2022-12-30

 いつもの時間に目覚ましが鳴る。今日は二人同時に起きだした。年末もあと二日。不幸があったばっかりだが、例年通り、30日から両方の実家を廻る事にしている。

 今回も航空券とホテルを組み合わせたダイナミックパッケージを用意している。父が亡くなる前に予約していたのでホテル泊前提。母は泊って行けというが、まさか予約した時点で父が他界するとは思っていなかったもので。
 身支度を済ませる。旅程が長く、スーツケースは行きからめいいっぱい詰まった。まだ暗いうちに自宅を出る。

 京阪電車の始発を捕まえて膳所の駅まで。更に電車に乗り継ぎ京都駅まで。ちょうど始発の新幹線が出る時間だが、改札口を素通りし、八条口まで行く。

 伊丹空港までリムジンバス。始発は混んでいる事が多いが、既に2本が伊丹へ向かった後。割と余裕がある。明るくなりゆく名神道を西に向かうと45分で伊丹空港着。外は明るくなっている。

 門松が飾られ、正月を迎える準備が整った伊丹空港から出発する。

 空港は混んでいるがピークは過ぎた様子。△は目立つが満席を示す×は少ない。そして上級会員向けの窓口は空いている。荷物を預けて手続きを済ませる。保安検査も同じく空いていて早々にラウンジに入る。

 時刻は7:20過ぎ。102便が動き出した所。他のフライトも動き出していて、次々に飛び立ってゆく。

 ラウンジの軽食を軽く頂いて、京王線恥辱を軽く進めておくと滑走路上、着陸機が姿を現す。

 羽田からの初便、101便がやって来た。そして

 目の前に入って来る。JA847Jがこの後の搭乗機となる。出発まであと45分。もう少しラウンジで待機。8時過ぎに席を立つ。

JL106 JA847J B787-8 ITM→HND


 出発15分前。搭乗口に着くと事前改札が始まると所。年末らしく子供連れが大挙して乗り込んでゆく。一方で優先搭乗の列は比較的短い。早々に乗り込む。今日は普通席の一番前、窓側から並びで座席指定している。席に落ち着き出発を待つ。機内は8割ぐらい席が埋まっただろうか。3人掛けの通路側にもお客さんが来る。この辺を担当しているらしい客室乗務員が「○○さま、今年一年ご搭乗頂きありがとうございました」と挨拶をしてゆく。上級会員向けの挨拶だが、伊丹-羽田で声を掛けられるのは珍しい。
 8:28、Door close。8:30、Push buck。羽田までの飛行時間は50分との事。

 8:37、Taixing。青空の下、飛行機は誘導路を南へ進む。伊丹空港の南端まで行き、滑走路へ。8:45、Takeoff RWy32L。

 伊丹の北側からいつも通りに左に旋回。伊丹空港を廻り込むように3/4周して向きを東に。更に高度を上げてゆくと8:50、ベルト着用サイン消灯。

 淀川の向こうが雲に隠されている。琵琶湖が隠れているのかと思ったら、琵琶湖の湖西側が見えている。雲は京都上空か。琵琶湖の湖面と湖南も隠れているけど。
 飛行機は更に上昇してゆくと窓外には雲が目立つようになる。

 鈴鹿山地あたりだろうか。日本海側から流れた雲が掛かっている。そんな様子を見ていると飲み物のサービスが廻って来る。
https://www.traicy.com/posts/20221222257935/
 何気に先日からスカイタイムの提供が止まっている。そうなると意外と種類が減るのだけど、今日は冷たいお茶を頂く。
 飛行機は尾張から三河へと進む。遠くに富士山が見えるようなるとフライトも終盤へ。段々と富士山が近寄って来る。

 静岡市街地の向こうが雲に隠され、その雲を突き抜けて富士山が顔を出している。9:10、あと5分でベルト着用サインが点灯する旨の案内がある。ワゴンが引っ込んでゆき9:16、ベルト着用サイン点灯。
 飛行機は北側へと進路を向け、房総半島に向かってゆく。

 雲の合間に房総半島が見えて来て、高度を下げつつ北上。東京湾へと入ってゆく。左手には三浦半島が見て取れる。

 三浦市内から横須賀市内へ。そして

 遠目、金沢八景八景島となる。

 9:34、Spot in SP14。良い年をお迎えくださいと挨拶があって降機となる。

 今年最後の搭乗となるJA847Jを見てから荷物の引き取りへ。荷物を待つ人は普段より多め。そして出て来る荷物にベビーカーの多い事、多い事。

 到着は定刻だったが、荷物を受け取って制限エリアの外に出ると10時ちょっと前となる。
 今回の東京滞在も新宿西口のホテルに泊まる。接触を避ける、と言う訳じゃないけどリムジンバスに乗ってしまう。

 あいにくホテル直行のバスが無かったけど西口まで直行便。案外と混んでいて二人並んで座れる席は無かった。外国人観光客もちらほらいるようだ。バスは20分少々で新宿駅まで。

 新宿西口で降ろされる。ホテルに一旦向かって荷物だけ預けると新宿駅へと戻る。今日はこの後、自分の実家へ。12月30日は母の誕生日。毎年、家族で集まって祝うのが習慣である。
 ちょうどロマンスカーがあったので乗ってしまう。空席△となっていたが、はこね5号。温泉に行くにはちょうどいい時間なのか、箱根湯本までは満席だそうだ。新百合ヶ丘までなら空席があるとの事。

 年末の温泉場に向かう浮ついた雰囲気の列車に揺られて、20分。最初の停車駅で自分たちは降りる事になる。お昼に実家、なんだが、今日は一品持ち寄り制としている。とは言え、膳所から料理を運ぶわけにもいかないので現地で食材を調達。前回、父の葬儀の後に何となく海外食材専門店で買ってしまったパッタイを作るべく、海老ともやしとニラを手に入れるべく駅前のスーパーへ。正月食材を買い求める人で賑やかなスーパーで人に酔いそうになりつつも必要な食材だけ買っておく。カニが幅を利かせる中、エビの売り場はこじんまり。晦日30日の海老需要ってこんなものか。
 実家へ。先週23日に来たばかりで今月4度目となる。妻も3度目だ。父の遺骨はまだ自宅にあるので、そちらに手を合わせるところから。墓地をどうするか、決めておくべきだったのだろうが、決めきれないままだったのだ。遺骨の前の花が増えている。喪中の挨拶状を送ったら届けられたそうだ。ありがたい事である。
 妹の所も夫妻と姪っ子の3人でやって来る。今月1日に父が他界したばかりで誕生日を祝う、というもの難だが、集まって話をするには良い機会となる。今月はイレギュラーで3回顔を合わせた姪っ子に妙に気に入られて、それこそ床を這いつくばる勢いで構う事になる。姪にとっての自分は年に一度のレアキャラの筈だが、どう受け止められているのだろう。
 本当はお墓をどうするかとか、もう少し突っ込んだ話をする時間も取った方がいいのだろうが、そんな感じにはならず、暗くなる前に妹夫妻が姪っ子を連れて帰る。自分たちも普段だったらお暇頂く所だろうが、母を急に一人にするのも忍びなく、夕食の時間までお世話になった。そして明日も夕方、伺う事にする。
 19時を過ぎてからお暇いただく。駅に戻って小田急線で上り電車、新宿まで。改めてホテルに入るとチェックイン。この時間のホテルは混んでいる。明らかに外国人観光客が目立つ。昨年と今年。同じ日程で同じホテルの同じようなプランで予約したのだが、今年の方が明らかに割高であった。その理由が良く分かる盛況ぶり。円安の昨今となっては、彼らにとっては値上がったうちに入らないだろうなぁと思う。
 前回、前々回と都庁が見える部屋だったが今回は反対側。目の前は開けていそうで、何気にビルが視界を塞いでいる。この辺りにも円安で買い負けているなぁという印象を持ってしまった。
 晦日の21時過ぎ。適当にテレビを見つつ、ビールを飲む。23時半ぐらいまでは起きていたようだが、最後は寝落ちる。

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