味噌醸造所

 福岡への戻りは日田彦山線に乗りたい。でもしばらく間がある。間があるのは日田で最初に下調べした時から分かっており、時間をつぶす方法を思い悩んでいたけど、観光案内所で貰ったマップに出ていた味噌・醤油の工場を見に行こうと思う。こちらは駅から徒歩数分であり、時間をつぶすにはちょうどいい。ぷらぷら歩いて5〜6分。目的の醸造所に着く。軒先は販売店。その奥が醸造所らしい。店員に聞いてみると、個人のお客さんですか?と聞かれてその人が案内してくれる。
 味噌やら醤油を発酵させる設備を案内してくれる。いい香りが立ち込めている。ラムネ水の製造もやっているとかでそちらも見せてくれる。今日は土曜日なので製造はお休みとの事。ラムネのビー玉は炭酸水の圧力で自然に閉まるようになっているとは知らなかった。ボトリングからラベル貼りまで規模は大きく違うけど、ビール工場と似た感じだ。
 サッポロビールの工場で地元産ラムネを売っていたので聞いてみるとやはりココの製品との事。ビール工場とあわせて廻る観光バスも多いのだそうな。
 マンツーマンで案内してくれたお礼と言うわけでないが、ラムネと醤油の小瓶を買ってゆく。意外な事に魚醤が売っている。鮎をベースにしたものだそうな。あいにく売り切れでどんなものか確認出来ないのはちょっと残念だった。