JL522 JA771J B777-200 CTS→HND 

 搭乗時刻が近づいたのでゲートに向かう。ちょうど搭乗が始まった所でその行列に並ぶ。
 
 小雪舞う中、待っていたのはJA771Jであった。
 
 行きに引き続いてのSkyNextである。特に選んだ訳ではないけど、千歳とか伊丹とか、幹線を何気なく乗っている分には新しい機材が優先的に回って来るようだ。
 17:58、Doorclose。18:01、Pushbuck。18:07、Taixing。安全の案内が終わると機内。減光する。
 
 真っ暗になった機内。誘導灯の灯りが人越しに輝いている。飛行機は小雪舞う中、ゆっくりゆっくりTaixingしてゆく。ようやくたどり着いた滑走路端で一呼吸置く。18:14、Takeoff RWY19R。まずは順調、穏やかに上昇してゆく。18:19、ベルト着用サイン消灯。羽田着陸は19:35予定と告げられる。帰りはほぼほぼ定刻だ。
 疲れたのでパソコンは仕舞ったまま、ぼんやりと過ごす。ただ2時間話しているだけ、残りは移動に費やした一日なのだが、数字以上に疲れが滲み出た感がある。
 
 ドリンクサービスがやって来る。ラウンジで軽く飲んだだけだが、塩分が欲しくなってスープを頂く。飲み干すとまたぼんやりと過ごす。眠い訳ではないが、何もしたくない感じだ。
 18:52、機長さんから飛行状況の案内。ただいま仙台市上空を飛行中とのこと。あと5分程で降下を開始し、羽田の着陸は19:30、スポットへは19:40の到着を見込んでいるとのこと。羽田の天候は晴れで気温は6℃だそうだ。
 飲み物のお代わりを勧められ、何となくスカイタイムを頂く。時計を見ると19時。もう降下が始まっているのかと頭の片隅で思う。
 19:06、あと10分でベルト着用サインが点灯する旨の案内があって、ぴったり10分後、19:16にベルト着用サインが点灯する。10分後には着陸だそうだ。
 
 19:22、機内が減光する。どうやら東京湾上空に差し掛かっているようだ。少し揺れる。Geardownの感触があって時計を見ると19:26。少し揺れつつ高度を落としてゆくと大きな羽田空港が広がりだす。19:29、Landing、RWY34R。19:37、Spot in SP18。 
 「1時間少々という短いフライトでしたが、新しいJAL SkyNextの旅はいかがだったでしょうか」と新機材をアピールする言葉が添えられてドアが開く。乗る時にはアピールが無かったような気もするけど、まぁいいか。
 
 制限エリアの外に出るまで10分掛からない。さて帰り道、京急の乗場に向かおうとしてそういえばリムジンバスの往復券を買ったのだったと思い出す。リムジンバスは頻発。横浜までのバスはすぐにやってきて普通に座れる。先程の続きでお疲れモード。PCは開かずぼんやりと過ごす間に横浜の夜景が広がった。
 羽田からのバスはYCATまで行かなくても横浜駅東口で下車できる。京急の乗場がすぐだからこれは早い。運よく、下り普通車がすぐに来る。
 
 49運用、1301編成で南太田まで。羽田から40分だから決して最速ではないけど、京急でまっすぐ来るのと遜色なかった。歩いて帰ると21時前には自宅に着く。普段の帰宅よりも早いぐらいだ。