3時半過ぎ、目覚ましの音で無理矢理起きだす。睡眠4時間。あからさまに短い。昨日はがら空きだったカプセルホテル風の宿。自分よりも遅い人が何人かいたらしく半分埋まっている。満員だとわからないけど、空いている分には悪くない。
ひとまず身支度。4時にはチェックアウトをするべく1階に降りる。
昨日の居酒屋は朝食会場に化けている。昨晩は1時まで営業だっけ。片付けと準備で不眠なんだろうなぁスタッフさん、と思う。
さすがに空腹ではないので味見程度に少しだけ。おかずをパンにはさんでサンドイッチにする。まぁ美味しい、午前7時に食べるなら。
4:10に送り出しの便がある。今日は国際線ターミナルへ。日曜日の朝に行くところではないが、多少思う所があって。
4:10過ぎには空港到着。さすがに早い。この時間、出発便もあるし到着便もあるし、夜明かしの人も多い。目的の到着階にゆく。
羽田はこれから朝の到着ラッシュ。と言いつつマニラからの78便は着陸したのか。
到着階の奥へ進む。目的はこちら。
国内線乗り継ぎカウンター。
国際線到着便が早朝からあるので国際線ターミナルの国内線カウンタは4:45から営業する。つまり第一ターミナルのカウンタより早く開く。そこで、国際線側で今朝の搭乗手続きを済ませることを志す。ついでに、ではなくこちらが主目的なのだが、アップグレードも。
4:30を過ぎて赤い方と青い方、両方の係員が示し合わせるでもなく、ほぼ同時に現れる。挨拶を交わすわけでもなく、ほぼ同時に準備作業開始。
このころには本来のお客さん。つまり国際線から乗り継ぎ客で行列ができ始めた。
今日も全般的には空いていると思われる国内線の空席状況。その中で長距離となる沖縄方面、上級クラスは埋まっている。先程ファーストクラスを頂いた那覇行き、901便も既に満席となっている。
全体的には空いているのにこちらは混んでいる上級会員向けのカウンタを通ってラウンジに入る。こちらも混んでいる。
時間もないし、食事も控えている。トマトジュースだけいただくと、早々に搭乗口に向かう。
赤い方、JALは4:45から業務開始。青い方は5:00みたいだけど少し早く開けていた。今日の搭乗券を出してもらい、アップできるところはアップしてもらう。第一区間、最上級クラスを確保して当初目的を果たす事になる。
さて、国内線のターミナルへ。国際線側で保安検査を受けても制限エリア内の連絡バスは6:20までないので、外を走るターミナル間連絡バスに乗る。
本来のターミナルに5:10。朝からだいぶ動いた気がするが、まだ5:10である。
JL901 JA01XJ A350-900 HND→OKA
飛行機の出発は6:15。20分前を目安に搭乗口へ。羽田の6時前。間もなく立春だが、まだ外は暗い時間帯。
昨日デビューした首里城再建デザインのJA05XJが張り付く、のではなくて初号機、JA01XJがそこにいる。この時間、福岡行き、千歳行きとA350の姿が見えている。A350も5機まで増えるとそこそこ存在感が出てきた。伊丹で乗れるのはいつ?とは思うけど。
搭乗開始まで少し間がある。少々時間をつぶしてから機内へ。今日は早起きしてもらった1A席に座る。
乗ってみるとちょうど機体が窄まる所で若干圧迫感がある。窓側なら2列目の方が良い席かも知れない。それ以外にはよくできた椅子。B787の国内線仕様も同じだが、個人用画面に座席番号が表示されるのは良いと思う。
なかなか取れなかったので久しぶりの国内線ファーストクラス。コートを預けて新聞を出してもらう。飲み物のリクエストも聞かれた。まだ朝の6時だが、シャンパンをお願いする。
6:17、Doorclose。6:20、Push buck。
僚機に先立ち、いち早く羽田のターミナルを離れると洋上のD滑走路へと向かう。だいぶ外が明るくなってきた。
着陸機がいくつかやってくるを眺めて誘導路を進む。洋上へと渡り滑走路端まで約10分。
先程も第一ターミナルで見かけた先行機を送り出すと順番が巡ってくる。6:39、Take off RWy05。
東京湾上空を旋回して西に機首を向けると太陽が昇ってくる。さらに飛行機は上昇。6:44、シートベルト着用サインが消灯する。
後方を区切るカーテンが閉じられる。空が段々と明るくなってくる。6:52、右手に富士山が見える旨の案内。
すっかり朝になり、次第に太陽の光が強さを増してゆく。
機内サービスが始まる。早速食事が出てくる。この時間は朝食時間帯。
和定食的なものにシャンパンが付いてくる。ミスマッチだったかと思うが、もう瓶は開封されたからシャンパンを続行すべき状況。
メインは鰤。もう少し見栄えがするようにしても良さそうだけど。でも旨かった。
小鉢が二つ付いて
ごはんとみそ汁。ごはんは函館産とある。北海道米もJALのファーストに乗るとは出世したものだ。30年前は不味いの代名詞。15年前は値段の割に旨いの代名詞だったはず。
香の物は長芋という変化球が来る。
そして果物。
今日のJALは飲ませるエアラインの本領を発揮する。食べる間に注がれ、また注がれ。
食べ終わっても続行。
さらに続行。
1時間以上飲み続いていたら最後に水が一緒に出てきた。最初から頼んでおくべきでした。
1時間以上飲み続いていたら最後に水が一緒に出てきた。最初から頼んでおくべきでした。
注ぎ続けてくれた先任乗務員さんに「お強いんですね」と言われてそろそろ潮時かなと思う。
「この後もご一緒なんですよね」
「でもファーストは取れていないんで」
「皆さんそう仰います」
って今日のファースト。折り返し利用者何人いるんだろう。キャンセル待ちは無理だろうなぁと今朝取れたクラスJからのアップは諦める。
グラスを下げてもらうと飛行機が少し揺れる。奄美上空らしい。降下開始の案内があって機内は仕舞支度になる。8:49、ベルト着用サイン点灯。
眩しくて閉めていたブラインドを少し開けてみる。
いつの間にか世界が変わっている。揺れながら下降してゆくと海が近くなってくる。沖縄本島をぐるっと回って那覇空港への最終アプローチ。
海が近づいてくる。浅瀬の透明な青を一瞬見ると空港が現れる。
9:04、Landing。RWy36。減速してゆき誘導路に入るとすぐにターミナル。9:07、Spot in SP23。
降機。案外と暑くなく一枚羽織るぐらいでちょうど良い感じだ。
折り返しもお世話になるJA01XJを少し眺めると制限エリアの外に出る。今日、羽田空港で唯一アップグレードできなかった最後の搭乗便。クラスJのキャンセル待ちを依頼する。すると空きがあるというので出して貰える。しかも窓側席であった。
制限エリアの外に出たので少々買い物。そんな中でこんなものを見つける。
昨日、2月1日はプロ野球のキャンプインであった。沖縄でキャンプを張る球団は見ての通り数多い。それで昨日のラウンジが妙に混雑していたのかも知れないけど、よく分からない。
次いで1階に。先程機内で飲んだ〆、じゃないけど沖縄そばを志す。
空港食堂は11時までモーニングの時間帯。メニューはモーニングセットとお弁当だけだと思っていたら沖縄そばの類も扱っていた。ソーキまでは重たいので単純な沖縄そば。ここまで頂くとそろそろ制限エリアの中に戻る。
保安検査を受けてラウンジに入ると9:40。もう10分少々で次のフライト。搭乗が始まるところ。
相変わらずラウンジは混んでいる。キャンプ見学帰りっぽい人もちらほら見える。食事もグラスも補充が追い付いていない感じ。とりあえずビールを1杯だけ頂くと席を立つ。
JL902 JA01XJ A350-900 OKA→HND
滞在1時間。折り返し同じ機材で羽田に戻る。空席待ちカウンタにたくさん人がいる様子をちらっと見る。空席待ち種別Sで60人と書いているようにも見えたけど、さすがに多過ぎだから見間違いか何かか。
先程も搭乗したJA01XJ。海外ではよく見るタヌキ顔だが、日本国内、羽田以外で見たのは初めての事。次第に日本の顔になるのだろうが、今日のところはまだ違和感がある。
9:50になり、事前改札が始まる。機内準備に少々時間を要していて、乗り込むまでもう数分待ちらしい。
9:55近くになって搭乗開始。今度はクラスJ、通路側席。先程の先任乗務員さんにお世話になりますと声をかけてから自席へ。
そんな訳で通路側座席に落ち着く。初期画面の写真、行先によって変えているのね。
10:13になってDoorclose。10:17、Pushbuck。10:22、Taixing。
通路側なので窓の外はよくわからないが、A350、機外カメラが付いている。好きなタイミングで外を見ようと思えば見れる。テレビプログラムを選んだりする人のほかに、一定数機外カメラを見ている人がちらほら。
10:28、Take off RWy36。
これはいいねと思う。窓を失って初めて目の前の機能を生かそうという気になった。
10:36、テーブルと背もたれの使用が許可されたのち、10:43、ベルト着用サインが消える。PCを出して京王線恥辱を少し進めておくべきタイミングだけど、なんとなく疲れを感じていつの間にかウトウト。まぁ一昨日の深夜から移動の連続だし。
飲み物のサービスが廻ってきて意識が戻る。なぜか眠い時でも気が付いたらシールが貼られていた、というのがほとんど記憶にない。
うすぼんやりとしながら東京への道を戻る。途中、お手洗いに立つついでにドアのところから外を撮ってみた。
妙に視界が広い。何でだろうと思ったら
窓の下半分が超広角レンズ風になっている。ジャンプシートから確認できる視野を広げる意図ですかねぇ。
11:46、降下を開始し15分でベルト着用サインが点灯する旨の案内。そして11:59、ベルト着用サイン点灯となる。房総半島が近づいてくる。機外カメラで見ているとある程度はどこを飛んでいるかがわかるようになる。
東京湾に出た。富津岬が見えてくる。高度を落とし左に旋回すると羽田空港が見えてくる。
12:19、Landing RWy34L。減速してゆき誘導路へ。
12:23、Spot in SP12。
今日はタイトな接続が続く。羽田では乗り継ぎ時間25分。最低時間は満たしているけど、902便、少し遅れている。写真を撮る間もなく急ぐ。乗り継ぎ先は7番搭乗口。12から7を引くと5しかないのだが、この5番違いで結構歩く。
待っているのはJA623J。そしてこの先向かうのは
那覇に引き返します。
JL917 JA623J B767-300ER HND→OKA
羽田滞在最大25分。降機してからまだ10分経っていないが搭乗が始まっている。早々に乗り込む。今朝手に入れた席はクラスJの先方真ん中島。そちらに落ち着く。目の前には5席だけのファーストクラス。こちらが取れれば、なのだけど、やはり競争率は高い。
12:43、Doorclose。那覇までの飛行時間、2時間半と告げられる。降下に際して揺れが予想されるとのこと。12:46、Push buck。12:50、Taixing。今日二度目のD滑走路へ向かうが、思ったよりも早く海を渡る。何となくD滑走路の離陸は動き出してから10分と思っていたが、今日の出発は7番から。ほぼターミナルの南側まで自分の足で動いていたのだった。
12:58、Take off RWy05。東京も青空が広がる中、上昇してゆく。穏やかな飛び立ち。13:06、ベルト着用サインが消灯する。
沖縄の小さなガイドブック、美らナビが配られる。毎回沖縄を往復する度にもらうことになり、要らないのだが断るのも面倒でつい手元に入る。今週末だけで3部。
先程さぼった京王線恥辱を少し進めておく。電源席ではないけど、パソコンを買い替えて以来、案外と長い時間、電池が持つので何とかなる。二つ前のフライトを振り返っていると13:12、機長さんから飛行状況の案内。現在右手に富士山が見えているとのこと。確かに昨日よりくっきりとした富士が通路越しに見える。この先、那覇には定刻より早い15:25の到着を見込んでいるとのこと。那覇の天候は晴れ、気温は19℃だそうだ。
飲み物は温かいお茶にした。お茶を飲んで京王線地上で綴るのはシャンパン飲みすぎの振り返り。世の中的には反省会というのだろう。
途中、お手洗いに立ってみる。後方の普通席も割と埋まっている。所々3列席の真ん中が空いているかぐらいなので9割以上の乗り具合。日曜日、午後の沖縄線。観光で乗る時間ではないが案外と人気だった。
過ぎて少し揺れ始める。そろそろ飛行機は九州南部の沖合に差し掛かっている所。 14:57、降下を開始し10分でベルト着用サインが点灯する旨の案内。ここでパソコンをしまい込む。15:10、ベルト着用サイン点灯。
飛行機は揺れながら沖縄本島をぐるっと回りこむように高度を落としてゆくと那覇空港への最終コース。窓越しに透明な海が見えると15:24、Landing、RWy36。15:28、Spot in SP23。
この時間、沖縄の気温は18℃だそうだ。コートはいらない。手にもって降機。
この先の乗り継ぎ、掲示されている。早着したので少し時間に余裕ができた。
ここまで乗ってきたJA623Jにも気を向ける事が出来た。
NU044 JA11RK B737-800 OKA→NGO
那覇の滞在時間は最小乗り継ぎ時間の30分。前便917便が早着したので40分程余裕がある。乗り継ぎ案内にあった27番搭乗口を覗く。
待っているのは名古屋中部ゆき。NU44便。そして機材は昨日乗ったJA11RKであった。
いったん制限エリアの外に出る。コンビニにいって買い物。
このじゅーしーの素が弁当のおかずに困ったときに助かるので少々買い足す。
保安検査を受けてラウンジに。この時間はラウンジ。比較的余裕があった。
1杯だけビールを頂くとそろそろ時間、搭乗口に戻る。
さぁ、8レグの最後だ。乗り込む。
今度は今朝のうちに抑えておいたクラスJ。最前列の窓側席になる。ほぼ満員に見える機内に落ち着き出発を待つ。
今度は今朝のうちに抑えておいたクラスJ。最前列の窓側席になる。ほぼ満員に見える機内に落ち着き出発を待つ。
16:06、Doorclose。16:09、Pushbuck。沖縄言葉で案内が始まる。中部までの飛行時間、1時間45分とのこと。上昇中、揺れが予想されるそうだ。
16:13、Taiixng。今日は4レグ、すべて順調に進む。誘導路を南へ。滑走路端までくると16:20、Takeoff RWy36。
ちらっと港龍の赤い機体が見える。すぐに海へ出るといったん水平飛行。
那覇港を出てゆく離島航路を追い抜くと再び上昇。沖縄の島が雲に隠れる。しばらく揺れが続いた後
雲の上に出ても落ち着かない。16:25、テーブルと背もたれの使用が許可されたが、なおも小刻みな揺れが続く。
伊江島を見て上昇。沖縄の島々、そして薩南諸島が見えたのち16:41、ベルト着用サインが消灯する。
窓外には奄美大島が見えている。空港が見えたのち、洋上へ。16:53、機長さんから飛行状況の案内。現在、奄美大島の北側を飛行中。名古屋中部には18:10頃の到着を見込んでいるとのこと。名古屋の天候は晴れで気温は11℃だそうだ。17:30頃に降下を開始すると揺れることが予想されるそうだ。
外は一面の雲に代わる。先程来、雲を見つつ京王線恥辱の続き。
途中、飲み物を頂く。冷たいお茶だったけどパソコン作業に気を使ってくれたのか、蓋をしてくれた。
少しずつ赤みを帯びる空を見ながら東へ。17:26、間もなく降下開始の案内。15分程でベルト着用サインが点灯するそうだ。
外はだいぶ夕暮れになった。飛行機は少し左に旋回。紀伊半島へと向かってゆく。そうだ、今度は名古屋に降りるのだった。何度も往復していると自分がどこに行くのか失念することがある。
尾鷲の街明かりが見えて17:45、ベルト着用サイン点灯。パソコンを仕舞、居住まいを正す。急速に暗くなる窓外。志摩半島上空は街明かりがちらちら見えるだけでどこなのかよく分からないまま伊勢湾に入り込む。最終コース。
右手に知多半島が見えてくる。斜め前には常滑の街。だんだんと空港が寄ってきて18:01、Landing、RWy36。速度を緩めて誘導路へ。
18:05、Spot in SP04。少々の早着であった。
降機する。JA11RKはこの後、那覇まで戻るらしい。
中部には着いた。今日のフライトはここで終了だが、帰るべき家は膳所にある。
まずは名古屋へ。早く着いたので18:17の特急には間に合うが、既に指定席は売り切れ。一般車は混んでいて座れない。少し京王線恥辱を進めたいので見送る。
準急なら座れるけど、途中で混むだろうし、その後の全車指定席、ミュースカイにした。早着の効果を消してしまったがもともとの予定通りなので文句は言えない。
名鉄特急で多少京王線恥辱を進める。名古屋に19時過ぎ到着。
先日買い求めたランチパックのみそかつ風を妻からリクエストされていたので探すが、売っているのは小倉マーガリンだけ。
改めて見るとみそかつ風は1月で終売だったみたい。2月1日に朝に探していたらまだ買えただろうか。
来るときは夜行バスであった。それに倣うと帰りは在来線だろうが、名古屋19時からさらに東海道線はさすがに堪える。もうここは
新幹線に乗る。名古屋夕方着は航空運賃、稼げるフライオンポイント、航空ダイヤ、色々を秤に掛けた結果だが、航空券代+新幹線代はお高い伊丹夜着運賃に見合ったかも知れない。
多少余裕を持たせて、朝食沖縄そば、夕食名古屋きしめんなんてこともちらっと思ったが、すぐに出るのぞみに乗る。
247A、G13編成。新大阪どまりののぞみは名古屋で大量下車。代わりに乗り込む人は少なく、空いている。
久方ぶりにパソコンを充電して引き続きの京王線恥辱。今日の記事もある程度は追い詰める事ができる。20時前に京都到着。44時間ぶりに戻ってきた。普通列車に乗り継ぎ膳所まで。疲れているが京阪電車の接続が良くない。待っている間に帰宅できるなと思い、最後まで歩くと20時半過ぎに帰宅。
疲れは覚えるが思ったよりもダメージはない。夕食を頂き、土産話を少々。今日は少し早い目に寝ておく。
【サイトアップ アクセスカウンタ】
サイトアップはお休み
アクセスカウンタは機能せず
万歩計は11,015