日曜日の朝、目覚めると7時半過ぎ。大きく寝過ごした訳でなく朝早々と起き出した訳でもなく、穏やかで平凡な日曜日を迎える。金土と京王を撮っているので日曜日はパス。従って本当に気楽に過ごせる。
 今日は午後から妻が友達を遊びに行くそうで、ならば早い目の移動とする。東名高速バスが6月1日にダイヤ改定をして、かなり大きく変わるので、その前に乗っておこうかと思う。新東名を経由して東京駅からの名古屋ノンストップ便が設定される一方で、静岡から先、各停となる特急便が減便となり、たまに乗っていた東京14時発の名古屋行きは超特急便になる。自分としてはあまり嬉しくない改定だ。
 当日の10時ぐらいに予約を入れると1Dという席が出てくる。二人で昼ご飯を自宅で頂き、妻を送り出してから自分も身支度。

 試しに東名高速バスの運行状況を確認。51号が大きく遅れている以外は、まぁ、良くある遅れの範囲内と言った所。特に問題はなさそうだ。
 13時半前に家を出た。今日は江田から乗車するから地下鉄で吉野町から終点のあざみ野までゆく。途中、ほとんどの乗客が入れ替わる。乗車時間は39分、運賃は350円にもなる。明らかに非日常的な移動なのだが、東京駅に行くよりは、早くて安い。30分ぐらいは時間が浮くのだろうか。あざみ野には14:16の到着。14:33のバスに乗るには少々ギリギリだが、電車は定刻に走る事が期待でき、一方のバスは少々遅れてくるから問題なかった。バスがやってきたのは5分ほど遅くなった14:38ごろ。

 今日の53便。ジェイアールバス東海の747-9959って一度ぐらいは乗っているのかも知れない。代わり映えしない4列席車が来る。車内は4割行かない程度の乗車で空いていたが、自席の隣には人がいる。足下は狭いし、参ったなぁと思う事になる。そして事故渋滞の案内。どうも今日はついていない。このままズルズル遅れそうな雰囲気である。
 事故渋滞は厚木の手前、海老名のサービスエリアを過ぎたあたりから。

 事故渋滞2kmとあり、詰まったのだが、なぜかすぐに抜ける。そして次の厚木バス停で隣席の人が降りていったから2席を一人で使えるようなる。もちろん1席1人が基本だが、隣がいるいないで快適度は雲泥の差。
 綾瀬でも伊勢原でも乗車は無く、東京側のバス停はこれでおしまい。ここから先、足柄まで無停車となる。

 静岡県に入ると逆光であったが薄っすら富士山が見えている。この時期の眺めは期待薄なのだけど、それでも富士山が見えるとそれだけで気分が違う。
 足柄で3人下車した後、サービスエリアで10分の休憩となる。

 今日は観光バスが並ぶエリアに。貸し切りバスに混じって、ツアーバスのヴィラーも居る。名古屋行きだからこちらと完全に被る事になる。
 10分停車で15:45出発と案内。直後に

 東海道昼特急、大阪行きもやってきて同じく休憩。人を降ろす。
 15:43ぐらいから人員点呼。どうやら戻らない人がいるようで停車がジリジリ延びる。停車時には「時間までにお戻りにならない場合は、出発する場合もございます」と必ず脅しが入るが、実際においてゆく事はなかなか出来ないようだ。
 2〜3分遅れて、2人、ハンバーガーのセットを持って戻ってきた。車内に匂いが、いや、臭いが立ち込める。「10分弱遅れて運行しております。遅れまして申し訳ございません」と案内の後、発車。
 御殿場で1人降ろすと裾野、富士と停まってゆく。途中、新東名が分岐。心なしか交通量が減った。いや、目に見えて道が空いている。

 先程、足柄で見かけたヴィラーの名古屋行きともつれ始める。一度追い抜き、こちらが停車中に抜かれて、もう一度抜き返す。JRバスの方が停留所に停まる時間を稼がなくてはならない分だけ、早く走らねばならないようだ。結局、富士のバス停、いったん本線を大きく外れる所で、思いっきり先に行かれて、競争はお仕舞。
 江田から2時間近く。眠気を感じてしばらくうとうと。その間に由比を通過したようだ。何となく清水に停まった記憶があるが、よく寝る。何故か夜行の時より熟睡感があるのだけど、気のせいだろうか。東名静岡の案内で目が覚める。

 静岡に停まっている間を生かしてネットに接続。ここまでの写真をあげてしまう。静岡インターでのWiMAXは若干弱め。むしろ走り出した後、日本坂までの間の方がつながりやすく、ひとまず目的は果たす。
 乗務員交代10分停車の所、8分でこなす。5分延まで縮めて出発。バスは各停となって細かく停まってゆく。前に乗った時は停まる度に乗車があって、器用に使われている事に感心したが、今日の途中乗車は少な目。富士から乗った人が大井川で降りていったり、吉田から名古屋インターまでの人が居たり。一方で東京からの人はだんだんと降りてゆくので、車内は空いてくる。
 掛川の手前、交通情報に「岡崎 100分」の文字。ついで三ヶ日ー豊川 事故渋滞5kmの文字が見える。どうやら本日2度目の洗礼らしい。高速バス、特に昼間の高速バスに遅れは付き物だから、気にしても仕方ないが、さてどうなるやら。
 袋井で2名待っている。荷物を預けて、切符を買うその行き先が「江田まで」で運転士慌てる。確かに同じバス停に上下が来るのだけど。少しずつ遅れが膨らみ掛けてた所にこれは痛いだろうなあと同情する。
 掛川あたりから、名古屋方面へ向かうお客さんを1人、2人と集め始める。降りる人より乗る人が増えてきて、乗客は増加方向。みなさん予約なしで乗ってくるのは乗り慣れている証拠かもしれない。たいてい見送りの人がいて、おそらくはバス停までクルマで送って貰うのが普通なんだろうなぁと見てみる。

 5月も下旬だから18時を過ぎてもしっかり明るい。夕日に染まる浜名湖が現れて休憩となる。10分少々停まって18:25まで。この先、事故渋滞があるので時間までには戻ってきて欲しい旨の案内があり、サービスエリアの隅っこに到着となる。お手洗いと自動販売機しかないような所だが、仕方がない。

 今度は全員時間までに集まり、定刻の発車となる。そしてすぐに三ヶ日のインターチェンジ。ここからしっかり渋滞が始まった。新東名との合流渋滞と案内通りの事故渋滞、だろうか。

 今度は全員時間までに集まり、定刻の発車となる。そしてすぐに三ヶ日のインターチェンジ。ここからしっかり渋滞が始まった。新東名との合流渋滞と案内通りの事故渋滞、だろうか。

 先程までとうって代わってこの有様。渋滞と言うよりは停滞。ジャンクションの手前で来て初めて「ここから事故渋滞」との案内になる。その手前から十分に事故渋滞だと思うが、事故渋滞と合流の渋滞は別、なのだろうか。
 ジャンクションの手前に三ケ日のバス停があって、ここで31分遅延。浜名湖から20分ぐらい遅れが膨らみ、さらに遅れる勢いとなる。

 ようやくジャンクションとなり、新東名と合流。
 事故は三ヶ日ジャンクションのちょっと先。追突のようで路肩にクルマが停まっている。ここを抜けると道は流れ出した。40分ほどの停滞だっただろうか。合流の方が渋滞の原因としては大きいようにも見える。新東名が伊勢湾岸とつながるまでの辛抱だろうが、静岡県内の東名区間が空いて所要時間が短くなった訳でないから、渋滞の分だけ、遅延が増したのかな、と思えなくはない。

この先も、断続的に渋滞が続く。その度にズルズルと遅れてゆく。岡崎を出たところで50分遅れと案内がある。三ケ日ジャンクションと豊田ジャンクションの間、現状では慢性的に混むのは仕方が無い。しかも日曜日の夕方だし。

 結局、上郷のバスストップには50分以上遅れて到着。東名静岡以西、ここまで少しずつ集めたお客さんで座席が半分以上埋まっていたりする。何時もながらの53便の光景だけど、来月の改定以後はこの人たち、どうするんでしょうかねぇ。
 歩いて愛環の永覚駅から出先の家に向かう。1時間の遅れだが、元々普段より2時間早く到着の予定だったから、それでもまだ早い。明日の


 最後に運行状況を2枚ほど。19:40と20:40。結局三ケ日から先の区間で遅れが膨らんでいるって事ですかねぇ。