2022-12-31

早朝一度目が覚めたが二度寝。気が付くと外は明るくなっている。年末、最後、大晦日の朝。新宿のホテルで迎えている。
 昨晩は暗くて、視界が効かない、ぐらいにしか分からなかったのだが

 カーテンを開けると目の前は文化女子大だった。今は文化学園大というのか。20階なんだけど視界が効かない。
 ゆっくりと身支度を進めておく。朝食は昨日買った残り物で適当に。10時過ぎに今日の行動を始める。ひとまず妻に時間を委ねる。
 甲州街道を歩く。新宿駅前の跨線橋を登り、下るとその先にあるのは京王新宿追分ビル。その中にあるIKEAへ。
 今年の初売りに訪れて以来だから2022年の初日と最後に訪れた事になる。
podaka.hatenablog.com
 さすがに大晦日の午前中に訪れる人は少なく、空いている。妻は初売りの下見、と言っているが1点だけ、買い物。花瓶をお買い上げ。割れ物を膳所まで持ち帰る訳でなく、後で実家に持ってゆく。
 この後は飯田橋へ移動する。順路としては新宿駅まで戻って中央総武緩行線だろうが、すぐ近くの新宿三丁目へ。都営新宿線を選ぶ。

 京王車が来た。81K、9734F。今年最後の京王になるのだろう。今年もそんなに見た訳じゃないけど。
 飯田橋までゆくのに都営新宿線で九段下まで。ここから少し歩くと11時半過ぎ。飯田橋の駅からちょっと南に下ったところが今度の目的地。

 急に西環あたりの路地に迷い込んだような感じになる。目の前に現れたのは茶餐廳。
chankichachanten-iidabashi.jp
 香港にはたくさんあるけど、東京には珍しいタイプの店。もちろん、膳所にある訳がない。
 メニューから1品ずつと飲み物を。二人でシェアする。

 まずは飲み物が来る。凍港式奶茶。コロナ以来、足繁く通った香港に行けていない妻が今年一番の笑顔になる。それほどに本場を思わせる味。

 ワンタン麺に使われている細い麺も香港で頂くものと一緒。しっかり本場なので嬉しくなる。

 それとローストポークライスを。妻は菠蘿包を持ち帰りしたかったそうだが、焼き上げるまで1時間掛かるそうだ。仕方なくエッグタルトを持ち帰りにする。
 滞在30分程。すっかり異国に飛んだ感じになるが、ここは東京。店の外に出て九段下の方へと歩くと年越し蕎麦を出す日本蕎麦屋が目に入る。
 食事の後は腹ごなしを兼ねて少し歩く。九段下まで出て更に皇居のお堀端、内堀通りの歩道を歩く。

 この時間の内堀通り。マラソンをする人やら外国人観光客やらが目立つ。すっかりお上りさん気分。竹橋から大手町へと向かう。
 今日は八重洲が目的地。途中で内堀通りを離れて東京駅日本橋口へと向かう。その目的地に着く頃、折角なので日本橋のこちらに足を延ばしたくなる。3㎞以上歩いてきた所に徒歩延長。妻には申し訳ないけど向かった先。

 日本橋の誠品生活。台北や高雄でお馴染みのあの店。
www.eslitespectrum.jp
 日本に出店したの、何時だっけ。確か滋賀に越してからだと思う。そんな訳で日本橋の店には初訪問。
 台湾の書店だが、扱っているのは日本の書籍が中心。それでも台湾の書籍や、日本の台湾関連の書籍など、時間に限りがある中では目の毒だった。この後、母の所に行くので土産替わりに烏龍茶と台湾麦酒を買ってゆく。
 最後に八重洲地下街。妻の買い物のお供となる。全て終わると15時前。

 一旦新宿まで戻る。帰りはさすがに歩きではなく真っすぐ中央線で。新宿に15時。降りてみると目の前には

 中央線特急からは撤退した筈のE257系が「あずさ」のサインを出して停まっている。年末年始の多客臨として古巣に帰って来たのだった。偶然でくわしたが盛んにカメラの砲列を浴びている。自分も混じると見知らぬ人に「何でみんなこの電車の写真を撮るのか」と聞かれる。どういえば通じるか若干思案。「向こうに停まっているのは今のあずさで、こちら先代のあずさなんです」と答えておく。本当のようで若干嘘はあるけど、まぁ良いや。
 ホテルに一度戻る。若干増えた荷物を整理してから再び新宿駅

 時刻は16時。冬の東京らしい青空が広がる。毎年の事だが、東京の年の瀬は穏やかだ。
今度の新宿駅

 小田急線の構内へ進む。昨日はロマンスカーを奢ったけど今日は通勤列車。快速急行に空席があり、そちらに乗る。電車に揺られて25分程。そろそろ日が暮れて来て、冷え込んでくる頃、昨日も訪れた実家に到着。
 先程、日本橋で買い求めた台湾土産を渡す。IKEAで買った花瓶と一緒に父に備える花束も追加で。
 年越しの夕方を実家で過ごす。滋賀に越してから数年、試行錯誤が続いている年越し蕎麦も今年は実家で頂く。この一年、旅先でうっかり買ってしまう地方名産蕎麦の中から出石蕎麦を実家に持ち込み。自分で茹でるつもりだったけど、母からは自分が台所に立つ事は妙に嫌がられる。
 紅白が始まるぐらいまで滞在。お暇頂く際に、父が着ていたスーツを持ち出す。葬儀の後で、着れるなら持って行ってと母に言われていたもの。自分の体重がだいぶ減って少々大きめだったのだが、折角なので預かる事にした。この後、正月休みの後半で有効活用させてもらう。
 小田急の駅へ向かう。大晦日の20時が近付き、普段は賑やかな街もそろそろ人の姿が疎らになっている。駅に出て新宿行きの電車を捕まえる。

 普段は混んでいる快速急行。さすがに大晦日の夜は空いている。むしろ

 箱根からやって来たロマンスカーの方が乗客は多いようだった。
 新宿まで戻ると20時半。コンビニで少々ビールやら何やらを買い求めてからホテルの部屋に戻る。酒を飲みつつ年越しの番組を見ていると眠くなって来る。日付が変わった後の行動をどうしようか、少々迷う所だが、ウトウトする間に日付が変わったようだ。

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