寝過ごし

 待ち合わせに一人来ない。さてどうしたかと電話を掛けると、新幹線車内で寝過ごしたとか。電話を掛けた営業さんに拠るとゴォーという走行音が背後に聞こえていてまだ新幹線に乗っているらしい。どこまで行く事になるのか分からない人を待っている余裕は無いので先に行く。
 後で聞いたら郡山まで連れて行かれたと言う。でも世の中、上には上がいて、間違って仙台まで停まらない新幹線に乗ってしまった人、上越新幹線に乗ってしまい気が付いたら越後湯沢だった人。笑うに笑えぬ乗り間違いは結構あるそうな。これは宇都宮の営業さんに聞いた話。
 客先で対応が終わると18時過ぎ。来る時は晴れていたのに雨が降っている。おや雷。クルマで宇都宮駅まで戻ると西の空が晴れている。何か変な天気だ。
 帰りは素直に新幹線。126BはP7編成。意外と空いていて並んで座れる程度に空席。既に外は暗い。時折雨が窓を叩く。大宮からはノロノロ運転となりと今日までは50分ちょっとで到着。ここから洋光台まで1時間。通しで考えると豊橋あたりから帰るのとそんなに変わらないな。
 慣れないスーツに一日身を包んだせいか妙に疲れを感じる。