意味なく往復 山形

 6時半の目覚ましに気づく。もう少し寝たいと7時過ぎにセットしなおして寝る。アラームが鳴って止めたような微かな記憶。気付いたら9時だったりする。
 何となく飛行機に乗りたい気がしていて、でも予約はしていない。勿論、候補はあって山形往復。MDー81に一度乗っておきたいのだ。当日買えるビジネスきっぷでも前日までの特便割引でも、300円しか差が無かったから、決断を先延ばししていた。う〜んと悩んで結局予約、決済。一人で自由に動ける日に乗っといた方が良さそうだ。予約入れてから意外と窓側席が空いていない事実に気付いたけど空港で考えることにする。

 京急線、93運用811編成から


 11A運用 2109編成+1413編成。羽田には11:35頃の到着。のんびりはしていたけど、羽田なら遠くは無いからさほど問題にはならない。

 羽田空港は空いている。最も、日曜の昼間に羽田から飛行機に乗った経験は無いから、普段より少ないのかどうかはよく分からない。手続きをとっとく。行きの便、意外と混んでいて本当に通路側しか空いていない。これには驚いた。ツアー客でも入っているんですかねぇ。搭乗口は33番とある。どこだっけ?とラウンジに入る際に聞いたら
「16番の横の階段を」
 なんて言い出す。
「バスですか」
「ハイそうです」
 昼間の羽田でバス連絡を喰らうとは思っていなかった。

JL1259 JA8294 MD-81 HND→GAJ


 しばらくラウンジでビール。少し早い目に席を立ち、バス連絡口へと向かう。ちょうど搭乗開始となるところ。この時間帯、釧路、山形、三沢とバス連絡の便がある。その後は夕方まで空く。久しぶりにバスに揺られスポットへ。MD-90やらB737がいる中にMD-81の姿が見えた。

待っていたのはJA8294。
 赤と青。原色の座席が交互に並ぶMD-81は久しぶりの搭乗。今年で退役らしいから最後の搭乗になるかもしれない。一台のバスで半分弱座席が埋まり、もう一台で7割強埋まっただろうか。満席では無いが13:13、Doorcloseとなる。アームドポジションと言う言葉、久しぶりに聞いた。山形までの飛行時間は45分との事。久しぶりにエマージェンシーデモを見る。終わった後で席の移動をお願いしてみる。25列目から後ろなら移動しても構わないとのこと。33、34列と空席だったから34列目に引っ越し。お見合い席も空いていたけど、さすがに遠慮しておく。13:16、Pushbuck。13:22、Taixing。冬の間はRWy34。長々としたTaixingとなる。第一ターミナルを舐めるように眺め、湾岸線を渡り、国際線ターミナルも眺めて滑走路端へ。お昼時だからか渋滞は無くすんなり滑走路へと進入する。13:30 Take off RWy34R。機体は急上昇。都心が少しずつ霞んで行く。ディズニーリゾートを真下に望むと雲が出てくる。東京湾上を右に左にくねくね。いつの間にか雲の上に出ている。13:34、電子機器の使用が許可される。


 雲なのか霞なのか、地上が見えないようで見えるようなフライト。13:39、ベルト着用サインが消灯する。飛行機北関東上空だろうか。だんだんと地上が白くなってくるように思える。少々の揺れ。

 13:50、猪苗代湖が見えてきた。千歳行きで見る猪苗代湖よりも大きい。高度が低いに違いない。

 ついで磐梯山の真っ白な姿。この山を越えると米沢の街が白く輝いているのが見えてくる。
 13:57、ベルト着用サイン点灯。左旋回を繰り返す。山形盆地を廻りながらおりているようだ。盆地の中には雪が無く、郊外に出るに従い、雪が残る様子が見て取れる。
 ぐるりと一周したようだ。明らかに山形駅に山形城が見えてGear down。14:06、スルスル高度を落として行く。次第に雪がまだら模様で残るようになると山形市外。14:10 Landing RWy01。14:14 Spot in SP 3。
 山形がもし一日二往復の運航であったなら市内に出て何て事も考えられるだろうけどあいにくと一日1往復。戻りの便に乗らなければ、明日まで滞在するか新幹線で帰るとという事になる。どちらも何だかなのでそのまま引き返す。戻りの羽田ゆきは55分後。

 ひとまず乗ってきた機体を撮る。

 小牧からCRJ200がやってくる。折り返しは15:00の伊丹ゆき。

 お昼がまだだが、一軒しかないレストランはありきたりのメニューのみで食指が進まない。適当にお土産っぽいものを探したりして時間をつぶす。

JL1258 JA8294 MD-81 GAJ→HND


二便の出発が重なる割には慌ただしい気配のない山形空港。セキュリティチェックも人は途切れないけど行列するわけで無くすんなり通り抜ける。伊丹行きは既に搭乗開始。14:50、羽田行きの搭乗が始まる。今度は中程の窓側席を用意している。半分いないぐらいの乗客が乗り込んで15:01、Doorclose。羽田までの飛行時間、45分とのこと。行きと同じようにエマージェンシーデモが行われる。15:03 Pushbuck。15:07 Taxing。滑走路を堂々と歩み出てゆっくりとUターン。一呼吸した後でエンジンが吼える。15:10 Takeoff RWy01。山形の盆地をいったん北へ向かう。すぐに雪景色に変わる。蛇行する最上川を眺めてなお北に。雲が出てきて右へと旋回する。青空が広がった。

 眼下は真っ白。そして電子機器の使用許可が出る。

 雲に閉ざされてた地上が顔を覗かせる15:17、ベルト着用サインが消灯する。白い大地を望みつつ南へのフライト。まもなく雪が消える。霞んで見えるなだらかな丘はどうやら阿武隈高地。眠たげにどこまでも続く。暖かな日差しの差し込む機内もどこか眠たげ。

 ずっと続いていた高地が途切れて関東平野に躍り出る。15:35。さっき離陸したばかりだけどもう最終コース。霞ヶ浦が見えた15:40過ぎ、ベルト着用サインが点灯する。あと15分で着陸とのこと。羽田の天候は晴れで気温は11℃だそうだ。少し揺れながら南下。右側に座っていれば東京を遠くに千葉を間近に眺めるフライト。左側に見えるのは再び三度の丘陵地帯。少し揺れる。もう少し揺れる。右へと旋回すると日の光がこちら側の窓から差し込んできた。そして東京湾。Geardownの感触。15:57、Landing、RWy34L。
 飛行機はするすると誘導路へ、そしてスポットは19番へ入るという。すぐそばであるから、何の迷いもロスも無く、16:00、Spot in SP 19。

 今日はこれだけ。昼食がまだだったけどすぐ横浜方面の京急線があったからそのまま乗ってしまう。7A運用になる


 1429編成と2133編成。
 横浜で一旦下車。金曜日の新幹線特急券横浜駅の窓口で払い戻してみる。他社での払い戻しでひと悶着あるかと思ったけどすんなり完了。改めて

 改めて57運用、814編成で帰宅。結局昼食と夕食をあわせた形で自炊することになる。
 夜になって帰ってくる妻の出迎えにYCATまで出向く。19:15のバスに乗ったというので20:00を目安に家を出て乗る京急線

 43運用812編成。バスが意外と早くてこの電車で行ってちょうど間に合うところ。帰りは地下鉄にした。一時間ちょっとの散歩。歩数も伸びた。

サイトアップ アクセスカウンタ

 サイトアップはお休み
 アクセスカウンタは551,763@22:57
 万歩計は13,545