JN3594 JA8766 YS-11 MYJ→FUK

 これから福岡へ。昨晩秋田でWebチェックイン済なのでタッチアンド搭乗券でチケットを受け取る。おや、その先の福岡-鹿児島も一緒に出て来た。結構頭良いかも、このシステム。
 地上係員、サムライブルーのユニフォームが居たり、袴姿のおねぇちゃんがいたり。日本代表と羽織袴が並んで空港歩いている光景、一瞬目を疑った。
 展望デッキに出る。写真撮影の人が何時に無く多い。撮るだけなら11日は関係ない気もするけど、折り返し福岡ゆきの搭乗客かもしれない。
 JACのSaab340がゆき、天草エアラインのDash8-100がゆき、A-netのDash8-400が来る。プロペラ機が案外と多い。そしてやって来たのがYS-11
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 写真:松山空港に到着した JA8766
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 写真:袴姿のグランドホステスさんがお出迎え 松山空港にて

 飛行機がスポットに入る。撮影を終えて一目散に走ってゆく人も数人。ま、慌てなくても間に合うのだけど。ゆっくりとセキュリティチェックへ。ここで友人と合流。一緒にラウンジに入るぐらいの余裕もある。少し遅れて14:35ごろ搭乗開始となる。
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 写真:搭乗開始 松山空港にて
 福岡行きは満席。大半がYS-11目的のお客さんであるように見える。14:44、Doorclose。プロペラが廻りだす。14:47、Taixing。スポットを半周して誘導路をゴトゴト。14:51、Takeoff、RWy34。展望デッキが一瞬見える。やっぱり鈴なり。緩々と滑走路が遠ざかる。瀬戸内の青い海が眩しい。島々が手に取るように見えてくる。まずは順調な3度目のYS-11の日だ。
 上昇するに連れて地上が霞んでくる。15:01、岩国までやって来た。ここで雲が出て来る。一瞬地上が見えなくなり、その次に雲が薄くなって微かに地上を見て取れるようになる。
 15:05、ベルト着用サインが消灯。福岡空港到着は定刻より10分遅れて15:45となる見込みとの事。合わせてありがとうキャンペーンの告知が入り、早速、キャンディーと一緒に応募葉書の配布。続いて11日限定の搭乗証明書が配られる。
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 写真:うす曇のフライト
 一通り配るものを配ってしまうとベルト着用サインが点灯する。時刻は15:12。まだ瀬戸内上空だろうけど外はうす雲が広がっていて良く分からない。
 ふと上を見上げる。冷気の噴出口が結露している。冷房中のYS-11ではたまに見かけるけど結構派手な結露。アテンダントさんが拭いて廻っている。後方席だけなのはなぜだろう。前方は結露しないのかな。再び窓の外に目をやる。ちらっと滑走路が見えた。新北九州、だね。時刻は15:21。飛行機は最終ルートに差し掛かる。石灰石の鉱山を眺めていると再び雲が湧き出てくる。飛行機が揺れだす。 
 雲が消えると海岸線が見えている。津屋崎が見えるな。時刻は15:28、飛行機は玄界灘へ。すぐに海ノ中道が見えてくる。高度が落ちている。このまま着陸のようだ。福岡市街が眼下に。15:35、Touchdown、RWy16。15:37、Spotin、SP15。
 「本日は日本エアコミューター3594便、YS-11型機をご利用頂きましてありがとうございました」なんてアナウンスに送られる。YS-11型機と強調するのは客層を反映しているのだろうけど、2年前にやっていたYS機となんて言い方、もう一度聞いてみたいな。
 知った顔数人で到着口へ向かう途中に「鹿児島へお乗継のお客様」と一人捕まる。羽田へ戻る皆さんとはここでお別れ。思いっきり笑われる。