JN3586 JA8717 YS-11 KCZ→FUK

 高知でも係員によるピックアップは無いので一旦外に出て再び搭乗口へ。17:40ごろ搭乗開始である旨、案内が入る。搭乗が始まって再び地上を歩いて機材へ。隣のスポットには伊丹からやってきたANAのQ400が居る。斜光線を浴びて美しい。我がYS-11は完全に逆光。逆なら良いのにと思ってしまう。今度の便は空席が目立つなぁ。ざっと見た感じ7割弱ぐらいの搭乗率。17:51、Doorclose。隣は空席だ。荷物を隣席に置かせてもらおう。プロペラが廻り始める。福岡までの飛行時間は1時間15分を予定しているとの事。17:55、Taixing。スポットに余裕があるのでそのままくるりと廻って滑走路へ。今度は海に向けての離陸となる。17:57、Takeoff、RWy32。
 土佐湾上空で右に旋回し、しばらく洋上を上昇してゆく。高知の市街地を海の向こうに望みながら西へ西へ。18:03、ようやく右旋回が入り四国の山の中へと入ってゆく。18:04、ベルト着用サイン消灯。地上には仁淀川が見えている。高知行きの時と同じく操縦席から飛行状況の案内。間もなく飛行高度3,300m、対地速度400km/hの水平飛行となる予定。この先松山、岩国、小倉上空を経て福岡到着は19:15を予定。福岡の天候は晴れ、気温は25℃との事。
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 写真:頂いたりんごジュースをドリンクホルダへ。
 福岡→高知のフライトに引き続き、ドリンクサービスがある。「ホルダがありますのでご利用下さい」とアテンダントさん。折角なのでドリンクホルダへコップを。隣が居ないので写真を撮ってみる。飛行機は四国山地を横断し、松山へと差し掛かる。往路に比べると高度が高いようで少々霞んでいる。時刻は18:19。城が見え、松山駅が見えて、そして背通知へと進んでゆく。
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 写真:松山上空に差し掛かるJA8717
 ここでありがとうYS-11キャンペーンの告知が案内され、本日5回目の搭乗証明書と応募葉書が配布される。飛行機はもう中国地方へ。一旦内陸へと入り込んでゆく。コンビナートが見えて徳山上空。時刻は18:33。
 ふと思い立ちトイレに行って見る。通路を歩くついでに空席を数えてみる。19席。っー事は搭乗客は45名か。搭乗率7割弱。公式サイトを確認すると2006年3月の月間搭乗率が70.5%だからまぁまぁの搭乗率という事になる。っーか結構人気路線なんだな。さてとトイレ。相変わらず薄暗く昭和の匂いがぷんぷんする空間。それに加えて今日は臭い。本日6レグ目でタンクにめい一杯排泄物を溜め込んでいるのかもしれない。今まで臭い臭いと聞いた事はあっても実際に臭いと思った事は無かった。使用状況にもよるのでしょうねぇ。
 本日4度目の九州侵攻。18:42に山口宇部空港を眺め、18:46に北九州空港上空を通過。遠賀川を眺める18:50、ベルト着用サインが点灯する。九州道を眺め海岸線が見えてくる。プロペラの回転数が落ちる。遠くに津屋崎。最終の着陸態勢に入りましたの案内が入って18:55、Geardown。海ノ中道博多湾上空で夕陽がギラリ。18:58、Touchdown、RWy14。18:59、Spotin SP16。今日4度目の福岡は薄暮に包まれている。長かった一日ももうすぐ終わる。
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 写真:福岡に到着 本日の運用を終えたJA8717 操縦席に点る灯りが機械が生きている証