2022-01-29

普段から朝は早いが今日は更に早い時間に目覚まし。まだ眠いが起きだして身支度。暗いうちに動き出す。
 まだ京阪電車は動いていない時間、膳所の駅まで歩く。下りホームに降りると間もなく、外側内側、両方に列車接近。

 先に内側電車線。野洲からの始発電車は223系W14編成と後ろ4両は何か。野洲の動き出しは4:46。大阪に6時前に到着できる電車である。このおかげで新大阪の始発新幹線も伊丹空港の始発便にも間に合う。関空6:50のJL220は無理だけど。終電繰り上げの動きはだいぶあるけど、始発繰り下げは困るだろうなぁ。ほぼタイミング同じく

 2063列車。EF210-309号機牽引。
 空いている電車に揺られ11分。京都で降りる。乗り継ぎの合間にもう2本、貨物列車を撮っとく。

 63列車。EF210-158号機牽引。

 65列車。EF66-130号機牽引。
 ここまで撮ると八条口へ急ぐ。既にバスは到着していて

 伊丹空港行きの始発、5:40に間に合う。2週間前と同じく伊丹空港からの回数修行となる。なんだけど、2週間前と違うのは世の中の状況。バスも3割ぐらいの乗り具合。前後の席が空いている所を選んで座る。
 中国道が工事中で迂回運行と案内。所要60分を見込むとの事。経験則で言うと中国道工事に伴う豊中経由の迂回は、空港の真ん前まで高速を使うので何気に早く着く事が多い。むしろ早く着くかと思うけど、身を委ねる。
 京王線恥辱が遅れているので少々進めつつ。思ったよりも遅いなぁと思ったけど、それでも6:30には伊丹空港到着。所要50分だから、まぁ許容範囲。

 クラスJにも空席が目立つ今日の予約状況。空港も閑古鳥ではないが、空いている。今日も8回搭乗、何度も伊丹を通るので搭乗券を発券して貰う。
 保安検査を受けて一度ラウンジに。

 軽く朝食だけ。ビールは提供中止になっている。大阪府の要請で11:00以降の提供となるそうだ。
 今日はほぼ2週間前のなぞり返し。よって出発が早い。ゆっくり食べる余裕もなく、間もなく席を立つ。空いている空港の中を若干の早足で。

JL2341 JA224J ERJ170 ITM→IZO


 そんな訳で今日も早朝からJ-AIRのお世話になる。待合室には客は少なく、2週前と比べても空いているようだ。
 間もなく事前改札という所。優先搭乗でゲートを通る。どうせバスだけど。バスも席が埋まらない程度の乗車。連れてゆかれた先、待っているのは

 JA224J。ERJ170への搭乗。
 搭乗待合室もバスの様子でも分かる通り出雲への始発便は空いている。隣の席も空いている。L1担当の乗務員がやってきて、伊丹から先の乗り継ぎを尋ねられる。出雲から伊丹に戻る情報までは手元に来ているのだろう。こちらから、この飛行機と一緒に動きますと自白する事となった。
 6:59、Doorclose。結局乗客は10人少々。

 東の空がうすぼんやり赤味を指す中、少々待機。7:08、Taixing。誘導路を南へと向かう。南が本拠の青い方の離陸機が見えたのち、僚機の離陸が1機。そして自機にも順番が廻って来る。7:15、Takeoff RWy32R。急上昇してゆくと先程出発した駐機場。そして伊丹の北端が見える。 

 この1年、主になっていたJA009Dが姿を消している。
flyteam.jp
 つい先日、26日に伊丹を離れ、中部、ホノルル経由、ヴィクターヴィルへと旅立ったとの事。

 訪日以来の太平洋越えをした記録が009Dとしての最期。Dの名を与えられた機体もあと僅か。統合から20年以上経って、日本エアシステムの残り香も僅かになった。
 JASに想いを馳せつつ、JASの空港だった出雲へ向かうべく、JA224Jは伊丹カーブへ突っ込んでゆく。西宮が見えて右に旋回。大阪湾が見えてきて 

 神戸の街と海を見つつ上昇。すると雲が出てきて景色が消える。

真っ白な窓外少々。雲が切れて改めて地上が見えた7:22、ベルト着用サインが消灯する。15分後には再びベルト着用サインが点灯するとの事。
 この短い時間に軽く機内サービス。

 昨夏から見かけるようになったJ-AIRオリジナルの飴を受け取る。食べはしないけど。
 飛行機は播磨平野の北側へと差し掛かっている。

 尾根一つの違いだけで北側の谷筋は一面の雲。分水嶺が低くて日本海側から谷筋に沿って雲が流れ込んでくるのだと思う。雲の下は雪。谷を越えると晴れ。残酷な仕打ちだ。
 次第に雲に覆われる範囲が増えて来る。雲が切れ間も

 雪景色となる中、降下の感触。そして7:38、ベルト着用サイン点灯。15分で着陸との事。飛行機は山陰の日本海岸を北にずれつつ西に進む。洋上に出ると2週間前よりも少々沖合まで出てから

 左へと旋回する。少し遠回りをしたようだ。その代わり、なのかも知れないが、揺れることなく順調に降下してゆく。

 再び日本海岸が見える頃にはだいぶ降下していた。
 島根半島の尾根を越えると宍道湖が見えて来る。

 湖面を見つつ7:55、Geardown。その湖面が近づいてきて、滑走路に化けると7:59、Landing、RWy25。急減速してスポットへ。8:00、Spot in SP2。

 5分遅れのお詫びがある。また段階降機は行わないとの事。ドアが開いて降機。
「お待ちしております」
 と送られる。
 折り返し便の出発は8:25。もう20分前になっている。

 到着の案内を見て

 出発の案内を見てそのまま保安検査を受ける。検査を受けるために出雲に来たようなものだ。

JL2342 JA224J ERJ170 IZO→ITM

 先程5分遅れて到着した2341便。

 その折返し、2342便は定刻だそうだ。出発15分前の搭乗待合室。10人にも満たないぐらいの人しかいない。

 展望デッキに出る時間もなかったのでこちらからここまでの搭乗機、そしてこの後の搭乗機を撮る。
 出発まで少々待ち時間。


 売店に並ぶご当地パンは大いに気になる。だが、この後10時間近く飛行機に乗ったり降りたりを繰り返す間にぐちゃぐちゃになりそうだ。別の機会にしようと思う。
 8:15を過ぎて搭乗開始。

 この間に福岡からの到着便。JACのJA09JCが姿を現す。先日と同じパターンなら8時間半後にまた出会う筈。
 機内へ進む。先程と同じ乗務員にまたよろしくお願いします、と声をかけて指定した席へ。自宅に連絡しておこうとスマホを探すと、あれ?となる。先程の搭乗待合室で充電してそのままだ。
 乗務員さんにお願いして、地上の係員へ。2つあるうちのゲートから遠い方の充電器に、と伝えて回収をお願いする。折角早く出発できるのに、と恐縮していたら地上係員に「定時前ですから大丈夫ですよ」と慰められる。幸い、閑古鳥啼く出雲空港スマホが蒸発することはなく、無事に回収となった。お礼を伝えて自席に戻る。8:22、Door close。8:24、Pushbuck。定刻1分前。
 動き出せば順調で

 8:29、Taixing。ありがとう出雲空港と手を振る。間もなく滑走路へ、の筈が一旦停止。JA614Jがやって来た。誘導路の無い空港なので他の離着陸機があると少々待たされるのだった。スマホ騒動が無かったら先に出発で来たかな?と凹む。
 到着機をやり過ごした後で改めて滑走路上をTaixing。宍道湖手前でUターンすると8:34、Takeoff RWy25。

 出雲平野の縁を見て、すぐに右に旋回、更に旋回すると雲の中へと突っ込んで

 雲の上へと出る。更に上空雲の連なりだが、8:39、ベルト着用サイン消灯。15分後には点灯する見込みとの事。

 山陰の日本海岸が見えている。海沿いには雪は無いが、山の方へと寄ってゆくと雪景色になる様子が良く分かる。
 来る時と同じくキャンディーのサービスが始まる。

 ちょっと変えて黒糖にしてみた。
 今度はルートマップが配られる。二週間前にも頂いたけど貰っておく。
「生憎の雲の上ですが、ちょうど中国山地のこの辺りを飛んでおります」

 と言う事で氷ノ山のちょっと南側を東に進む今日のフライト。少しずつ雲が取れてくると但馬というか丹波というかそんな辺りまで来ている。
 8:53、ベルト着用サイン点灯。15分で着陸との事。

 北からの雲に侵食された可哀想な谷間を見て南へ。間もなく大阪の大平野が姿を現す。

 淀川を渡り、生駒を廻って伊丹への最終コース。高度を落とすと

 大阪の市街地を左手に見て更に北。9:06、Geardown。淀川を北に向かうと

 伊丹空港へ。9:09、Landing、RWy32R。減速して誘導路へと逸れる。伊丹の天候、曇りで2℃と告げられた。案外寒いのね。

 9:12、Spot in SP16。降機となる。まだ後程、と機を後にしてターミナルへ。乗り継ぎの案内は


 宮崎行き。出発は同じく16番から。今の所、2週間前のなぞり返しだ。

JL2433 JA224J ERJ170 ITM→KMI

 時間はあまり無いけど、少しだけラウンジに寄り道。再び搭乗口に戻る。

 今日三回目のフライトは宮崎行き。二週間前のなぞり返しで、ここまでは出雲から一番接続が良くて安価な行先を選んだ結果、同一運用になったという状況。この時間、搭乗待合室は閑古鳥が啼いていた。10人いるかいないか。二週前の宮崎ゆきはそこそこ乗っていたけど、状況が大きく変わって、人の動きは減っている。
 搭乗開始。今度はスマホ大丈夫です、と乗り込み、先程、出雲ゆきで座ったのと同じ席に座る。乗客は少なく。9:40にはDoorlose。乗務員の自己紹介、そして風と雲の影響で揺れる事が予想される旨、案内がある。

 9:44、Taixing。16番からはPushbuckが無く、直接誘導路へと進んでゆく。9:48には滑走路端に着き小休止の後、滑走路へ。9:50、Takeoff RWy32R。
 主のいなくなったスポットを見下ろし今日二度目の伊丹カーブで南に。大阪湾へと出てゆく。

 神戸の街を見下ろしつつ右に旋回、南西に機首を向けると神戸空港を見て明石海峡大橋を望む事になる。その頃、雲が出てきて景色が消える。間もなく

 べたっとした厚い雲の上に出た。10:04、ベルト着用サイン消灯。
 前方席だが、1列後ろに人がいない。試しにリクライニングを倒してみたが、何となく馴染めず元に戻す。
 機内サービス。「この便はお飲み物を提供しております」との事でコーヒーを頂く。
 ワゴンではなくメニューを見せてもらい注文する方式。お客さんが少ないからか、注文以外にも言葉が出る。
「福岡から先はどう動かれるのですか?」
「宮崎、伊丹と戻って最後は但馬を往復します。全部で8区間ですね」
「私たちの2日分です」なんて驚かれる。
 さて、コーヒーを頂く。

 一緒に持ち込んだお菓子で勝手に茶菓子とする。正月に羽田で買った叶匠寿庵の限定品。長等総本店の限定品があれば絶対に空の旅でお供にするのだけど。
 飛行機は四国上空、徳島から高知へと向かう。相変わらずの雲の上でどこを飛んでいるかはさっぱりだけど、時間は過ぎてゆく。10:20、あと10分でベルト着用サインが点灯する旨の案内。

 相変わらずの雲の上でもフライトはもう後半戦。10:27、ベルト着用サイン点灯。少しずつ高度を落とし始める。雲の切れ間なんてないから、雲を分け入り、少しずつ地上へ近づく。10:39、あと15分で着陸する旨の案内。

 すっかり窓外は鉛色の世界になる。出雲と同じ匂いがする空。遠く九州の山並みが見えるようになる。平べったい平野も見えて来る。

 10:48、Geardown。シーガイアらしい高いビル以外、目立つため物がない宮崎の街が近づく。港に停泊する船、大淀川の流れ。そして空港。10:51、Landing、RWy27。減速してゆくと誘導路へ。

 10:53、Spot in SP9。曇りで9℃という宮崎。同じ曇りでも気温は少々暖かい。さすがに南国。
 またお願いしますと降機。

 一旦制限エリアの外に出る。今度は搭乗窓口へ。午後に乗るフライトのアップグレードを依頼する。クラスJは空いていて、1人掛け、2人掛けを選べる状態。1人掛けをお願いしたら、今度は2,3,4,5番が空いています、との事。殆ど空いているという事で非常に驚くことになる。

 改めて出発。保安検査を受けて先程到着したばかりの搭乗口に赴く。前回は少々時間があり、利用したことが無かった宮崎のラウンジ見学をしたけど、今回はその時間的余裕はない。

 宮崎県内は蔓延防止で終日禁酒となっているので、時間を捻出してラウンジに行くことも、無い。

JL3626 JA224J ERJ170 KMI→FUK


 そんな訳で4便目は先程と同じJA224J、先程と同じ乗務員と共に福岡へ飛ぶ。この時間の宮崎、3便が似たような搭乗口から出発する。そのためか待合室は混んでいるように見えるけど、羽田行きのソラシド、先に行くORCの福岡の搭乗が終わると、JALの福岡行きのお客さんは少々だった。
 搭乗が始まる。朝から4レグ目の乗務員と改めてご挨拶。自席に座る。前3便に比べると少々お客さんが多く、人気の前方席には隣客もくる。少々窮屈だが、あまり空いているのも気の毒だし、このぐらいで良いのかも知れない。
 11:19、Doorlose。揺れが予想されるとの事。エマージェンシーデモが始まり、11:22、Pushbuck。

 時刻表上は5分前に出発のORCが早々に飛び立ってゆく。後追うように11:25、Taixing。滑走路端へと向かうと

 遮られる事無く進入。11:30、Take off RWy27。

 数時間後に再訪することになる宮崎の街が見えて飛行機は西へ。今日の日向には日が届かない。

 すぐに郊外に出る。里の向こうには山が霞む。11:35、ベルト着用サイン消灯。15分後には点灯するとの事。早速、キャンディーのサービスが始まる。
 飛行機はさらに上昇してゆくと雲の中へ、視界が閉ざされる。11:44、ベルト着用サイン点灯。

 真っ白な中を多分、北西へ飛んでいる様子。全く場所が分からなかったのが、次第に視界が開けてくる。1

 いつの間にか八代海宇土半島の真上であった。機首は北を向いていて、次第に有明海島原半島が見える景色へと変わってゆく。雲仙も荒れた山肌を見せている。島原大変、肥後迷惑という言葉が頭をよぎる。この間のトンガの噴火から連想したかも知れない。11:47、ベルト着用サイン消灯。3分後には再度点灯するとの事。実際にはもう少し伸びたが、11:53、ベルト着用サイン点灯。15分で着陸するの事。窓外には

 海苔の養殖だろうか、筏がたくさん浮かぶ様子が見て取れる。高度を落としつつ佐賀平野を北上してゆく。

 佐賀の市街地が見えて山地を越えると福岡、なんだが、混雑した福岡空港への着陸。一筋縄ではいかない。山地を越えると

 遠くに唐津が見えている。ずいぶんと遠回りで西に逸れている。まぁ、福岡空港着陸の行列に並ぶためなのだろう。仕方ない。
 それでも今日はあまり沖合まで行かないうちに右へと旋回。そして旋回。二週間前よりも小さく廻ったような気がする。間もなく

 海の中道志賀島が見えて来た。左手と言う事は自機の位置、博多湾内となる。普段よりも西に逸れていて、おや、と思う。

 次いで天神、中洲、博多駅なんて福岡の中心地市街地が間近に見えて来る。伊丹へのルートも大阪の中心市街地が間近に見えるが、その比ではない。今日は南側からの着陸になる様子。

 右手には福岡空港が見える。先行機、JALA350-900が着陸する様子が分かる。
 いったん南へ。左手に旋回して

 福岡市郊外、西鉄らしい鉄道高架化工事が見て取れてさらに左手に旋回すると福岡空港への最終コース。12:12、Landing、RWy16。速度を落として誘導路へ入ると12:15、Spot in SP11。福岡の天候、曇りで気温は9℃との事。
 朝7:05の出雲から4レグ一緒だった乗務員とはここまで。最後にお礼を伝えて降機する。

 同じく一緒だったJA224Jとはもう少しお付き合い。今日は30分後に出発する3629便で宮崎に戻る。

JL3629 JA224J ERJ170 FUK→KMI

 福岡空港動線は搭乗と降機で分かれている。乗り継ぎを申告して搭乗券を提示。出発エリア内に入れて貰う。

 出発まで26分という時間。11番搭乗口からラウンジはだいぶ離れている。ちょっと迷ったが、搭乗口周辺に留まる事にした。充電エリアもあるのでスマホの充電にここまでの写真の整理ぐらいは問題なく出来る。
 12:35には機内へ案内との事。少々広げた荷物を整え、出発に備えると事前改札、ついで優先搭乗となる。後半戦の4便が幕を開ける。乗務員は福岡で交代していて、新しい人に迎えられ機内へ。
 乗ってみると先程の宮崎発福岡行きで見かけたような人もちらほら見える。短距離多頻度の運航で修行最適路線と言ったところか。
 とは言え総数は少ない。半分も埋まらないまま12:43、Door close。12:47、Pushbuck。機首を南に向けると12:51、Taixing。滑走路を挟みがら空きの国際線ターミナルを見て誘導路を進む。

 滑走路端へ。今日は比較的順調な進み方。12:54、Take off RWy34。

 先程までいたスポットを見下ろし、そして福岡の市街地を見下ろす。すぐに右へと旋回。

 向きを変えると博多湾が一望できるようになった。先程飛び立った福岡空港を見て南へ。12:59、ベルト着用サイン消灯。15分でベルト着用サインが再び点灯するとの事。

 一足早く春になったかのような霞んだ景色が広がり、佐賀平野に戻って来た。今度は手前に鳥栖の街、ついで久留米の街となる。段々景色が見えなくなる。
 キャンディーのサービスがあって更に南下。13:13、ベルト着用サイン点灯。15分で着陸する旨の案内がある。

 視界が拓けてくる。日向の国の山間が日も浴びずに広がっている。次第に平野になって

 シーガイアが見えて日向灘へ。13;23、Geardown。洋上へ出て右へ旋回する。

 宮崎市内が見えてきて更に右へ旋回。最終コースに乗ると高度を下げて13:27、Landng、RWy27。
 今日は宮崎で2時間余裕を取っている。2時間あれば市街地まで出れそうだが、意外と乗り継ぎが良くなく難しいと考えていた。でも、早着。何とかなるかも知れない。
 13:28、Spot in SP6。降機の準備が整うまで、少々間がある。宮崎空港駅を出る列車は13:34の出発。微妙に間に合いそうで間に合わないもどかしい時間。ようやくドアが開き少々早足になる。

 ここまで5レグを共にしたJA224Jともお別れ。さすがに写真には収める。速攻制限エリア外へと出たが、この時点で13:33である。相当早足になったが、駅の改札手前で出発する列車を見送る事になる。残念。
 残念だが、もともと13:35到着のフライトである。間に合う筈がなく、元の鞘に納まったともいえる。プランAを復活させることにしたい。

 ブーゲンビリア、と言う、なかなか覚えられない愛称を持つ空港から少し歩く。ひとまず食事。空港の中でも良かったけど、時間もあるし、ちょっと離れた所に
気になるメニューを見つけたのでそちらに向かう。こんなところ?と思う住宅街の中、

 えっと思うような店構え。それなのに結構混んでいる店。そして

 目を疑う文字の並び。カツカレーラーメン。。。。。

 驚きのメニューだが、カレー鍋の出汁の中に中華麺とカツを入れた感じで違和感はなかった。極め付けのジャンクフード、ではあるが。
 すっかり汗をかく。コートが余計な陽気の中、歩く。数時間後には真冬に逆戻りとなるのだけど。日向はやっぱり日向の国。そして日本列島は不公平だ。
 地元のスーパーにも寄り道。二週間前にも地場のドレッシングを買ったのに、また別メーカーのものを買ってしまう。
 さて、空港に戻る。

 787系の姿が見えて宮崎空港駅。そして宮崎空港に15時前。出発に余裕をもって戻ってきたことになる。

 出発階へ向かう。14:10に出発する羽田ゆきが遅れている。そして今度の搭乗便、伊丹ゆきは2週間前と搭乗口が変わって、5番搭乗口、との事。前回と違う。搭乗券には9番とあるから、お昼過ぎ以降で変更になったか。
 保安検査を受けて制限エリアの中へ。少々時間があるので今度はラウンジに寄り道。

 酒類提供終日停止となっていて、

 たくさん並んでいた焼酎の瓶も撤去されていた。大人しく炭酸水だけ飲み。充電だけして過ごす。出発20分前を目安に席を立つ。

JL2438 JA241J ERJ190 KMI→ITM

 宮崎から来た道を引き返す。今度は伊丹ゆき。

 15:30の出発。待合室には十人前後しか人がいない。来る時と同じく、がら空きフライト、らしい。
 優先搭乗が始まって機内へ進む。ゲートから機体まだだいぶ距離がある。5番スポットって二週間前に来た時にはジェットスターが使っていた所だっけ。

 歩く距離がある代わりに機体をしっかりと見る事は出来る。待っているのはJA241J。
 午前中、宮崎で貰った3番A席という1人掛けのクラスJに落ち着く。15:28、Doorclose。クラスJに3名。全部合わせて10名ちょっと。極めつけに空いている。ERJじゃ貨物も殆ど運べないでしょうし。気の毒なフライトだ。
 急な搭乗口変更、そして歩く距離が長くなった事へのお詫びがある。伊丹までの飛行時間、45分との事。15:30発16:30着なので飛行時間としてはそんなものか。ずいぶんと短く感じる。

 15:30、Pushbuck。15:34、Taixing。誘導路を南へ進むと

 滑走路へ。15:38、Takeoff RWy27。早々に空へと浮かび一気に高度を上げてゆく。

 先程歩いた空港周辺の街を見下ろして一気に右へと旋回。向きを180度変えてゆく。

 今度は宮崎の中心市街地が見えて来る。近いのだけど今日は宮崎駅までの6㎞が遠かった。まぁ別の機会はありそうだけど。

 上空から見ると薄らぼんやりしている日向の国を見て日向灘へと出てゆく。15:45、ベルト着用サイン消灯。
 ERJ190は座席に電源が付いている。折角なのでPCを出して京王線恥辱を少し進める。まだ昨日の分が出来ていないし。

 雲が切れて来た。太平洋上だから何か見える訳ではないけど。
 飲み物のサービスが始まる。10人いるかいないか?の乗り具合なのでワゴンでは廻らずに注文を受けたものを持ってきてくれる方式。

 スカイタイムをお願いすると蓋つきで持ってきてくれた。パソコンに気を使ってくれたのかも知れない。
 飲み干して少々。コップ回収と共にお代わりを勧められる。ありがたいけど、この人数。わざわざ新しいものを開けて貰うのもなぁと悩んでいると、メニューを持ってきてくれた。そして
「クラスJ限定ドリンクはいかかですか」
「でも残ったら捨てるんですよね。開封したものの残りで良いですよ」
「最後はそうですけど、、、、、あと2便あるので大丈夫です」
と言う事でクラスJ限定の野菜ジュースを頂く。更に
「この後、但馬へお乗り継ぎですよね。今、コーヒーを淹れておりますので後程お持ちしますね」
 コーヒー飲んで修行頑張って、と言外で言われた気がする。ものすごい構われっぷりだが、乗客が少なすぎて余裕があるのだろうなぁ。

 窓外、ベタっとした厚い雲が覆う中、15:58、あと5分でベルト着用サインが点灯する旨の案内。

 まだ早いですけど、とコーヒーを頂く。その間の16:00、ベルト着用サイン点灯。着陸態勢ではないからテーブルは使えるのだろうが、店仕舞いしておく。コーヒーは肘掛にあるカクテルテーブルへ。

 窓外、雲が切れると鋭角に切れ込む岬が見えている。室戸岬の東側まで来ているようだ。視線を動かすとうっすら徳島の街も見えて来る。

 和歌山の街が薄っすらと見えて北上してゆくと関西空港。16:13、あと10分で着陸する旨の案内がある。少し内陸へと入って行き、生駒山の手前で旋回、伊丹への最終コースに入る。

 大阪の市街地が逆光の中に浮かぶ。ひときわ高いあべのハルカスが黒々と聳える。

 キタのビル群が見えて16:19、Geardown。高度を落とすと今度は

 淀川が鈍く光る。朝、出雲から降りた時とは違う表情を見せる大阪。その市街地が離れて伊丹が現れる。16:23、Landing、RWy32L。誘導路へと入ると

 16:27、Spot in SP15。
 準備が整い、ドアが開く。但馬の乗り継ぎ気を付けてと乗務員に送られてターミナルへ。後2便、が気になって次の行先を見ると長崎とあった。17:05のJAL2377。16時半に伊丹に着いて九州もう1往復できるのは薄々気付いていたけど。

 長崎に向かうJA241Jを最後に一枚。私が封を開けてしまったクラスJ限定野菜ジュース。長崎への往復で使い切れれば良いけど。
 乗継。気持ち早く着いたのでラウンジに寄る。2週前と違って今日はアルコールを一切口にしていない。 

 ミニマムヱビス、じゃないけど1杯だけヱビスビールを頂くと席を立つ。出発まであと20分ちょっと。但馬ゆきはバス連絡。

JL2325 JA09JC ATR42-600 ITM→TJH

 ターミナルを急ぐ。係員が「但馬」の紙をもって立っている。最後招集かぁ。ビールは余計だったか。

 15分前、ゲート通過。連絡バスに乗り込む。既に1台行った後らしくバスは空いている。間もなくドアが閉まってはるか遠くのスポットに佇むプロペラ機の許へ。

 待っているのはJA09JC。今朝、出雲空港で見かけた機体。地味に福岡空港でもチラ見はしている。

 スロープを上がって機内に入る間に前方にある貨物用ドアが閉められる。後方ドアで乗務員に迎えられる。ここで除菌シートの進呈。機内は半分ぐらい席が埋まっているだろうか。そのうち半分は往復利用者、と見た。
 16:46、Doorclose。プロペラが始動し、音が響いてくる。機内ではエマージェンシーデモ。16:50、Taixing。

 夕陽傾く中、今日3度目の伊丹A滑走路へと向かう。滑走路手前で停止。

 着陸機を1機やり過ごした後、エンジン音が高まり滑走路へ。そのままTaxingからの一気に疾走。力強く加速して16:58、Takeoff RWy32R。一気に伊丹カーブに突っ込んでゆく。
 宝塚やら阪神競馬場の影が見えて今度は右へと旋回。

 神戸を望みつつ西へと機首を定める。神戸上空、更に

 17:03、ベルト着用サイン消灯。但馬空港到着は17:25との事。5分後にはサイン点灯となるそうだ。
 早速キャンディーのサービス。今日何度目だろうか。

 JACでしかお目に掛かったことが無い黄金糖を頂くと間もなく17:08、ベルト着用サインが点灯する。但馬の天候、小雨で気温は3℃との事。
 飛行機は高度を落としてゆく。次第に雪が目立つようになる。そして揺れる。

 最初は山の上が白くなっていたものが段々と里も白くなる。

 高度を下げると田圃も人家も真っ白の世界。17:20、Geardown。小高い丘陵地帯に差し掛かると飛行場が現れる。17:23、Landing、RWy01。急減速して17:25、Spot in SP2。
 スロープが付けられて降機準備が進む中、機長さんから「日の入りを迎えた但馬空港、ただいま小雨が降っております。この先も最終目的地まで気を付けてお出かけください」と案内。降機の案内があって外へ、傘が用意されていた。

 まだ辛うじて明るい但馬空港。とは言え2時間前の宮崎空港とはまるで違う世界である。

 雪は少し溶けたかも知れない。とは言え冷え冷えした景色。
 制限エリアの外に出る。バスは17:45の案内。そちらに向かうのが最終目的地の人だろうが、空港に留まる人も多い。自分もその一人。もちろん、但馬空港が最終目的地な訳ではない。

 ここまで乗って来た、この先も乗るJA09JCを展望デッキから見ると1階に戻る。

 18:00出発の2326便。今日の8レグ目に搭乗する。

JL2326 JA09JC ATR42-600 TJH→ITM

 先程と同じような顔も混じる保安検査の列に並ぶ。荷物から未開封のドレッシング2本を提示しての保安検査。ちょっと間があり、17:45過ぎに搭乗開始となった。

 すっかり暗くなった但馬空港に浮かび上がるJA09JCに戻る。同じ乗務員に迎えられるわけだが、こちらでは特に弄られる事はない。何しろ往復利用者が10人は下らないので、いちいち弄る事も難しい。
 17:52、Doorclose。スロープが離れてゆき、エンジンが起動する。機内ではエマージェンシーデモ。17:57、Taixing 。滑走路端に来てUターンする。軽い感じで走り出すと一気に加速、17:59。Take off RWy19。サーブの時はブレーキを掛けつつエンジンを全開にして溜めて加速、と言う感じだったが、ATR42は図体が大きくなったのに、軽々と全開を見せてくれる。
 すっかり暗くなった但馬の谷間を上昇してゆく。18:04、ベルト着用サイン消灯。5分後には再度サイン点灯するとの事。

 短い時間でキャンディーのサービス。次いで絵葉書とルートマップが配られる。来る時には無かったが、客層を見ての判断、だろうか。その間に5分経過、18:11、ベルト着用サイン点灯。15分で着陸との事。伊丹の天候は曇り、気温は9℃との事。
 久しぶりにJACのルートマップを見たが、伊丹発着、福岡発着が相当無くなっているので東端が琵琶湖、という寂しい地図になっている。その分、J-AIRのルートマップが賑やかになっているのだけど。
 飛行機は丹波の山間から大阪の平野に出て来る。淀川を渡り、少々南下。生駒山地で旋回すると伊丹への最終コース。今度は市街地の灯りが眩くきらめく時間帯。あべのハルカスの向こう、真っ赤な塔は通天閣か。赤ってコロナのアラートだっけ。

 大阪中心地。3度目は夜景の顔を見つつ降下する。18:23、Geardown。

 淀川が見えてくると伊丹空港も近い。夜の顔になった街の細かい所まで見えるようになって18:28、Landing、RWy32R。18:32、Spot in SP47。
 タラップが付くまで少々間がある。機長さんから「一月最後の週末となりました。この先も最終目的地まで気を付けてお出かけください」とアナウンス。ドアが開いて

 地上に降りる。バスでターミナルまで移動する。

 変に遠くの搭乗口を使うよりも速いのかも知れない。制限エリアの外に出てバス乗り場に向かうと18:45という新大阪行きに間に合う。先客2名。自分が出発ギリギリに乗ってようやく3名。タクシー並みの乗車数だ。
 新大阪まで30分と言っていたが、いつもと同じ25分で到着。まぁどっちにせよ新快速は19:20。少々間がある。

 回送となるバスを見てから改札に向かい、ホームに降りると

 サンダーバードが先にやって来る。気の毒なほど空いている。航空以上に大変そう。

 新快速も車両を選べば座れる程度の乗り具合。京都まで25分程揺られて、後続の普通列車に乗り換える。その途中、
news.yahoo.co.jp
 この記事を思い出したのと、昨日は並んでいて買えなかったと妻が行っていたのを思い出し寄ってみる。

 案外と空いていたのでついついお買い上げ。お土産を上書きすることになった。
 荷物が重くなって京都から普通列車膳所に戻ると20時過ぎ。荷物は重いが歩けない事はないので自宅までは歩いて帰宅。

【サイトアップ アクセスカウンタ】

 サイトアップはお休み
 アクセスカウンタは機能せず
 万歩計は17,586