JL208 JA317J B737-800 NGO→HND

 20時20分を過ぎて搭乗案内が流れる。ラウンジのお客さん、金曜日に比べると少な目だったけど、その人たちがぱっといなくなる。自分も搭乗口に向かう。
 
 ラウンジでの搭乗案内はちょっと早めに流れるので、この時間、これから優先搭乗開始、と言う所であった。まもなく優先搭乗、ついで後方座席から順にと言う事で搭乗が始まる。
 今日はクラスJが取れているのでゆっくりと機内へ。国際線機材の12席しかないビジネスクラスがクラスJに宛がわれているので非常に人気が高く、普段は普通席が空席多数でもクラスJは満席。空いていても空席少々で空席連動運賃が高い方に振れている事が多い。でも今日は予約時点で窓側座席が選べて、しかも運賃も安かった。行きの普通席とクラスJ料金込みでも同じ価格である。
 その大ぶりな席に滑り込む。
 
 目の前を翼やエンジンに遮られない席はいいなと思う。既に夜も更けていて絵にならないのが残念な所だ。
 搭乗は順調に進んでいるようだ。20:37、Doorclose。20:39、Pushbuck。ほぼ定刻に動き出した。20:43にはTaixingし始めたから実に早い。この時間は誘導路、北側に向かう。夜になって風向きが変わっている。
 滑走路端に到着し、メモに20:48、Takeoff RWy18と記す。飛行機か滑走路に出たようだが意識を無くした。寝落ちた訳ではないが、ぼけっとしていたようだ。気が付くと右手にスポットが見えている。キャセイが見えてあれと思う。誘導路、国際線エリアの前のようだ。何らかの理由で離陸を中止し、誘導路に戻ったようだ。このままスポットに戻るのかなぁと見ていたら、誘導路をそのまま進む。国内線エリア、貨物エリアを通り過ぎて滑走路端へ。先程のメモの位置に戻った。着陸機をやり過ごしたのち、20:53、Takeoff RWy18。
 飛行機は順調に上昇してゆく。一度左に旋回するだけで機首が東に向く。一路羽田へと向かう。20:58、ベルト着用サインが消灯する。
 多少飲んでいるし、羽田までの時間は短いし、今日はPCは取りださずに大人しくする。折角、ビジネスクラスの椅子に座っているので背もたれを倒す。幸い最後部なので後ろに気兼ねをする必要はない。
 薄ぼんやりしながら、椅子に身を任せる。寝ているつもりはないが、傍から見ていると寝ているように見えるかも知れない。キャンディーのサービスはスルーとなる。まぁいいや。
 ぼんやりはしているのだが、普段ならそろそろ点灯するはずのベルト着用サイン、点かないなぁと考えるぐらいの意識はある。遠回りでもしているのだろうかと思うが、わざわざパーソナルモニタを出してまで確認する意欲は無く、何となく気に留めるだけにする。
 
 なぜか水のペットボトルの巡回。中部-羽田で飲み物が出てくるのは珍しい。ちょっと記憶にない。
 ベルト着用サインが点灯する。時計を見ると21:26。随分と時間が経っている。着陸まであと20分と案内された。あれ?と思うぐらいに今日はフライトが長い。
 それでも終盤戦に差し掛かっているのは確かでここの木て右手の窓に街灯りがちらほらするようになっている。たぶん房総半島に差し掛かっている。
 
 少しずつ街灯りが増えてゆくので、房総の田舎から千葉の都市圏の方へと近づいて行くのが良く分かる。21:42、千葉の港が見えて東京湾へ。間もなく東京ディズニーシーが過ぎてゆく。背景に薄ぼんやりとスカイツリー。真下にゲートブリッジが見えてくると羽田も近い。
 21:47、Landing、RWY22。長い距離をtかってしっかりと減速をする。各国彩り鮮やかな航空機が並ぶ国際線ターミナルを横目にこちらは国内線のターミナルへ。21:54、Spot in SP12。
 
 翼を休めるJA317Jを横目にこちらは帰路を急ぐ。少々遅れ気味の到着、早く帰らないと明日に差し支える。
 今日は往復リムジンバスの切符を用意しているから帰りもリムジンバス一択。ちょうど横浜行きが出たところ。次のバスはそれでも22:08だから、まぁまぁではある。第二ターミナルからそこそこの数のお客さんを乗せて到着。
 バスの中では少々恥辱の続きを進めておく。横浜駅まで25分弱。そこそこ、ではあるが進むことは進む。
 
 横浜駅東口でバスの降車扱いを行うようになったのはありがたい。早く着くし、駅のホームも近い。ここから京急の改札に急ぐとタイミングよく普通車に乗れる。横浜駅が22:31という電車だったから京急線で羽田から乗り通すより早かったかも知れない。
 
 最後は普通車。39運用は812編成で帰宅となる。南太田から歩くと23時の帰宅。
 帰ってから208便の飛行ルートが気になって、ちょっと調べてみると、管制からの指示だろうか、二度大回りをしている。これが何時もより長く感じた理由か。なるほど。