朝は6時過ぎに起き出した。
1002列車 Saemaul 釜山(Busan)06:05→ソウル(Seoul)10:53
なんて予約を持っていたけど寝坊、では無い。さすがに6時発はきついなと思い、後になって予定変更を掛けたのである。切符は一昨日の夕方、木浦(Mokpo)の駅で代えてもらった。以前、元の切符をキャンセルせぬまま新しい予約を取ろうとしてエラーを起こした事がある。一枚のKRパスで乗車時間が重複する予約は入れられないのだ。
新しい予約は
118列車 KTX 釜山(Busan)08:00→東大邱(Dongdaegu)09:01
1042列車 Saemaul 東大邱(Dongdaegu)09:13→ソウル(Seoul)12:47
2時間寝坊してKTXで東大邱(Dongdaegu)へと急ぎ、東海南部線蔚山(Ulsan)からやって来るSaemaulに乗り換えるという算段。時刻表を見ていて、成立する事に気が付いて変更してもらった。
ちなみに特室(1st class)にしてもらいました。KRパスを持っている場合は、ノーマル運賃と特室運賃の差額のうち半額を徴収されます。切符によると4,400ウォン。日本円で600円前後でしょうか。湘南新宿ラインのグリーン車並です。
7時ごろの釜山港。木浦(Mokpo)や群山(Gunsan)に比べると東に位置するせいか、夜明けが少し早いように思われます。まぁ福岡並みかな。
7時ちょっと過ぎ、チェックアウト。昨日のチェックイン時のトラブルが解消したかどうかは、どうも怪しい。支払いを求められたら、領収書貰って日本で交渉と思う。
「チェックアウト、ブタカムニダ」
「ガムサハムニダ」
う〜ん、良く分からないけど、解決したようだ。
「アニョンイガセヨ」「アニョンイゲセヨ」
「さよなら」片言だけ、日本語が出た。「ガムサハムニダ」と返す。
寒い街中を駅へと向かう。朝飯、駅で食べようかな。構内にフードコートがあった筈。朝粥とか試してみたい。途中、既に開店している店、発見。反射的に入る。
適当に、「知っている料理名+ジュセヨ」攻撃。メニューを持ってきてくれた。最後に見覚えのあるハングル。これは「タン」だ。ここはスープの店らしい。
適当に「知っているタン+ジュセヨ」攻撃。「カルビタン」「アニョ」不発。「ユッケジャン」「アニョ」不発。サムゲタンなんてある訳、無いよなぁ。と
ふと、言われる「ヤンギタン」何だろ?「ヤンギタン?」「イェ」「ヤンギタン、ジュセヨ」
出てきたのがこれ。スープの中には麺。姫路の駅そばに似た感じ。そして牛肉。店の人が食べ方を教えてくれる。ご飯もキムチも韮も全部スープの中へ入れてかき混ぜろと。そうか、ビビンバの要領か。
牛肉はタレに漬けて食べるとの事。タレは少し甘辛い感じ。山葵が付いている。ステンレス製の細い箸に悪戦苦闘していると、見るに見かねたのか、フォークを出してくれた。食べているうちに体が暖まって来た。
すっかり暖まった。最後にコピが出してくれる。これはサービスらしい。でお会計。7,000ウォンでした。