2020-02-09

人の気配で何度か目が覚めた。先週は1段式で定員の少ない部屋だったのだが、今週は2段式。人の多い分、眠りの妨げも多いのだった。背高の空間に千円程度の差は無いけど、人の密度の差異にこそ価値があるのだなぁと思う。
 まだ4時前なのに他にも起きだしている人がいる羽田近くのカプセルホテル。昨日は24時前に寝たのでざっくり4時間。まぁ青函連絡船の深夜便だよね、と思うと動ける気がするから不思議だ。

 ホテルの朝食としては破格、4時から提供というものを軽く頂く。サンドイッチにして飲み込むとまもなく空港への便が出るところ。国際線ターミナルまで連れて行ってもらう。

 まだ4時15分。国内線窓口の営業開始まで30分あるが、まぁ良い。夜明かしをする人が目立つ到着階に向かう。

 早朝の到着便はこれからと言った所。ひとまず受付開始を待つべく並ぶ。

 あと20分程。掛かりが来て準備を始めたのが4:30過ぎ。4:40には荷物の大きな人が何人かやってきてカウンタの営業開始を待つようになった。
 受付開始。今日の搭乗便。クラスJにしてもらった上で初便のファーストクラス、キャンセル待ちを入れる。同じタイミングで901→902→921→920なんてチェックインをしている人もいる。
 端末が重いので、とちょっと時間がかかったが、手続きを終えると第一ターミナルに移動する。

 5時が始発なのだろうか。巡回バスは混んでいる。10分程で本来の第一ターミナルまで運ばれる。この時点ではまだ始発電車は羽田に到着していない。
 ホテルを出る時は中途半端だった身支度をしてから出発階に上がると5:17。

 既に沖縄行き901便。全クラス満席になっている。クラスJだけでも確保でき、早起きしてきた甲斐がある。
 上級会員向けの窓口に行列ができているのがちらっと見える。今日は一般側の保安検査を迂回してラウンジに。

 着いてみると驚くほどに人がいない。間もなく人が増え始めたけど。
 ファーストクラスが落ちてくるか来ないか、悩ましいところで

 結局飲み物だけにする。向こうに見えるのはA350-900。JA01XJ。これから乗るのは昨日見かけた●の塗装機らしい。JA04XJの姿も見える。

JL901 JA04XJ A350-900 HND→OKA

 ラウンジは混んできたし、キャンセル待ちの発表も控えているから先に動いておく。


 5:40過ぎ。まだ搭乗開始時刻は決まっていない。空席待ちカウンタには人が少々集まっている。キャンセル待ち、二桁人ぐらいはいる様子。
 一回整理券の確認があった後、5:55を過ぎて2人までアップグレードOKとなる。今日は通路側席。まぁ毎回窓席が取れるとは限らない。
 既に搭乗は始まっていて、前方席の搭乗開始を待って乗り込む。席に落ち着き出発を待つ。
 6:21、Doorclose。6:25、Pushbuck。


 機外カメラで動き出しを眺めるのはなかなか面白い。間もなく出発に際しての案内が流れ出して中断。そして安全に関する注意のビデオが流れるので、続きは6:30、Taixingの後になる。ちなみに那覇までの飛行時間は2時間35分とのこと。
 飛行機が動き出すころには夜が明けている。

 窓を赤く染めつつ飛行機は海側、D滑走路へ。機外カメラを前方で見るか尾翼で見るか悩ましいところだが

 尾翼で離陸を迎えた。6:42、Take off RWy05。飛行機は東京湾を旋回しながら上昇してゆく。

 窓から差し込む光がさらに強さを増している。東京湾を抜けて相模湾に差し掛かった6:53、ベルト着用サイン消灯。まもなく右手に富士山がご覧頂けます、という良い天気。

 機外カメラ、前方にも少し映り込んでいた。
 多分後方を区切るカーテンが閉じられる。サービス開始。テーブルをセットしてもらうとまもなく朝食が出てくる。

 先週と同じなんだけどね。
 一応は全品撮っておく。繰り返しになるけど載せる。







 順番を整える気になれないので撮った順で。
 7:14、機長さんから飛行状況の案内。那覇空港到着は9:15を見込んでいるとの事。沖縄の天候は晴れ、気温は17℃だそうだ。JALの新しい翼、A350の旅をお楽しみください、という言葉で締めくくられた。
 飛行時間2時間半の羽田-沖縄。食事をゆっくり食べた後でも十分に時間の余裕がある。


 引き続き飲みながらの時間。パーソナルモニタもあって、国際線に乗っている錯覚を感じる。お酒も国際線と遜色ないし。
 8:55、降下を開始し10分後にベルト着用サインが点灯する旨の案内がある。

 久しぶりに外の様子を見てみる。一面の雲が広がっていて地上の様子はわからない。もうそろそろ沖縄本島に差し掛かる筈だけど。

 酔い覚ましの水を頂く。コートの返却もあってそろそろ居住まいを正す。倒していた背もたれをしっかり立てると9:02、ベルト着用サイン点灯。
 客室乗務員が廻ってきてベルトの確認をするのだが、座席の背もたれを直された。若干リクライニングが利いた所でストップ。えって思ったのを察したのか「エアバスはこうなんです」と。座席の仕様だと思うし、クラスJや普通席は別だろうが、こんな座席は初めてだ。離着陸ポジションみたいなボタンはあったのだけど、素直にそれを使うべきだった。

 高度を落とすと地上も見えるようになる。沖縄本島を横断して東側を海沿いに進んでゆく。南側へと廻りこむと那覇空港への最終コース。

 海が近づいてきて着陸と知る。 

 9:13、Landing、RWy36。減速して誘導路へ入るとターミナルへ。

 9:17、Spot in SP25。

 降機してからJA04XJを撮ってみたが位置の関係で特別塗装の様子がよく分からない写真になる。

 遠くからもう一枚。中途半端な写真だけど。
 この後、次の便までは少々時間がある。その間を使って空港の外に出る。先週から何度か那覇空港には来ているが、ターミナルから一歩も外に出ていない。外へと出ると案外と涼しげな空気。コートを着る程ではないけど、空港内が暑いぐらいだったので、この涼しさは意外だった。
 モノレールの駅まで行く。昨年の秋に首里から延伸、浦添市てだこ浦西駅まで4.1㎞延伸している。その区間を乗るにはいい機会だ。
 沖縄のモノレールは自社ICカード以外は使用不可。

ryukyushimpo.jp

 何れ利用可能になるそうだが、現時点ではまだ不可。久しぶりに切符を買っての乗車になる。
 沖縄のモノレールは混んでいる印象が年々強くなっている。が、今日、発車ギリギリで乗り込んだ列車は意外なほど空いている。
 従来の終点。首里までは30分弱。小高い丘の上に昨年、焼失した首里城が見えてくる。ここからが延伸区間

 起伏のある丘陵地帯に広がる住宅地、といった所だろうか。首里までの区間と人の多さはあまり変わらないように見える。そんな中にも車窓に変化があって墓場がいくつか目についたこと。小さな家みたいで国内では見た事のないスタイル。

沖縄のお墓は正に「家」。琉球墓の5つの魅力とは

 琉球墓、というのは後でネットで調べて得た知識。


 既存区間も同じだが、基本道路の上を通るモノレール。何かというと直角カーブになる。地図で見るとまっすぐ進めば早そう、と思えるところも多々。新しい路線にしては珍しい鍋弦線。

 最後は急に線路が地下に入る。トンネル区間。そのトンネルを抜けたところが終点のてだこ浦西駅

 駅前はこれから開発、という雰囲気。ドラッグストアでもあったらマスクを探そう、と思っていたけど、そんな感じではなかった。

 この先の延伸、があるかどうかは分からないけど、まだまだ先に延びるのだろうか。構想は色々とあるみたいだけど。

 1本落として折り返しのモノレールで那覇空港に戻る。改めて焼失した首里城を遠めに眺め、那覇市内の中心地では結構な混雑、少し減って那覇空港に戻ると11時になっている。
 自宅に少しお土産物を買うと保安検査。11:35の羽田行きが出るところでラウンジは空いている、と思ったが混んでいた。15分遅れての出発だそうだ。

 席はあったのでラウンジで軽食。そのうち12:10伊丹ゆきも遅れる案内がある。

 前便到着遅れというのが気になり、ネットを見てみる。

 903便と905便。羽田空港カウンター混雑の影響で遅れ、と出ている。どういう理由だ。

 さらに伊丹ゆき、2084便は遅れが伸びて25分遅れとなる。羽田行きのお客さんが席を立ったのでラウンジには多少余裕ができる。京王線恥辱を進めるべく席を引越し多少作業。

 軽食をいただく間に12時を過ぎる。伊丹ゆきの案内があったので席を立つ。

JL2084 JA751J B777-300 OKA→ITM

 搭乗口へと歩く途中、伊丹ゆきのクラスJはご予約のお客様で満席、の案内が聞こえる。沖縄のターミナル、一際、人の多いエリアがあって、伊丹ゆきの出発を待つお客さんでごった返している。 

 待っているのはJA751Jだった。昨日は904便から919便、918便と飛んで、今朝は羽田から905便でやってきたらしい。B777-300は保有数が限られるから、同じような機材を繰り返すことになりがち。
 12:20を過ぎて事前改札ののち、優先搭乗開始の案内がある。

 この人たち、本当に優先搭乗の対象者?という人も混ざっているような。不安気にチケットを見てからゲートに行く人とか。鳴った音からすると一般でしょうが、JALの国内線は搭乗順をもう少し分かりやすく示す必要がありそう。

 ひとまず機内へ。今朝上げて貰ったクラスJは2-4-2列の4列席通路側。そちらに落ち着く。中途半端な時間の輸送力機で、投げ売りされることも多いフライトだけど、結果としては案外と埋まる。
 機内満席になって12:42、Doorclose。12:45、Pushbuck。機材到着遅れの影響で遅れていること、お詫びがある。伊丹までの飛行時間、1時間30分と告げられた。12:50、Taixing。
 案外と眠くなり寝落ちる。気が付くとまもなく離陸、という所。1機着陸を待ったようだ。滑走路へと進むと13:04、Take off RWy36。一度エンジン音が静まった後、再び叫ぶ。13:09.テーブルと背もたれの使用が許可された後、13:14、ベルト着用サイン点灯。伊丹着陸は14:35頃と案内。
 前便で全く手を付けなかった京王線恥辱をこちらでは進める。そうしていると、

 飲み物のサービス。ここ数日、足りなさそうな野菜ジュースを頂く。免罪符にはならないでしょうが。
 13:38、副操縦士さんから飛行状況の案内。遅延のお詫びののち、伊丹着陸は14:35頃となる見込みである旨、伝えられる。伊丹の天候は晴れ、気温は6℃だそうだ。14:20にはベルト着用サインを点灯させるとのこと。
 14:00、間もなく降下を開始する旨、案内がある。そろそろパソコン作業をやめにすると14:15、ベルト着用サイン点灯。窓外には四国かどこかの山が見えている。山頂は真っ白になっていた。
 14:15、ベルト着用サイン点灯。遠くから窓のその先を見るとどうやら大阪の南部まで来ている。時々揺れ。そして揺れ。14:32、Landing、RWy32L。改めてお詫びがあった後、14:36、Spot in SP15。
 重ね重ねのお詫びがあって降機となる。 

 JA751J、折り返しは再び沖縄。その入れ替わりのお客さんが待ち構える。折り返し便の出発遅れを告げる案内を聞いて、制限エリアの外に出る。
 今日はおとなしく2回搭乗で帰宅する。都合よく14:50に京都へ行くリムジンバスに飛び乗ると帰路。京都まで45分少々。

 この時間、雪がちらちらする京都駅界隈。時間は早いが疲れたのでまっすぐ帰る。膳所停車の普通列車を捕まえて、自宅に戻ると16:20になるところ。
 さすがに疲れた。今日は早めの切り上げて楽だった筈だけど、それでも疲れた。早い目に寝て、明日に備えることにする。
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