2021-11-28

 目覚めると6時過ぎ。割とよく寝た方である。日曜日の朝は旅先の札幌市内で迎えている。

 外はうっすら白い。昨日の夕方、溶けかかった雪が、夜の冷え込みで凍り付いた、という所だろうか。寒そうな朝だ。
 身支度少々。昨日よりも遅くなったが朝食を取りに行く。

 何しろ7時を過ぎると混雑する、と散々言われているので若干心配しつつ。
 まぁ昨日よりは混んでいたが、十分に席があった。

 ミニ海鮮丼にミニスープカレーとミニジンギスカン鍋。他は控えめにする。さすがに昨日来、食べ過ぎを自覚している。
 食事の後で少し歩く。旅行の最終日は歩数は減り気味、体重は増え気味。心がけて動かないといけない。
 札幌の街、南側に向かうと中島公園に入る。
 公園の中は雪が残ったままだった。

 白い大地と青い空。コントラストが美しい。

 公園の中、池は凍っている。足元も凍っていて、滑らないように慎重に歩を進める。
 公園を外れて少々歩くと路面電車の通りに出る。

 地味な姿の新型車と

 派手な広告を身に纏った旧型車とを見つつホテルの方と向きを変える。

 今度は最新の連接車がやって来た。こちらは広告を纏うでもなく、地味にされるでもなく。まぁ緑一色の新型車、と言うのも見てみたい気もするけど。
 40分程でホテルに戻る。チェックアウトは11時。まだだいぶ間がある。
 10時になると街が動き出す。あと1時間滞在と言うタイミングだが、少し買い物に行く。何となく海外に行った時の最後の午前中、みたいな動きになっている。大通まで歩いて行ってローカルのパン屋を見て、少々夕食用に買い求める。最後は少々余裕がなくなり、地下鉄に乗ってホテルに戻る。最後の荷造り、チェックアウト。

 この時間、歩道の雪は溶け切っている。11時にチェックアウトしたらしい観光客の姿がちらほら。みんなスーツケースを引っ張ってすすきのの方へと歩いて行く。地下鉄に乗るなら中島公園の駅で良い筈だけど、この後皆さん、すすきのなのだろうか。
 地下鉄でさっぽろ駅に出る。地上に上がるとそこは

 札幌駅。まだ間があるけど空港まで行って荷物を預けてしまいたい。12時の快速エアポートに乗ってしまう。

 隣のホームには同じく12時発の旭川ゆき特急ライラックが停まっている。昨日、苗穂で放置されていた車両と同じ789系が使われている。郊外に出ると雪なのか、スカートに雪を纏う。

 ライラックなのだけど、前頭部にはオホーツク、の文字。ちょっとややこしい。
 12時ちょうどに両車同時出発。一旦自分の乗った快速エアポートの方が先行したが、直後に特急が一気に速度を上げてゆく。苗穂のずっと手前で置いて行かれる。
 列車は空いていた。やはり12分毎の運転は少々過剰らしい。先行する列車を抜いて新千歳空港まで38分。まずは搭乗手続き。スーツケースを預けると1個12㎏まで増えている。
 帰りの飛行機は16時近くの出発。まだ3時間もある。まぁ新千歳空港なら、時間はつぶせる。まずは、興味本位で

 国際線エリアに行ってみた。まぁ当然ながら全便欠航。一応、ターミナルが開いているのが不思議でならない。

 ここだけは別世界だった。
 ちょっと国内線側に戻るとドラえもんスカイパークがある。そこまで来ると人の気配に満ちて来る。レストラン街まで戻るとコロナ禍前の新千歳空港だった。
 妻の買い物に従った後、軽く昼食。

 ラーメンを頂いたのだが、これはイマイチであった。次は無いなぁと店の名前だけ記憶する。

 お口直しによつ葉のソフトクリーム。
 出発まで1時間少々となったところで保安検査を受ける。最後の1時間はラウンジ滞在。

 ビールを頂きつつ、目の前を行く飛行機を眺めて過ごす。

 JA701Jが来る。久しぶりに生きているB777を見た。エンジンが違うので飛行停止の対象外だが、伊丹にはなかなか来ないので。

 JA622J、スペシャルマーキング機が誘導路を進み、

 羽田へと飛び立ってゆく。

 AIR DOに移籍したJA613Jも羽田へ。こうしてみると千歳-羽田はパイプが太い。昨日サッポロビール園にいた人たちも半分は首都圏の人かな、と思う。
 これから向かう伊丹へ飛ぶのはこちら。

 一回り小さいB737-800。JA301J。

JL2010 JA301J B737-800 CTS→ITM


 15:55に出発する2010便で帰宅する。荷物が増えたので優先搭乗に間に合うように、早め早めを心掛けて席を立つ。案内通りに搭乗開始。宛がわれた席へ。カバンは座席下へ。先程増えた買い物は荷物棚へ。席に落ち着く。
 先程、ラウンジから眺めたJA701Jは16時の羽田ゆきとなる。両方で出発準備が進む。15:47、機長さんから案内。伊丹までの飛行時間、離陸後1時間40分を見込んでいるとの事。伊丹の天候は晴れで気温は14℃だそうだ。
 概ね満席まで埋まる中、15:49、Doorclose。3人掛けの隣に人が来ず、2人で3人席を使える事が確定する。

 15:52、Push buck。先程眺めたJA701J、16時出発の羽田行きに先立ち動き出す。15:56、Taixing。

 昨日も札幌の街で感じた通りに早い日暮れを迎えている。誘導路を南に進むと滑走路端へ。16:03、Takeoff RWy01R。

 北へと飛び立ち、すぐに東へ旋回を始める。機首を180度変えると鈍い西日が機内に差す。高度を上げると苫小牧の街が見えて少し機首を南西に。

 16:09、ベルト着用サイン消灯。白老辺りの海岸線を見つつ飛行機は更に高度を上げてゆく。室蘭から噴火湾を渡り

 渡島半島を横切ると津軽海峡へ。日本海側へと出て進む間に日は外は暗くなってゆく。
 そろそろ京王線恥辱の滞貨が気になりだす。遅れる事は確定で少しでも取り組みたいが、スイッチが入らないまま、ぼんやりと過ごす。

 16:30を過ぎて飲み物のサービスがある。コーヒーでも飲めばすっきりスイッチが入ったかも知れないが、薄らぼんやりした頭のままスカイタイムを飲んだから、空の上の自由時間が続く事になる。
 東北の日本海側に沿って南下する。2か月前に函館から伊丹に向かった時のルートだ。今日は暗いし、雲も定かでなく、外の様子は分からないけど。佐渡ヶ島の上は飛んだはず。
 通路側の人がいないので遠慮なくお手洗いに立つ。何となく客室乗務員と二言三言。「どちらまで帰られるのですか」と問われて膳所なんて答えても通じる訳がないので「滋賀まで何です」と答えると「遠いですね」と感嘆される。いやいや、言う程遠くないけどなぁ。伊丹-大津は最速1時間切るけどなぁ。
 飛行機は北陸の日本海岸を行く。若狭湾の方まで来たから2か月前と同じようなショートカットコースだ。若狭湾上空で進路を南に振り、伊丹へと向かう。

 西の空が明度を喪う17:23、ベルト着用サインが点灯する。次第に街明かりがちらほらと見えるようになる。その密度が濃くなると大阪の平野。

 ずっと真っ暗な海の上を飛んできてからの一面の街明かりに大阪の大きさを思い知る事になる。淀川を渡った後で右へと旋回。機首を北に向け、伊丹への最終コースになる。

 再び淀川を渡って17:37、Landing、RWy32L。伊丹の気温、11℃と案内がある。出発した時より下がったが、それでも札幌との気温差、少々。
 17:41、Spot in SP14。翼よりも後ろの席なので降機の順番は後になる。このシステムもだいぶ定着したと見えて、案内がある前に荷物を取り出す人は多少いるかな程度。前は一人動き出すとつられる人も目立たが、それも無くなった。
 どうせ降りても荷物が付いてこないのでゆっくりと。

 降り立つとJA301J。再び千歳へ戻るそうだ。結構な働き者だ。
 荷物を受け取り、制限エリアの外に出るまでは降機から5分程。

 15分早着だったので京都行きのバス、余裕をもって間に合う。短い行列に並んでしばらく待つと、

 リムジンバスがやって来る。
 バスの車内でもパソコンを出す気になれずにぼけっと過ごす。珍しく乗り物の中で寝入る。八条口に着いた時には寝起き状態で完全に寝惚けた状態。辛うじて駅に向かう感じになる。珍しく疲れを感じる。
 電車に乗り換え、膳所の駅まで。今日は荷物も重いから京阪電車の世話になる。

 ちょっと見ない間に709-710編成にヘッドマークが付いていた。数分揺られて自宅に19時半過ぎ。JA301Jは今頃、東北上空だろうか。やっぱり滋賀は遠いのかも知れない。
 午前中、札幌で買い求めた食材で夕食を済ませる。最低限度、明日からの弁当用おかずも準備して早々に就寝。しかし、イマイチ調子が悪いなぁ。

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