撮り染め

 京王線へと入る。ありきたりだが八幡山。どうしても、どうしてもこの時期は影の出来る所が多くて、撮影出来る所が限られてしまう。ご無沙汰な平日ダイヤ。「特急」の案内を久しぶりに聞いた。あまりに間が空いたけど全く違和感がないのが不思議だ。


今日は何もなければいいけど。 
 2時間ほどで16時近く。さすがに寒くなる。まもなく日没だが、今日はがんばって東府中に脚を伸ばす。競馬場線6000系を是非とも見ておきたい。もはやエンジ帯の6416Fだろうが二色帯の6417Fだろうが関係ない。どちらもまもなく消えるのだから。
 東府中に着くともう日は陰っている。遅かったかと思う。やって来たのは6417F。最早どちらが来ても残された時間はわずかだから、あんまり関係ない。改札を出て競馬場線の沿線に。こんな時の

 流し撮りで十分対応できる。もう少し歩いて戻りの東府中行きも撮る。西の空を生かしたく

 こんな絵にしてみた。この時間にやってきて正解だったと初めて思う。
 再びやってきた電車で東府中まで戻ることにした。乗客は一人。

 あと少し経てばお別れで騒ぎになるかも知れないけれど、この1月4日の競馬場線、至って静かである。
 帰りは渋谷を廻ろうかとも思ったけど南武線でショートカットを選ぶ。武蔵小杉まで出て東横線。午後5時を廻るがこの時間でも急行に座れる。仕事始めの一日だが、世の中はまだまだ動き出していない。

 最後は京急線。こちらも座れた。81運用1541編成。