2020-10-11

 目覚めると6時前。旅先、北海道は札幌市内のホテルで迎えている。昨日は毛布も被らずに寝落ちてしまい、途中気付いて二度寝。相当寝たがまだ眠い。けど、起きだす。
 日曜日であり札幌滞在は今日まで。午後早めの飛行機で膳所に戻る。ホテルは11時まで滞在できる筈。まずは朝食。昨日チェックインする時に、朝食会場、遅くなる程混んでいるので早めのご利用を、と言われている。まだ6時台。早いが行ってしまう。
 既に自分たちよりも早い人で混んでいて、テーブル席は空いておらず、カウンタ席への案内となる。コロナ以後のバイキング形式。都度都度ビニルの手袋をして、ご利用を、との事。

 勝手に盛れる海鮮丼なんてものがあり、昨日の居酒屋よりも立派な海鮮メニューになる。応用で海鮮サラダ、も作れるか。従って、一組の利用時間が長く、席は間隔を開けるために減っていて、なおかつ、GOTOの影響なのか満室だそうで。遅くなれば遅くなる程混雑、というのもわかる。食べ終わって引き上げる頃には、待たされる客が数多くなっていた。
 食事の後、少し街歩き。


 今日は良く晴れている。青空に緑の電車が良く映える。
 札幌の街中にまいばすけっとを見つける。
https://www.mybasket.co.jp:12443/
 横浜に住んでいた頃にはあちこちにありよく利用したが、北海道にもあったんだ。
 ホテルに戻る。この時間、さらに朝食待ちの人が増えている。早めに済ませておいてよかったね、と思いつつ部屋に戻る。
 昨日まで買いまわったものを荷造り。今回は1泊なのでスーツケース1個で来たのだが、少々荷物が増えた。エコバックを駆使して荷造りは出来たが、この後、空港でGOTOトラベルの電子クーポンを使うからさらに荷物が増える。 
 10時過ぎにチェックアウトする。まだ朝食の混乱が続いているようで、ロビーの休憩スペースで食べている人までいる状態。感染対策、というが逆に大丈夫?と思う状況。

 札幌駅に向かう。目の前の路面電車で駅まで直通出来れば便利なんだけど。すすきの駅まで荷物を引っ張り、地下鉄に2駅乗車。今日は今日で妻の買い物があるのでそちらにお供。昨日買えなかった品を無事に買い求めてから空港行きの電車に乗る。

 1時間に5本ある快速エアポート。先発は運よく札幌始発だった。

 733系のロングシート車だが、余裕をもって座れるので楽。とはいえ、鳴り物入りの毎時5本ダイヤが始まった途端のコロナ禍でJR北海道には大変気の毒な状況ではある。

 もはや懐かしアイテムとなった乗車位置の表示板。「すずらん」「カムイ」と並ぶ。列車名として愛される名称は限りがあるのか、2020年の今、気が付いてみると昔の名前が結構復活している。すずらんは元々、函館-札幌を室蘭線経由で結んだ急行だし、カムイはかむいの名前で札幌-旭川を結んだ急行だった。

 一つ隣のホームに785系が停まっている。この後、特急すずらんとして室蘭に向かう列車。JR後のバブル期に登場した785系も、もう最期の活躍という場面。甲種輸送で通った秋田操駅で見かけた1990年には鮮烈な印象だったが、時は流れた。
 快速エアポートは11時ジャストに出発。旭川へ向かう特急カムイと並んで走り、置いて行かれる。空港に行くには中途半端な時間らしく車内は空いている。パソコンを広げて遅れ始めた京王線恥辱を進めていると新千歳空港に運ばれる。
 空港で搭乗手続き。先に荷物を預ける。その後で使い残してたGoToトラベルの電子クーポン。ちょこちょこ買い廻って7,000円分のクーポンを文字通り消費。さすがに新千歳空港売店はクーポンにこなれた感じで使う事が出来る。
 時刻は12時を過ぎる。昼食を済ませておく。久しぶりにラーメン道場なんて所に入ってみた。さすがに混んでいる店は混んでいて適当な店を選ぶことになる。

 グラスビールをちょっと頂いて

 北海道らしくベタながらも味噌ラーメン。
 荷物が多くなり冗談抜きにもう一つスーツケースが欲しくなったが後の祭り。荷物を抱えて保安検査を受け、ラウンジに進む。

 出発まで小一時間。最後にサッポロクラシックを頂く。この時間の新千歳空港、案外と飛行機の出入りがある。その様子を眺める。

 エンブラエル170が行く。JA228J。

 B737-800がやって来た。JA316J。この後、福岡に飛ぶらしい。

 B767-300ERが来る。JA602J、折り返し羽田行き。伊丹ゆきはまだ来ない様子。何が来るんだっけ?

 スカイマークも出発してゆく。JA737N。

 エンブラエル190がやって来る。JA252J。こちらが折り返し伊丹ゆきになる。

 ジェットスターの機材も出発してゆく。JA20JJ

 AirDoが来た。JA15AN。親から貸し出された機材か。

 その親の機材もやって来た、JA87AN。
 そろそろ搭乗開始。ラウンジの席を立ち、搭乗口に向かう。

JL2008 JA252J ERJ-190

 先程13:20過ぎにスポットに到着したJA252J。その後20分少々で折り返しの準備が整う事になる。さすがに小型機、段取りが早い。

 あと5分で搭乗開始との事。少々待った後、13:45過ぎに搭乗開始となる。普通席、翼の後方に宛がわれた席へ。

 予約時点からERJ190だったのかどうかよく覚えていないが、案外とお客さんで埋まる。しかし、何か滑走路に違和感。

 アントノフ??

 アントノフ124-100だって。千歳からアンカレジへ飛ぶ貨物便。千歳も経由地でしょうが、まさかの珍客に心の中だけで沸く。
 13:56、Doorclose。上昇中、降下時、揺れを予想しているとの事。

 見た目満席の機内。モニタが無いのでエマージェンシーデモが実演で行われると14:00、Pushbuck。

 ほぼ同時に羽田行きと思しきJA602Jも動き出す。14:04、Taixing。滑走路端へ向かうと先にJA602Jの方が飛び立っていった。

 こちらも離陸に向けての最終準備。14:09、Take off RWy19R。

 上昇すると想像以上の揺れに見舞われる。右に左に翻弄されるような揺れ方。

 苫小牧の上空で右手に旋回。少し向きが変わると落ち着いてきたが、なおも揺れる。

 室蘭線が走る海岸線沿いに南下してゆく。飛行機には慣れている筈の妻が隣で弱音を吐く揺れ。

 次第に目視ではどこを飛んでいるのか分からなくなり、それに従い揺れも落ち着く。14:19、ベルト着用サイン消灯。位置を見ると噴火湾を横切り、渡島半島へと向かう所。

 窓外のベタっとした雲を眺めて飛行機は北海道を離れてゆく。

 飲み物のサービスが始まる。今時点で揺れが落ち着いているので温かいもの含めたフルサービスでの提供。何処で見ていたのか、揺れを怖がっていた妻に乗務員はこの先の見込みを教えてくれる。
 15:11、副操縦士から飛行状況の案内が入る。間もなく富山上空に差し掛かる所、左手遠くに小さく富士山が見えるそうだ。この先、伊丹着陸は15:55を見込んでいるとの事。伊丹の天候は曇り、気温は25℃だそうだ。この先、航路上の天候は良好と付け加えられる。15分後に降下を開始すると少々揺れるそうだ。
 富山上空、と案内があったが、今日のフライトは北陸を南西に向かう航路を取っている。あまり上空から見る機会がないエリア。あいにく景色が見えないのが残念な事、この上ない。
 15:21、降下を開始し15分後にベルト着用サインが点灯する旨の案内がある。飛行機は引き続き北陸を行く。若狭湾上空で旋回すると進路を変える。

 丹波かどこかの丘陵を見て南下。15:34、ベルト着用サイン点灯。

 雲の中に突っ込んで軽く揺れる。そして地上が見えるとそこは大阪郊外。高槻かそこらの住宅地だった。飛行機は淀川を越えて南下。

 旋回

 そして旋回して機首を伊丹へと向ける。

 再び淀川を越えると伊丹への最終コース。15:48、Landing、RWy32R。

 A滑走路上を急減速。減速感が緩むと誘導路へ。

 15:51、Spot in SP20。妻はエンブラエルには乗りたくないとぼやいている。伊丹ベースでJALに乗ろうとすると地方路線は殆どダメ、という事になってしまい、困ったものだが。
 降機。伊丹の端から延々歩いて荷物を受け取る。ギリギリ京都ゆきのリムジンバスに間に合うタイミング。写真を撮る間も無く京都駅八条口まで運ばれる。

 そんな訳で17時半には膳所の自宅に戻る事が出来る。なかなか良いペースだがもう夕方。

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