昨日は終電。従って無理は効かず6時の電車で出てなんて考えていたプランはご破算。昨日の恥辱やら地獄やらを公開している間に時刻は8時半になったので慌てて出かける。
日ノ出町の駅から出かけるのは初めて。今まで時計を気にして歩いた事は無かったけど、10分あれば着くんだと言う事が初めて分かる。電車を乗り継ぎ向かった先は羽田空港。
JL521 JA009D B777-200 HND→CTS
国内線の飛行機に乗るのは正月に秋田に行った時以来。これだけ間隔が空いたのは本当に久し振りだ。
ラウンジもご無沙汰。おつまみの中身が変わった事は知っていたけど実物を見るのは初めて。ラウンジで1時間弱を過ごすとそろそろ搭乗開始時刻となる。
今日向かうのは札幌。札幌行きの直行便だから昨年の今頃やっていた事に比べるとだいぶ大人しい乗り方になった。
待っているのはJA009D。これも久々、元JASのぐるぐるセブン。そんなに遠くない将来には現世の3クラス機に生まれ変わる筈で、いまの形のぐるぐるセブンに乗るのは、これが最後になってもおかしくは無い。指定された座席、元レインボーシートの最前列に落ち着く。
搭乗は順調で10:57、定刻よりも早くDoorcloseとなる。千歳までの飛行時間は1時間15分との事。ほぼ定刻、10:59にPushbuck。11:03、Taixing。順調なスタートだ。春になったとは言え、ここ数日の悪天が尾を引いているのか今日は北風。飛行機は湾岸線の上をガタガタと跨いで海側の滑走路へ。何時もよりお客さんが少ないのか、最後はちょっとショートカットして、11:10、Takeoff RWy34R。
カーブしながらの上昇。まもなく地上はうっすらと消えて行き乳白の世界が広がる。少しずつ機内が明るくなってゆくけど、なかなか青空が広がらないなぁと外を眺める。11:16、電子機器使用OKという青いほうの会社ではおなじみの案内が入った。
では、遠慮なくと撮らせてもらいましたが外はあんまり冴えない景色。飛行機は関東を北へ北へと向かいます。
11:29、ようやくベルト着用サインが消灯となる。飛行機は既に白河の関を越え、東北へと。まもなくドリンクサービスの開始。
サービスと同時に。今日はまだ朝ごはんがまだなので。
【今日の空弁】 焼き穴子 ¥590 ぎんざ日之出
お昼には北海道だし、あんまりお腹を膨らませるのも難だなと思って軽めの御弁当を朝食として。値段はうろ覚えです。ひょっとしたら¥690かも。
密封の袋を開けるのに少々難儀。で、食べてみたけどこんなものかなぁと言うのが感想。どちらかと言うと微妙に外れ。まぁいいや。北海道に着いたら美味しいものを一杯食べるから。
JL521 JA009D B777-200 HND→CTS その2
高度12,700m。対地速度900km/h。飛行機は順調に北を目指している。窓の外には一面の雲。その下には春のうららの北東北が広がっている頃だ。降下開始、15分後にベルト着用サイン点灯の案内が流れたのが12:01の事。飛行機は既に下北半島に差し掛かっている。
外を見ると
スポイラーのたつ翼。高度は7,000m、6,500mと降下中。ベルト着用サインが点灯したのは12:12。千歳の天候、晴で19℃だそうな。羽田より、暖かいわ。
まだ春浅い北の大地が見えたのが12:19のこと。間近に乾いた誇りっぽい北海道が見えてだんだんと大きくなる。モニタには既に小さく千歳の空港。だんだん大きくなってきて12:23、Landing、RWy01R。12:27、Spot in SP12。
春浅い北海道の大地ですが、気温は既に19℃。暑くてセーターを脱ぎます。やれやれ。
今日の搭乗はこの1便のみ。電車にのって札幌方面へ。
飛行機の窓から見たのと同様、早春の乾いた大地を横目に札幌市内へと向かう。
ひとまずホテルにチェックイン。まだ14時まえ。このまま引き籠るにはあまりに時間が早い。
15分後の快速エアポートを眺めたのがトリガ。まずはお昼ご飯を食べに出かけます。まずはスープカレーを志してこんなお店に。
一灯庵 http://ittouan.2y.net/
よくある雰囲気のお店。メニューにはいろいろなスープカレーが並びますが、ついついこんなん頼んでしまいました。
タイ風レッドカレー。値段は確か1,000円ちょっと。あくまでスープカレーですが、どちらかと言うと確かにタイで食べたカレーに近いかな。具はスープカレーの特徴が出てます。
辛くて辛くて汗を流しながらの食事。食べ終わってみると何故か快感。
さて、再び電車。やって来た快速エアポート。札幌でごっそり人が降りたので座れて、そのまま先へ。次第にお客さんが減ってきて、
海が見えてきた。ってことで向かったのは小樽。今日は南小樽で下車。
乗ってきた列車の側面には北海道洞爺湖サミットのロゴが。
これから、定番スポットに寄りつつ小樽駅までの小散歩。閑散とした南小樽の駅から坂道を下ってゆくと、オルゴール館やらなにやら。この周辺って昔から観光地観光地していたかなぁ?
こんな所に寄りました。結構混んでいて、席に通されるまで少々時間が掛かります。
頂いたのはチーズケーキ。甘すぎない上品な味わいにちょっと溜息。
こちらはテラスからの眺め。すぐまん前がオルゴール館。その背景には北海道らしい建物と最近のマンションが混じる小樽の街並みが広がります。
さて、小樽運河を目指して歩きます。その途中で見かけた建物を
切り取ってみました。なにか大平原にありそうな景色。
もう少し歩いた後、海岸の方へ。まもなく見えてくるのが、
小樽運河。ここも観光地観光地してますが折角なので歩きます。暫く歩くとレストラン転用の倉庫群は無くなり、観光地の雰囲気が急に消えうせます。
現役の廃墟、じゃなかった倉庫と思われます。運河が途切れる少し前で。そろそろ時刻は18時近く。駅へと戻りますが、その途中。
やっぱり寄ってしまいました。旧手宮線跡。
18時過ぎ。すっかり暗くなった小樽を後に札幌へ。新千歳空港行きの快速は乗客も少なく、昼は車窓を飾っていた石狩湾もすっかり暗がりへと沈みこんでしまった。
今度は札幌で下車。さっき食べたばかりでもう夕食、です。志したのは人気の回転寿司店。本当に人気で本日は65分待ち。待っている間にだんだんお腹も減ってくるという算段です。
20時を20分ほど過ぎて、ようやく座ることが出来ました。お腹もいい具合にへって来て。さて、食べます。頼んだもの全品掲載。
まずはビールを。一緒にいるのはにしんの握り。
いかの耳
甘エビ
サーモン
さんま
タコの頭、かな?
中トロ
ほや
いか明太
ひらまさ
筋子
たこ
いくら
かれい
とびっこ
まぐろの漬け
これだけ食べて御代は3,500円ほどでしょうか。回転寿司とは思えないネタだし、安くて美味しくて非常に満足。
さて、帰ります。もう21時過ぎてますが、店に前にはまだ行列。何時来ても行列に並ぶの、覚悟しなきゃならないようです。
再びJRに乗りますが、札幌駅の改札。
何やら物々しい雰囲気ですけど、キタカ対応の工事らしいです。何時からだっけと思い調べましたけど、2008年秋からだそうで。
この時間帯の札幌は流石に出発列車の本数も減って次の電車は苫小牧ゆき。既に電車は出発を待っている。この辺り、札幌は汽車の駅だなぁと何となく考えてみた。
長かった一日ももうまもなくおしまい。札幌の夜景をちょろっと眺めてビールを飲むと胃に気持ちよく染みた。