雨の朝になった。週末の三連休。降る降ると言っててほぼ降っていないが、さすがに降り出した事になる。
身支度を進めて出勤。弱まったが雨は降り続いている。京阪に乗ろうかとも思ったが結局膳所まで歩く。
京阪電車を見てから膳所の駅。週明けの朝なので昨晩東京を出ていた貨物列車は少ない。何時もの2本は運休。上り列車が来て出勤となる。雨が強まったり弱まったり。幸い、会社に着いた頃には小降りであった。
仕事に取り掛かる。お昼になって、手元のスマホにプッシュが来ている事に気が付く。JR西のアプリから。
東海道線の京都以東。運転見合わせだって。
何があったかと思ったら降雨規制。安土と野洲で降雨量が規制値を上回ったとの事。この時間、草津線と関西線も停まっていて、湖西線だけ動いているそうだ。
相変わらず振替が渋い。京阪大津線に振り替えてくれても、と思うのだが、
京阪も石山坂本線が大雨で運休と出ている。わずかながらに納得せざるを得ない。
会社のあたりもこの時間、外が真っ白になる程の雨。雨雲は結構な速さで移動していて、雨雲レーダーを見ると、先程の大雨を降らせた雲は1時間程で鈴鹿山地を越えて東海地方へと流れていった事が分かる。しかし、後から雲が発達するのか、会社のあたりも断続的に豪雨。そんな調子が午後も続く。
仕事の合間で様子を見てたが、だんだんと帰宅の足に不安を感じるようになる。バックアップ案を考える。守山まで行けば堅田に行くバスがある。湖西線が動いているから、そういう手段はありそうだ。堅田行きの最終バスは19:40だったか、案外と遅い。会社からバスと徒歩の組み合わせで守山には何とか着けそうだとアタリは付けとく。
とはいえ、このままだと露頭に迷う人が多数出るので会社が動く。東海道線で来ている人をピックアップして手分けしてクルマ通勤の人が受け持つ事となる。この時間、草津以西が動き出している。草津まで行ければ何とかなるから、多少気は楽になった。
課員も3人程対象者がいたから、割り振って自分は草津までのクルマに乗せてもらう手筈を整える。定時に帰宅。途中の道路、山際から水が流れ込むような所もあり、改めて雨の激しさを知る。国道に出るぐらいから渋滞と言うか停滞。
雨で水嵩の増した川を見て停滞する道を進むと草津まで1時間半掛かる。その間に東海道線も草津線も運転再開、となっている。時間は掛かったが帰る目途が立ったので気は楽になる。
まだまだ混乱している東海道線。この時間の草津駅。上りホームに新快速と普通が停まり発車待ち。野洲のホームが詰まっていて、そこが空くのを待つそうだ。下りは
割と普通に走っていると思ったら、次発の西明石行きは2時間以上遅れている。先発の姫路行きが6両でやって来る。大混雑で乗るのを諦める事になる。次の西明石行きは12両野洲始発との事。すぐに来るとの事で待ってみる。
駅では西明石ゆきと表示されていたが、列車は網干ゆきと表示。確かに空いていて座れる程度の乗り具合。普通列車だったので膳所まで行く。
10分ちょっと乗る間に列車の行先も西明石に変わっていた。
この時間、雨はやんでいる。駅から自宅までは歩ける。湿っぽい重い空気の道を行く。途中、寄り道。
貨物列車が膳所の待避線でずっと停車中。ヘッドライトを落としているから、出発する目途が立たないのだろう。ちなみに石山の待避線にも貨物列車は停まっていた。EF210-108が先頭に立つ。
帰宅。自分の方が早い戻りで夕食は作っておく。妻もダイヤ乱れに巻き込まれたが、何とか21時過ぎに帰宅。
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