目覚ましの音で目が開いた。朝の5時前。妻を起こして自分は寝る。寝るのだが、眠りが浅いようで結局は起きてしまう。
 妻は日帰りで海外だが、自分は一日休み。しっかり寝るつもりが、何故か眠れなくなったので早々に起きてしまう。
 溜まった恥辱を一気に取り返すチャンスだが、目の前に時間があると、どうしても緩んでしまうのが悪い癖。残量と今後の予定と照らし合わせて、書いたまま上げていない分を少し上げてお茶を濁す
 夕方、食事代わりに飲みに行く。最近はそんなたくさん飲めないので2軒か、3軒か、そのぐらいにしておこう。
 久しぶりに伊勢佐木の角打ち、甘粕屋さんに行く。通勤経路が何となく京急廻りで定着したので、吉野町から関内付近の店、ちょっとご無沙汰になっている。

 ありがたいことに「サッポロラガーでしたっけ」と出てきた。あと少しで「いつもの」で通じるようになるかも、知れない。
 さて、2軒目は、吉野町の方に戻る。最近、立て続けに課題店が出来ている。まずは一軒目。先日訪れたバーグの近くに出来たそば屋さん。前は居酒屋だったところが、何時の間にか変わっていた。おやと思っていたら、この辺の飲み屋に詳しいサイトでも紹介されていた。
 店は混んでいる。泉区の方から移転してきたそうだが、元々蕎麦が美味しい人気店だったらしい。
 前の店の名残、というか居抜きなのだろう、飲み物の冷蔵庫がサッポロだったが、サーバは銀色のあの会社。仕方ないので、

 粋ではないが、ハイボール。それにつまみを少々頼む。


 途中でハイボールが無くなる。同じもの、というのも粋でないので日本酒にする。
 ハイボール鳥皮。日本酒で蛸の唐揚げ。同時に頼めば揚げ物は後だが、ツマミの順番が逆だったらなお良かった。

 〆にせいろを。蕎麦がしっかり引き締まって、輝いている。これは確かに水準を越えた蕎麦。近所にこんな店が出来たのは、非常にうれしい。
 すっかり満足したのだが、もう一軒、課題店に行こう。こちらは吉野町の駅、出口を出てすぐ。何度も店が入れ替わっている不遇の立地に出来た居酒屋へ。
 普通に座れる居酒屋なのに、1000円で2杯と2皿というセットメニューがある。下手な立ち飲みよりも安い。それを頼む。
 飲み物はビールやサワーだけでなく、地酒やワイン、焼酎なんかも選べてこれは凄い。まずは

 ビール。カールスバーグが供される。ついで


 つまみの二品。刺身盛り合わせに地魚のフライ。これでまだ1杯飲む権利が残っている。

 日本酒を頼む。銘柄は忘れたけど、山形だったか宮城の地酒。二度目だけど、これで1000円は凄い。
 店の人と話しになる。平日は客が付いてきたけど、土日はまるで駄目だそうだ。今日も先客1組2人だからなぁ。土日が何とかなればやって行けるらしいけど。

 ツマミも自分好みのものが多いので、ぜひ続いてほしいお店。
 3店で2時間少々。杯数も重なったので帰宅する。いい加減酔いが回っているので、恥辱も進まずにぐったり。
 夜遅く妻が帰って来たのだが、朝早く目覚めたのも手伝って、眠い。早々に寝かせて貰う。