5回目の折り返し。ここで残った2枚、羽田までの航空券の搭乗手続きをする。手続きをしてくれるのは同然の事ながら朝と同じ係員。17:59、搭乗開始となる。今度の搭乗客は16人ほど。吹雪の中を飛行機へと急ぐ。18:05、Doorclose。今から防氷作業を行いますと言う案内が流れる。何やら作業車両がやって来て主翼に薬剤を吹きかけているのか、翼についた雪を吹き飛ばしているのか。その間に客室ではキャンディーと絵葉書の配布。自分の所までやって来てかごの中からキャンディーを取ろうとした時に照明が真っ暗になる。プロペラの始動だ。18:10。
伊丹までの所要時間は30分。少し遅れて18:13、Taixing。雪に打たれながら滑走路端へ向かう。滑走路端で反転、プロペラの回転が速くなり機体が震える。溜めて溜めて解放、一気に加速。18:15、Takeoff、RWy01。浮かび上がると横に揺さぶられる。吹雪も続く。地上の明かりが滲んで見える。揺れが続く。当然の事ながら、ベルト着用サインは点いたままだ。地上も何時の間にか見えなくなった。
揺さぶられながら飛び続けること10数分。18:28、地上がぼんやりと見えてくる。間もなく着陸の案内が流れて、大阪の街並みが見えてきた。今朝飛んだルートをなぞっているようだ。伊丹空港が見える。まだ揺れが続いている。18:35、淀川上空を越えると右へと旋回。もう一度淀川を越えて18:41、Touchdown、RWy32R。18:45、Spotin SP42。
