JN3594 JA8788 YS-11 MYJ→FUK

 折り返しの便で福岡へ戻る。他の空港であれば「福岡行きにご搭乗の○○さま」なんて地上係員に捕まるのであろうけど、松山空港では乗継客のピックアップをやらないらしい。流れのままに一旦外に出て再びセキュリティチェックを受け中に戻る。定時であれば14:20発なので展望デッキには行かない。搭乗口まで戻ってみると出発は14:30となっている。そこで目の前にあるラウンジでしばらく休憩。
 14:25ごろ搭乗開始となる。今度は多少空席があるようだ。自分の隣は空いているし非常口座席は窓側もあいていた。概ね50人ぐらいが搭乗した様子。14:32、Doorclose。福岡までの所要時間は1時間5分とのこと。14:36、Taixing。14:38、Takeoff、RWy32。薄い雲の中へと入ってゆく。今度は瀬戸内の島々、ちょっとはっきりしない。そんな中をしばらく飛行する。揺れは無く、まぁ大人しいフライト。
 雲が切れてくる。既に瀬戸内を渡り、中国地方、岩国かどこかに差し掛かっているようだ。飛行状況の案内が入る。高度3,100m、対地速度は400km/h。福岡到着は15:45を予定しているとの事。30分遅れることのお詫びも添えられた。福岡の天候はくもり、気温は18℃とのこと。この後の乗継、16:10発なのだけど、大丈夫だろうけど余裕なくなったなぁ。14:52、ベルト着用サイン消灯。
 JA8788
 写真:グラマラスなYS-11ターボプロップ
 本日4度目の機内サービス開始。まずはキャンディー。ちょっと間を置いて今日限定の記念品と搭乗証明書が配られた。絵葉書も前方のお客さんがリクエストしたようで、そのついでに機内を配って廻る。飛行機は瀬戸内海、防府灘へと差し掛かっている。雲は無くなり、まぁ順調なフライトが続く。
 15:10、新北九州空港が見えてくる。そして九州本土。15:12、ベルト着用サイン点灯。窓の外には遠賀川が見えて来た。そして九州道。前回、4月16日に乗ったときは直方駅が見えたからそれよりは北側を飛んでいる事になる。15:15、宗像上空で間もなく着陸しますの案内が入る。海岸線、岬が見える。津屋崎の駅、あの辺りかななんて思いながら眺めてみる。玄界灘には白波が目立つ。天候が回復しても海はまだ荒れているようだ。
 海ノ中道が見えてくる。普段よりちょっと北寄りのルートだな。今日は南側へと廻るのだろう。案の定博多湾を横断すると中州の上空へ。博多駅を手前に、福岡空港を向こうに眺めながら空港の南側へと回りこんでゆく。「気流が悪く揺れております。揺れましても安全な飛行には差し支えございません」なんて案内が入るけど、どんなに揺れているか?なんて考えてしまう。どうも揺れに対する感覚が鈍っているようで。15:23、Geardown、南福岡の車両基地を眺めながら左旋回。15:25、Touchdown、RWy34。15:28、Spotin、SP15。
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 写真:福岡空港に到着したJA8788 やっぱり記念撮影が大勢