2023-01-02

新年二日目。今日でホテルはチェックアウト。何だけど例年と違う動きを取る。昨日の残りで何となく朝食を済ませた後、荷造り。9時前にホテルを出る。のだけど移動するのは自分だけ。妻とは一旦別行動になる。実家で預かった父のスーツを入れたスーツケースを引っ張り新宿駅へと赴く。更に山手線。今日は内側を南下。品川に向かう。乗り換え。
 京急線を撮りに来たわけじゃないけど、乗り継ぎの時間があるので、ちょっとだけ。

 北総車が北上してゆくのと入れ替わりに

 都営戦から直通の快特三崎口に向かう。1065編成。
 快特が出るか出ないかのうちに

 普通車が寄って来る。1537編成。

 泉岳寺まで行っても接続は無い、という快特が北上。2117編成。そして

 羽田空港への直通電車がやって来る。17T運用5524編成。
 京急も昨年、ダイヤ改定が行われていてだいぶ様子が変わっている。
tabiris.com
 現に目の前に居るのは特急。快特じゃないのね。先祖返りと書かれていたが、確かに20世紀の京急はこんな感じだったね、と言うダイヤ。快特京急蒲田羽田空港というダイヤに慣れちゃうと、ちょこちょこ停まる特急にはまだるっこしさを覚える。
 10時過ぎに羽田空港

 北ウィングに赴く。搭乗便までは1時間ちょっとの待ち合わせ。

 謹賀新年の文字に迎えられ、搭乗窓口に。荷物を預ける。条件が付いているのは案内で見たけど、係員によると出発が遅れる見込みだそうだ。今の所は確定ではないですが、との断り付きで、1時間半ほど遅れる見込み。搭乗口も39番になるとの事。前便遅れの影響だそうだ。
 今の所、搭乗便の遅れ案内は無い。ひとまずラウンジに向かう。順光でA滑走路と第三ターミナルが見える席に落ち着くと暫く景色をお供に過ごす事になる。
 いくつかピックアップ。

 手前にJALのJA656J。T3側にはルフトハンザのB747-8、D-ABYCが姿を見せている。

 何かトマトジュース大好き人間みたいになったが、手前はトマトジュース。奥はレッドアイ。

 先日搭乗したJA847Jも姿を見せている。
 1時間以上遅れると聞いているけど、今のところは遅れの案内がない。係員は代替機が出れば定時ですが、と言っていた。ひとまず搭乗口へ。32番との事なのでそちらへ足を延ばす。

 32番から出発163便、秋田ゆきに乗る、筈。

JL163 JA328J B737-800 HND→AXT

 10:45、出発20分前の北ウイングバス搭乗口。

 出発まで20分という秋田行きの搭乗口だが、係員はいない。今の所、遅れの案内は無いけど、遅れで確定だろうなぁ。暫く待つ。係員が二人小走りにやってきて搭乗が始まる、雰囲気ではない。間もなく秋田行き悪天候の影響で1時間25分遅れて12:30出発、という案内が流れる。

 12:30出発に変わった。
 さすがに1時間半待たせるとなると、と言う事で1000円分のお食事券が配られる。一応貰ったけど、ラウンジが使える身なので、そちらに戻れば時間はつぶせる。結局、歩いてきた通路を引き返し、北ウィングのDPラウンジに出戻り。

 結局飲み直しみたいになった。

 定刻に動いているらしい飛行機を横目に1時間25分遅れのフライトを待つ。
 12時を目安に先程の搭乗待合室へ戻る。先程よりも人が増えているのは秋田行きのお客さんが増えたのではなく、バス搭乗口からの出発便が重なっているから。

 秋田行きの出発時刻、さらに10分遅れる。10分押したのは出発準備の影響だとか。
 12:25近くになって搭乗が始まる。事前改札があって優先搭乗となるが

 乗り込むのは秋田行きのバス。こちらでスポットへと運ばれる。立客大勢になって出発。悪天候という文字が嘘みたいに青空が広がる東京をバスが行く。

 穏やかな正月の東京。延々バスは走って、鉛色の空へと向かう搭乗機のそばまで。

 待っていたのはJA328J。タラップを上がり、機内へと向かう。その機内、入口の所に

 正月っぽいディスプレイが飾っている。乗務員に断って写真を撮っとく。機内に流れるメロディーは普段のI Will Be There with You ではなくて春の海。
 今日は搭乗手続きの時にクラスJに上げて貰っている。そちらの座席に落ち着く。もう1台バスが来て乗客を乗せると、

 3台目のバスには地上係員。出発に必要な書類が届いた様子。12:40、Doorlose。タラップが離れてゆく。機材到着遅れの影響で遅延している旨、お詫びがある。悪天候だったり、機材遅れだったり、理由が色々と出ているが、朝7:10の秋田行き161便が遅れ、その玉突きで163便も遅れているらしい。
 秋田までの所要時間45分と告げられる。また、秋田空港悪天候の影響で着陸できない場合は羽田空港へ引き返す条件付き運航との案内も添えられた。1時間35分遅れに隠されて忘れそうになったが、秋田は悪天だった。
 12:42、Pushbuck。12:47、Taixing。39番スポットという一番北側のスポットからC滑走路との南端へと向かうので時間が掛かる。

 先行機はJA658J、女満別へのフライト。上昇していった後にこちらの機体も

 滑走路へと歩み入る。滑走路端で一息。その間に後続機もやって来る。

 先程も見かけたルフトハンザのB747-8がC滑走路端へと向かう。
 12:55、Tkae off RWy34R。秋田空港着陸は13:40、スポットへは13;45頃の到着となる見込みと告げられた。
 飛行機は東京を見下ろして上昇してゆく。

 大井埠頭のコンテナを見下ろして飛行機は上昇してゆく。巧みに陸地を避けて海の上を右に、そして左に。

 高度を稼いで市川のあたりから内陸へと入る。外環道と思しき高架が光る様子が見える。13:02、ベルト着用サイン消灯。
 窓外に乾いた関東の大地が広がる様子を見つつ北へと向かう。間もなく飲み物のサービスが始まる。

 冷たいお茶を頂いていると飛行機は那須あたりへ。

 この辺を境に雲が出て来る。急に「らしく」なった。一気に雲が分厚くなり、白河以北に差し掛かる頃


 時折雲の切れ目は垣間見えるけど、ずっと続く雲海。そんな中を飛んでいると13;26、案内が入る。秋田空港降雪のため13:30から滑走路の除雪作業が入るそうだ。そのため秋田空港上空で待機すると。

 お待たせして申し訳ございません、とキャンディーが配られる。
 13:36には機長さんから状況の説明が入る。機材繰りの影響で出発が遅れた事のお詫びがあった後、秋田空港降雪のため13:35から除雪作業が入っている事、除雪には30分程度要し、14:05まで掛かるとの事。空港閉鎖が解けた後、アプローチをして着陸は14:15~20ぐらいになる旨の案内がある。秋田の天候は雪、気温は-3℃との事。
 位置情報を見ているともう秋田上空まで来ているようだが、高度を7,000mを維持したまま。

 分厚い雲の上をぐる、ぐると廻り続ける。

 目的地まで7㎞なのに所要時間18分。
 何度となく秋田市南部を廻り続けた後、14:00、ベルト着用サイン点灯。降下を開始する。旋回したのは秋田空港の西側、道川、下浜なんてあたりから日本海側だが、アプローチは秋田空港の東側へと向かう。

 地上が見えるようになる。揺れつつも旋回して高度を下げる。

 雪の見える中を旋回して秋田空港へのアプローチ。雪雲に閉ざされた世界が広がる中を飛んで行く。

 時折雲の合間から日が射してきても雰囲気に変わりはない。冬の寒さ厳しい北の大地が近付いてくる。
 14:16、Gear down。間もなく着陸との案内が流れる。

 雄物川が見えてきた。どうやら秋田空港に着陸できる様子。間もなく

 空港の敷地が現れる。除雪したばかりの滑走路と誘導路が見えて14:20、Landing、RWy28。減速してゆくと誘導路へ。

 先程除雪したばかりの空港に激しく雪が降り出した。14:23、Spot in SP3。

 空港の脇に先程まで大活躍したであろう除雪車が姿を見せている。正月二日からの活躍、大変お疲れ様ですと頭の下がる気になる。

 この雪の中、降りてくれた163便のクルーにも感謝。

 しかし、ぐるぐるぐると、良く廻った。
 市内へ出るバスの時間が気になるが、秋田空港のリムジンバスは到着客をしっかり待つ筈。出て来る荷物を待って、受け取り

 制限エリアの外に出ると14:37であった。改めて見ると163便、2時間遅れ。今日はこの後の予定、時間に余裕を持たせていたから大丈夫だけど。

 バスで市内に向かう。今日は余所者が多いのか、リムジンバス、割と込んでいる。しかしなかなか動かないので何かと思っていたら、遅れている飛行機を待つとの事。先程見た、伊丹からの2便の事らしい。
 リムジンバスはほぼ満席になって秋田市内へ向かう。途中、雪が激しく降ってきて視界を喪ったり、突然青空が広がったり。気まぐれな天気を見つつ秋田市内へ。
 バスは今日泊るホテルの前まで行くのだけど、駅前を通った後なので少々遠回り。駅に寄る前に降りる。

 雪降る秋田市内。旭川を挟んで川反というバス停に降りる。降りた途端に寒風と吹雪に襲われる。寒い、本当に寒い。そんな中を中央通りから広小路の方へ。

 スーツケースを引っ張るのも辛い道。何とか何とか、今日の宿泊先、兼

 同期会会場に到着。
 しっかし、コロナ前ならばきっとどこかの高校の同期会、どこかの中学の同期会。そんな感じに同期会が複数あったけど、コロナ3年の1月2日。秋田県を代表するホテルで行われるイベントは我が高校の同期会の1件のみ。まぁ分からないでもないけど。
 まずはホテルにチェックイン。今朝まで滞在した新宿のホテルはインバウンド再開の果実を謳歌していたけど、地方都市、秋田のホテルは閑古鳥が啼いている。秋田犬、稲庭うどん、酒は天下の太平山。キラーコンテンツに満ちた筈の秋田の地にインバウンドの果実が齎されるには、まだまだ時間が掛かるらしい。とにかく、チェックインは空いていた。
 同期会は17時から。今は16時。クッションを入れていたおかげで何とか間に合う。でも前回参加した10年前の同窓会は確か16時開始だったよなぁ。
 まずはホテルの部屋に落ち着く。本当なら同期会まで3時間ある筈で、その間に地元スーパーに行こうか、とか、秋田にある母方の墓参りをしようか、とか思っていたのだが、その時間は無くなった。ひとまず京王線恥辱を編集して、最後は実家から持ってきた父のスーツを着込む。時間に合わせて会場として案内されていた放光の間へと赴く。
www.castle-hotel.jp
 2000人収容、という秋田県最大の宴会場に集まったのは50人。元々、同期は400人少々。5年に一度の同期会に参加するのは100人前後だが、今回はこのご時世でもあり、各人の判断に委ねる、という消極的な勧誘で行われいる。開会の辞で知ったが恩師を招く事も見合わせたそうだ。そんなイレギュラーな同期会。受付の所で「変わらないねぇ」と言われ、中学、高校と一緒だった人と一緒になって中学の同窓の消息を聞いたり、マスクをしていても一瞬で分かった、と言われたり。まぁとにかく私は高校生の頃と変わっていないそうだ。自分の意識では5年で20㎏痩せたから、だいぶ変わった筈と思っているのだが、それを言っても、でも、痩せてたよ~と言われて、うーむ、と思う。これは母親の感想と一緒だ。「昔に戻っただけ」ってやつ。
 会が始まる。乾杯の所から全力の馬鹿が始まる。バカは良くないが、バカが出来るのは非常に好ましい。全力のバカならなおさらだ。そうそう、秋高ってこんな感じだったよね。とすっかり30年前に戻った感じになる。変わらないね、と言われつつ変わらないバカをやって。自分の原点の一つを顧みた気分になる。
 10年目までは特に変化は感じなかったけど15年目の同期会でみんなの変貌ぶりにえぇとなって、の30年目。お互い歳は取って、変わらないと言われた自分も歳は感じるところだが、根っこの部分は変わらないと言う事が良く分かった今年の同期会。実に楽しかった。でも次はコロナの影響がない同期会に参加したい。5年後と言わず、来年でも、やって欲しい。滋賀から参戦するのは大変だけど。そうそう、「滋賀にいる」というと打率7割で「千葉」と取られた。秋田の辞書には滋賀と言う文字は、やはり無い様子。
 同期会は19時過ぎにお開き。10年前に参加した時は、1時間早い16時スタートだったから
podaka.hatenablog.com
 最終便で羽田に戻ったが、今日、この後伊丹に戻る事はさすがに無理。というか、泊り前提で秋田に来ている。なので同期会も二次会まで参加。3時間近く飲み続けたから、だいぶ酔いが廻った。
 皆さんは3次会に行くようだが、お暇頂く。ホテルまで戻る道。この時間

 秋田市内。吹雪となっている。その中を歩いてホテルに戻る。だいぶ飲んだが、いや、飲んだ後だからかも知れないが、うっかりビールを買い求め、ホテルの部屋で飲みの続き。その途中で、多分潰える。

【サイトアップ アクセスカウンタ】

 サイトアップはお休み
 アクセスカウンタは機能せず
 万歩計は11,127