2025-01-19

 早朝、妻が起き出したようだ。妻は今日、先週、調子を崩した義父の様子を見に行ってくる事になっている。しばらくすると目覚ましが鳴る。時刻は5時。昨日の設定がそのままだったようだ。
 妻は既に出掛けた筈だが、リビングに明かりがついている様子。どうしようかと思ったが、様子を見に行く。すると出掛けたと思った妻がまだいる。えっとなって声を掛けると、今度は妻がえっとなる。
 出掛けるべき時間を勘違いしていたそうだ。今ならまだ、間に合うからと送り出してしばらく。予定よりも1本遅い電車に乗ったそうで、さて、と思ったがもう眠れなくなった。結局、そのまま起き出して早めの洗濯やら何やら。7時前、妻からラウンジ朝食の写真が届く。余裕をもって間に合ったようだ。まぁ良かった。
 明日以降の弁当用に常備菜を少し進めつつ、自分も朝食を適当作って頂く。落ち着くと京王線恥辱を少々。昨日分を進め、Radikoで深夜放送を聞いておく。
 9時を過ぎて、ちょっと出掛ける。珍しく京都へ。一人で京都に行く事は滅多にないのだが、筒井康隆先生の御本が映画化されたので見ておきたかった。今日は昼間、一人で過ごす事になったので、出掛けようと考えた次第。
 予定よりも1本早い電車に間に合い、京都まで。 

 外側線を3094列車がやって来た。EF510-19号機牽引。
 この時間の京都駅。まだ空いている。八条口の方から近くにあるイオンモールの中へ。こちらも早い時間だからか空いていて、見たい映画のチケットも無事入手。
 少々時間を潰して映画館に戻る。ちょっと間があったから 

 何となくポップコーンにハイボールのセット、何て買ってから劇場へ。入場が始まると、観客の年齢層、高い事高い事。他の映画を見に来ている人が若年層ばかりなので、逆に目立つ。まぁ筒井康隆先生の御本が映画になったからって興味をもって見にくる層、リアルタイムで御本を読んでいた人ばかりだろうしなぁ。


 今回の原作。先生の御本としては後期と理解していたが、出版されたのは1998年1月。社会人1年目の冬だった。もうすぐ30年が経つんだなぁ。
 小説と映画が描く、実と虚を行き来する様子。晩年の父の様子と重なるのである。実家のリビングで話をしている途中にもすっと意識が遠ざかる様子を見ていて、不思議と「敵」の世界を思い出したのだった。勿論、虚実を行き来する間に境目が無くなってゆく世界は先生の他の御本とも重なる。ハイボールを飲むのも忘れて見惚れた。
 2時間程の映画が終わる。劇場の外は午前中の様子が嘘みたいに混んでいる。モールの中、京都の街。京都の駅も混んでいる。とは言えお昼時だからちょっと食べてゆく。いや、

 飲んじゃったけど。


 あくまでランチが主なのでビールは2杯まで。ライス付きの定食も頂いておく。
 食事が落ち着くと14時前。もう帰宅する。京都駅に戻ると普通電車で膳所を通り越し、石山まで。少し歩きつつ買い物をして

 京阪電車を見つつ自宅に15時。常備菜の準備を続けると日が暮れて来る。夕方、ちょっと買い物に出たが17時でもまだ明るい。冬至から1か月。あと少し経てば、春を感じる機会も出て来るのだろうなぁ。
 簡単な夕食を済ませて少々。妻の帰宅に合わせて迎えに行くと今日の様子を聞く。幸い、義父の症状は軽いそうで、少々安心する。

サイトアップ アクセスカウンタ

 サイトアップはお休み
 アクセスカウンタは機能せず
 万歩計は21,796