NU156 JA8932 B737-400 OKA→FKS

 沖縄、久しぶりな感じがする。3月に千歳-那覇を往復したとき以来か。今年の旅行はYS-11がメインテーマだったから結構ご無沙汰しているところも多い。
 次の便は15時過ぎ。時間がありそうであんまり無い。空港の中で大人しくしている事にする。まずは空港食堂で昼食。そしてラウンジで恥辱の続き。
 B737-400
 写真:福島行き JTA156便 B737-400
 時間が来たので搭乗機へ。今度も久しぶりのJTAB737の普通席に揺られて福島までの道中となる。乗り込んでみると殆ど満席。狭苦しいB737の機内で2時間半のフライトは正直しんどい。
 出発が何故か遅れて15:14、Doorclose。福島までの飛行時間は2時間20分との事。新聞を受け取ると福島版だった。どこの新聞を積んでいるかを見ればその飛行機の運用が追える事も多いけど、この機材が福島を飛び立って福島に戻るとは思えないし、新聞だけ積みかえているかもしれない。15:17、Pushbuck。15:22、Taixing。15:30、Takeoff RWy36。
 雲の合間を上昇してゆく。地上、と言うか海の様子は良く分からない。大して揺れる事無く15:38、ベルト着用サイン消灯。満席の機内、気だるい空気が漂っている。飛行時間が長いせいか、アテンダントさんの動きも緩慢だ。ドリンクサービスが始まったの、15:58になってから。
 16:00ちょうど、操縦席から飛行状況の案内が入る。ただ今、奄美大島上空との事。高度は10,700m、対地速度870km/hにて水平飛行中。この先、太平洋上を飛行の後、日光上空を17:25に通過して福島空港着陸は17:40を予定しているとの事。福島の天候は曇りで気温は21℃だとか。秋雨前線の影響で揺れが予想される旨も付け加えられた。
 雲海飛行
 写真:太平洋上、雲海を飛行し続ける 16:28
 飛行機は小刻みに揺れ始める。どこまで飛んだか与り知らぬ雲海の上をただ飛んでゆく。さすがに退屈で恥辱に手を付ける。29日分から相当溜まっている。多少片付けてゆかないと。
 揺れが大きくなる。ベルト着用サインが点灯。間髪入れず機長さんから放送。「この先しばらく揺れが予想されます。客室乗務員は速やかに着席願います」ゴトゴトゴトをしばらく揺れが続く。
 数分後、すっかり揺れがおさまり、17:09、ベルト着用サイン消灯。17:30ごろになると再び点灯するそうだ。長かったフライトも先が見えてきた。残念ながら雲の上のフライトが続く。もうしばらく恥辱を綴る。
 雲海飛行
 写真:長かった一日もようやく暮れなずんでくる 17:24
 窓の外が真っ白になる。雲の中に突っ込んだようだ。17:35、ベルト着用サイン点灯。あと10分で着陸との事。何時の間にか地上の街明かりが見て取れるようになっている。だいぶ高度を落としてきたようだ。福島の天候は曇りで気温は19℃と改めて案内される。機内減光。消灯に近いほど真っ暗となる。17:41、Geardown。17:45、Touchdown、RWyXX。
 飛行機から降りる。12度の気温差、薄ら寒さを感じる。
 JA8932
 写真:福島空港に到着したNU156便、JA8932