2018-10-13

 土曜日。7時過ぎで良いのだが。早く目が覚めた。一度できたリズムはなかなかずれない。朝食を頂き、身支度。今日は用事がある。妻共々出掛ける。
 こちらに来て初めてレンタカーを借りるとナビに逆らい、琵琶湖岸を東に。向かったのは

 米原駅の新幹線口。ここに来るだけなら、新快速の方が早くて圧倒的に安いが、今日はお客さんを迎えに来た。いや、なんてことはない、両親なんだけど。自分が近江に越したので一度遊びに来るという話をしていたのだけど、夏は暑いし冬は寒い。気候も穏やかな10月にセットしてみた次第。
 今日、一日。借りた車で両親を連れまわす事にしている。来た道からちょっとずれて向かった先は

 多賀神社。近江鉄道が乗り入れているから神社の近くまでは自分も来た事があるのだが、神社を訪問するのは初めてである。っーか、この半年、近江に過ぎていても週末毎に横浜に帰っていたから、近江の名所は訪れたことがない。琵琶湖を見たのも、このドライブが今年初だった。
 父親は近江からも近い福井県の出身だが、幼いころ、両親に連れられて、多賀神社を訪れた事があったそうだ。70年以上前の事らしいが、つい先日、この近江訪問を決めた時に初めて聞いた。父の両親、つまり自分の祖父母になるのだが、2人とも自分が生まれる前に早逝している。父親から昔話を聞いたことも殆ど無かった。
 自分には初めての所でも父親には感じ入るところが多々あった様子。すっかり感激している。今日の機会を作ってよかった、とつくづく思う。
 さて。多賀神社の名物は糸切餅。これは近所のスーパーでも日曜日だけ扱っているので、多少知っている。

 参道の前に糸切餅を売る茶店が幾つもあったから一つに入ってみる。上品な甘さで美味しく頂く。
 さて今度はクルマを走らせ琵琶湖岸を西に。地元に近い八幡堀まで行ってみる。ここも行こうと思えばいつでも行けるが、普段の週末は横浜に戻るだけなので、行ったことのない名所である。
 小一時間で八幡まで行く。

 現代とは思えないような街並みに紛れ込み、八幡堀の近くまで。今日はここでお昼を取る。お店は妻のセレクト。地元で有名な菓子屋がおばんざいを出すそうでそちらに行く。


 ご飯とおばんざいのセットは結構値が張るが、価格相応の価値があり、満足する。両親にも喜んで貰える。

 別払いで近江牛を追加。これはシェア。
 さて。もう少し辺りを散策。

 これが有名な八幡堀か。写真で切り取ると何時の時代か分からないなる。
 かと思うと

 戦前の洋風建築も多数残る。こうして切り取ると実に趣き深い街だ。
 もう少し時間があるので、少々迷ってから安土城址に行ってみる事にした。本当の城址は山の上だから無理だろうが、すぐ近くまでなら、と。
 クルマを走らせ十数分。そんな遠くは無いので割とすぐ着く。

 織田信長が築いた城は既に跡形もなく、石垣と石畳の階段だけが残っている。ただ誰もが知る歴史の表舞台には重みが感じられ、これはこれで来てみて良かったスポット。
 暗くなる頃、クルマを返却。両親は本日、近江八幡に泊まり、明日は父の郷里に向かうそうだ。明日は都合で一緒に行けないので今日は最後、夕食を一緒に頂く。今度は関東で再会となろうが、その前に引越しだなぁ。
 帰宅。普段しない運転で疲れた。今日は早めに寝る。 

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