JL134 JA8986 B767-300 ITM→HND

 搭乗案内が流れて少々。ラウンジの席を立ち搭乗口に向かう。6月のこの時間、外はまだ明るい。
 
 
 何も考えなくても搭乗機が取りあえず撮れるぐらいに日が残っている。スポットに待っているのはJA8986。B767-300であった。この時間、B777-200が来てもよさそうだが、一回り小さな767で十分な程度のお客さんなのだろうか。ひとまず乗り込む。
 伊丹‐羽田のクラスJなんて競争率が高くて確保できないから、今日は普通席に着席。
 
 翼のちょっと前と言う席であり、ギリギリに指定した割にはいい席ではある。見渡す限り席はめい一杯。次々お客さんが乗り込んでくる。19:30、出発時刻となった所でDoorclose。
 19:33、Pushbuck。前線の影響で所々で揺れが予想されるとのこと。確かに外の景色、美しい夕景というよりはどこかはっきりしない夜の始まり、といった雰囲気ではある。19:38、Taixing。
 
 機内減光となる。機内改修されたSkyNextの機材なので完全に真っ暗ではなく、ほんのりLEDの灯りが残る体裁で。
 飛行機は誘導路を南側へ向かう。滑走路手前で一度停まった後、19:44、Takeoff RWy32R。街灯りが斜めになり、一面へと広がり始める。左へカーブしてまた左。
 
 灯りの輪っかは阪神競馬場だろうか。一面の灯りがだんだんと遠くなってゆくと19:50、ベルト着用サインが消灯する。
 
 西日がほんのりと残る中、街を見下ろしての飛行となる。まずは揺れの無い、順調な飛行が始まる。
 灯りが元に戻った機内。半分ぐらいの人は寝ているのだろうか。そんな中でドリンクサービスが始まる。寝てて飛ばされる人も多くて早々に順番が廻って来る。
 
 ラウンジの滞在2時間で少々酔いが回り、塩気が欲しくなる。スープを飲んで一息。
 飛行機は順調に東へ向かう。スープを飲み干す頃には遠州灘の上空。
 20:15、あと5分でベルト着用サインが点灯する旨、案内がある。実際には20:21にサイン点灯。あと15分で羽田空港着陸とのこと。羽田の天候、晴れで気温は20℃と告げられた。
 疲れを感じて目を瞑ったようだ。気が付くと寝落ちていて、着陸の衝撃で目が覚める。すっと流れてゆくのは国際線ターミナル。20:33、Landing、RWy16L。減速していってブレーキ感から解放されると飛行機は国内線ターミナルへと向かう。
 
 20:38、Spot in SP9。ドアが開いて羽田のターミナルへ。今日は出発便をほぼ送り出した後であり、気だるい雰囲気を切り裂くように到着口へとお客さんが急いでゆく。
 
 JA8986は今日はこれでお仕事終了だろうか。一枚、もう一枚、写真を撮ると自分も到着口に急ぐことにする。
 この時間、まだ横浜方面直通のエア急が10分毎に走っている。それならばバスでは無くて電車にしようかと思う。京急の地下ホームへと足を伸ばすと、
 
 やって来るのは15D運用、2041編成。神奈川新町まで行って少々待ち合わせ。今度は普通車に乗る。
 
 27運用、1633編成で。
 帰宅すると羽田到着から1時間少々。22時前なのでまぁ早くは無いけど、昨今の事を考えたら十分に早い時間。移動ばかりで仕事はしていないが疲れはした。さっさと寝たいが、明日は明日で出張がある。その準備だけはやっておく。