JL1526 JA771J B777-200 ITM→HND

 今日、何度目の伊丹サクラだろう。受付嬢がずっと同じ人だなぁ。夕刻のラウンジは混雑気味。例によってノートパソコンを出してビールを飲みながら恥辱の続き。
 最後のフライトは羽田への帰り道。「空席少々」の表示が出ている羽田ゆき、搭乗の列が長く伸びている。行列に並びワイドボディーの機内に入ると今日一日乗って来た飛行機とは別世界のような感じを覚える。
 19:32、Doorclose。19:35、Pishbuck。19:39、Taixing。途中、RWy32Rを横切る手前で着陸待ちを喰らい、RWy32Lでも着陸待ちを喰らう。伊丹の到着ラッシュな時間帯らしい。離陸できたのは19:53のこと。ドアが閉まってから20分近く立っている。
 もう何度目か分からなくなった伊丹カーブを左へ左へ。大阪市街が見えてくる。観覧車は天保山、青白く光っているのはどうやら通天閣。真下には黒々と淀川が光っている。軽く揺れた後に20:00、ベルト着用サインが消灯する。
 機体は大阪府下を離れたようで、街の明かりが見えたり隠れたりしている。テレビモニタはNHKニュースを放映し始める。大相撲の千秋楽、結果が出ているという事は夕方のニュースだ。以前ならお昼のニュースを流していたのだけど。19時のニュースを録画して搭載出来たとは思えず何時のニュースだろうと思っていたら、10分で放映終了。18時のニュースだった。出来るだけ新鮮なニュースを放映しようと言う趣旨は嬉しいかなと思う。最近の客離れ対策だろうけど、改善だと思います。
 船明かりが見えている。20:25、洋上を飛行中の様子。急にガタガタ揺れだす。ベルト着用サインが点灯。ちょうどドリンクのサービスが終わったところで、アテンダントさんの動きが慌しくなる。ワゴンを片付けジャンプシートに着席。着替えている暇は無かった。ある人はエプロンをしたまま。ある人はエプロンだけ外して座りながらスカーフを結んでいたり。もうちょっと早い目にサイン点灯すれば良いのでしょうが、そうなるとドリンクサービスが行き渡らないし、難しい判断ではあります。
 20:28、あと10分で着陸する旨、案内が流れる。羽田の気温は2℃だとか。飛行機は房総半島上空へ入ってきている。街明かりが見えてきた。木更津へと差し掛かる20:37、Geardown。テレビモニタには遠くに羽田の滑走路が見えて来て、だんだん大きくなってくる。20:41、Touchdown、RWy34L。20:44、Spotin、SP10
 
 14時間で10レグをこなして羽田に帰ってきた。あらかた出発便を送り出してしまった羽田の空気とあいまって、虚脱感に襲われる。
 帰り道は京急根岸線の乗継。羽田空港20:50-21:32洋光台42分は最速記録かな。