JL208 JA304J B737-800 NGO→HND


 搭乗口に着くと優先搭乗が行われている所であった。結構な数のお客さんが乗り込んでゆく。新幹線が圧倒的なシェアを誇る中で吹けば飛ぶような中部-羽田の航空便。国際線乗り継ぎのお客さんとコアユーザで支えられている事を改めて知る。
 後からゆっくり搭乗。のつもりがシップサイドは少々渋滞。

 JA304Jの姿を数枚撮っても余裕がある。あと2分ぐらい遅く来ても迷惑を掛けないだろうが、そんな器用な事はなかなか出来ないから、待ち時間があるぐらいでちょうどいいのだ、と思う事にする。
 順番が来て搭乗。国際線機材の間合運用なのでクラスJはビジネスクラスの座席。既に座っている人たちは早々に予定を決めて早々に予約を入れた段取りの良い人たちばかりなのだろう。その中にギリギリで予約を入れた自分が割り込む形になる。
 20:53、Doorclose。羽田までの飛行時間、45分と告げられる。羽田への降下時に揺れが予想されているそうだ。20:58、Pushbuck。朝に引き続き定時出発をまた積み重ねて21:02、Taixing。早々に機内が暗くなる。飛行機は誘導路を南に進んでいるようだ。
 滑走路端まで来て一旦停止。まもなく滑走路へと進入する。 21:09、Takeoff RWy36。まもなく飛行機は左に旋回。さらに左に旋回すると機首が東を向く。三河湾上から海の上を選ぶように東へと向かう。21:18、ベルト着用サイン消灯。羽田空港への着陸は21:55の予定を告げられる。

 短いフライト。飲み物は供されずにキャンディだけが配られる。普段はこれでおしまいなのだが、今日は先任乗務員がクラスJのお客さんに

 おしぼりを配って回っていた。手をふくべき場面ではないと思うし、だれか欲しがったからそのついで、と言う訳でもなさそうで。機内で受けた不思議サービスの一つに数えてもいいかもしれない。
 21:26、10分後にベルト着用サインを点灯する旨、案内が入る。そして21:36、ベルト着用サイン点灯。この先揺れる事が予想されるそうで、客室乗務員も着席しますとのこと。
 21:43、着陸態勢に入りましたとの案内が入る。少し倒した背もたれを元に戻す。着陸は20分後、だそうだ。羽田の天候は小雨。気温は11度とのこと。
 通路側から見ていても雲の中に入った事が分かり、揺れ始める。続いた揺れが収まると地上が見えている。時刻は21:54。房総半島だろうか。
 22:03になってまもなく着陸との案内。どうやら大井の埠頭が見えてきたようだ。窓を雨粒が叩くようになる。2206、Landing、RWy22。急減速して誘導路へ。国際線ターミナルの前から第一ターミナルを目指す。空港混雑のため遅れた旨お詫びが有った後、22:13、Spot in SP12。

 ここまでお世話になったJA304Jを改めて撮ると早々にバス乗場へと急ぐ。YCAT行きは8分毎。1本逃してもどうにでもなるが、普段より遅い到着だから、これ以上遅くなるのは避けたい。何とか22:24というバスに間に合い、横浜へと急ぐ。

 バスは25分程で横浜駅まで行ってくれる。着くのが桜木町とかならもう少し楽なのだけど。来た道を戻るような感があるが、

 京急で自宅へ。1運用821編成に乗る。この時間、横浜も小雨だが、生憎傘は無い。南太田の駅から濡れての帰宅。