ここで朝食を食べておく。あまり重たいものも、と思い重たいけど量は少なめ、と言う感じで選んでみた。
空港オリジナルのデザインらしい。
中身はごくごく普通、変わりなし。味も別段、変わりなし。
飛行機は重たげな雲の下を進んでゆく。客室乗務員が機内を一巡しキャンディーを配って回る。もう一巡する。今度は機内販売。あと10分でベルト着用サインが点灯する旨、案内がある。時刻は8:22。ふと外を見ると
雲の切れ間から何か地上が見えている。今日は西に向かうにつれて天候が回復するんだったかなぁと天気予報を反芻してみたが、良く分からない。
見えているのは伊那谷だろうか。まもなく
中央アルプスの山が顔を出す。標高が高い分、飛行機との距離が近いのだろう。ずっと霞んでいたのに、今見えている山だけは妙に存在感がある。
山が過ぎ去り、また冴えない空と雲。8:32にベルト着用サインが点灯する。15分で着陸とのこと。高度を下げてゆくと少々揺れ出す。
段々と地上がそこそこには見えるようになる。どこかの市街地。名古屋近郊だろうか。北側からの着陸のようだ。
名古屋港が過ぎて伊勢湾上空に差し掛かる。冬の間の北からの風が治まり、今日は南から風が吹いているようだ。高度を下げてゆくと間もなく中部空港となる。
8:43、Landing、RWy18。
飛行機は急減速して誘導路へ。そのままスポットへと向かう。8:46、Spot in SP7。
ダイヤ上よりも早着となる。客先へ向かうバスまで少々間があったから展望デッキに出てみる。
小型機ばかりが集うこの時間の中部空港国内線。奥の貨物エリアにちらっとB747が見えるのが珍しいと言ったら珍しい。さてバス乗場に向かう。
海外帰りらしいお客さんでそこそこ賑わっていたリムジンバスに1時間ほど揺られ客先へ。打ち合わせは午後からなので午前中は時間つぶし。コーヒーを飲みながらしばらく恥辱に向かう。
午後から打合せ。15時過ぎに終わる。延長戦があったけど、それでも16時前には終了となる。帰りも飛行機を予約しているが出発は20:40。だいぶ間があるが空港に向かう。
空港に着くと17時半。まだ3時間以上あるが、その間は恥辱を進めるのに宛てよう。
まだ明るい時間なので展望デッキに出てみる。この時間の中部空港は雨。展望デッキは閑古鳥が啼いている。遠くにドリームリフターが見えているが、注目する人はいないようだ。
国際線側、夜の出発に備えて翼を休める2機を眺めてから制限エリアに入る。軽めの空弁を買ってからラウンジに。これからの出発便に乗る人たちでラウンジは混んでいる。
