけど、「仙台」が通じるのかなぁ?。そりゃ、仙台の寿司が美味しい事は自分自身、良く知ってますけどね。

 尖沙咀(Tsim Sha Tsui)の界隈。すぐ目の前を二階建てバスが突っ走ってゆくのが香港らしく。
 今日のお店は7月にも食事をした火鍋のお店「稲香超級漁港」
 http://allabout.co.jp/travel/travelhongkong/closeup/CU20040208A/
 冬のこの時期、香港の人も鍋が恋しくなるのか、入店待ちの人も多い。少々待たされるけど、その間に1人、2人と集まって全部で5人。店に入ったのは確か香港時間で19時半過ぎ、だったか。

 ビールは香港でよく見かけるサンミゲル・ビール。この瓶、多分500ml、1本が18香港ドル。今のレートで270円かな。
 乾杯の後、鍋の具材たちが登場。




 撮りそびれたけど豆苗とか。

 欠食児童達が鍋に殺到(笑)
 っーか、写真撮ってる時点で出遅れ>自分
 5人で食べて飲んで、720香港ドルだったかな、お会計。日本円だと1万円強。良く食べ良く飲んだ割には安かったかな。物価安いよね。

 最後に、喫茶店でジュースを頂いてからホテルに戻ると確かもう日付の変わる頃。

サイトアップ アクセスカウンタ

 サイトアップは京八準特に8706F英字併記
 http://www.geocities.jp/podaka8525/j8keio/j8keio8706e.htm
 アクセスカウンタは見そびれた
 万歩計は13,017