JD1877 JA011D  HND→KOJ

 ラウンジで恥辱を書き綴っていると、18:24、JASカラーのA300-600Rがやって来る。どうやらこれが鹿児島ゆきらしい。30分じゃ出発できないよなぁ、遅れるのかなぁ。18:35に放送が入る。使用機材到着遅れのため、機内への案内出来る時間が遅れるとの事。18:45見込みと言うけど本当かなぁ?
 18:45すぎ、搭乗口に行ってみる。まだ搭乗は始まっていないけど、待っている人。えらい少ない。搭乗率、悪いみたいね。
 18:50過ぎ、搭乗開始となる。機材はJA011D。指定された席は通路側だけど、乗ってみるとクラスJでも半分ぐらいしか埋まっていない。埋まらぬそのままで19:02、Doorcloseとなる。鹿児島までの所要時間は1時間25分とのこと、気持ち早いかな。
 19:05 Pushbuck。19:10Taixing。様子は良く分からないがRWy16Lへ向かう様子。着陸機はRWy22を使っているようだ。離陸機のピークらしく滑走路手前で待たされる。数分待った後に19:23滑走路へ。そしてTakeoff。
 順調に上昇してゆく。夕方、所によっては雷なんて予報だったけど、全く揺れない。19:31、機体右側が赤く染まっているのが見える。その下には地上の明かりが瞬く。しばし見惚れているとベルト着用サインが消える。アテンダントさんがやってきた「あちらの窓側に空席がございます」だって。ありがたい話しなので移動する。
 移動した先で残照の空を眺める。機体はどうやら洋上に出たようで街明かりは消えている。操縦席から案内が入り、飛行状況が分かる。現在浜松市南方の洋上を飛行中。高度8,000m、対地速度850km/hとのこと。この先は串本、土佐清水、宮崎を経由するそうな。鹿児島の天候はくもり、気温は29℃とのことである。鹿児島到着は10分ほど遅れるそうな。
 ドリンクサービス。流石にもう飲もうとは思わないので冷茶にしておく。お菓子はマカデミアクッキー。7月は結局2種類だったなぁ。お客さんが少ないからかクラスJだからかは知らないけどお代わりは如何ですかが1回、2回。2回目はさすがに遠慮した。
 20時前、流石に空は暗くなる。外も真っ暗。洋上飛行中なのだろう。どこかはさっぱり分からなくなる。何度か揺れる。2度3度。ベルト着用サインが点くまではいかないけど、やっぱり日本列島、天候は余りよろしくないらしい。それでもベルト着用サインを出すのは最後まで粘り続け、20:29サイン点灯となる。明かりが見えている、既に九州に歩みを進めているらしい。
 降下の過程ではさほど揺れず、しっかりと見える九州の街並みともあいまって、天候に期待を抱きたくなる様な穏やかなフライト。間もなく着陸の案内が入って機内が減光される。最終のアプローチだ。恐らく鹿児島湾の上空から国分の街へとさしかかるところ。Geardownするような感触。一旦街の明かりが消え去るといよいよ鹿児島空港着陸。20:44、Touchdown、RWy32。
 鹿児島は不思議と涼しい。荷物を受け取り、宿にクルマに迎えに来てもらう。今朝の鹿児島は雷雨だったらしい。種子島便は全便欠航だったとか。