4時過ぎに起きだす。膳所の始発狙い。季節が進んでこの時間はまだ外は暗い。昼間は暑くなる予報だが、この時間は寒い。長袖一枚羽織って出かける。
始発電車を捕まえて今日は新大阪へ。
リムジンバスに乗り換えて、伊丹空港へ。今日は月に一度の実家訪問。
7:30の104便で羽田へ向かう。
JL104 JA8985 B777-200 ITM→HND
預ける荷物はないので窓口には寄らずに保安検査へ直行。数分でラウンジ到着となる。
目の前にはこれから搭乗する104便、出発準備が進んでいる。出発まであと40分ほど。
軽食をいただいておく。スープがいつの間にか変わっている。今のところ、2か月に1回のペースでメニューが変わるように思われる。
早く着いたつもりだが、案外と時間は少ない。
7:05に出発する102便を見送るとそろそろ搭乗開始の時刻。
搭乗口に進む。出発15分前。優先搭乗を待つ長い行列ができている。間もなく搭乗開始。今日は予約の段階でクラスJが取れている。非常口座席のところに座り、出発を待つ。
7:28、Doorclose。隣席は空いたままだった。伊丹-羽田のフライトでは稀有だ。変なところで運を使ってしまった。
7:30、Push buck。7:36、Taixing。いつも通りに誘導路を南側へと向かう。前を遮る機材はなく、まずまずのペースで
滑走路端に向かう。7:47、Take off RWy32L。
冴えない空の下、見えない道を駆け上り、飛行機は東へ。
吹田、茨木のあたり、太陽の塔までは見えたが、間もなく雲。7:52、ベルト着用サイン消灯。飛行機の窓外は
べたっとした雲と青い空の組み合わせになる。
ファーストクラスを区切るカーテンが閉じれら、ギャレーを区切るカーテンが閉じられる。まもなく飲み物のサービス開始。
早々に順番が回ってくる。朝らしく寝落ちた人が多い様子。
8:15、あと5分でベルト着用サインが点灯する旨の案内。そのタイミングで飲み物のワゴンが帰ってきて、コップを回収されるとともにお替りを勧められる。伊丹-羽田の短い時間では稀有な事。
飛行機は伊豆半島南端をかすめて太平洋上空を飛んでいる。窓の外は雲が切れて青い海が広がっている。まもなく8:20、ベルト着用サイン点灯。
北に機首を向けて房総半島が見えてきた。今日の関東地方は良く晴れている。気持ち良い羽田へのアプローチになりそうだ。
空気が澄んだ房総半島から今日は東京湾へと出てゆく。すると
今度は三浦半島が見えてくる。二週間前に102便に乗った時もこんなルートだったが、停電が続く房総半島に気を使ったのだろうか。
東京湾を行く船、船、船を眺めて最終コース。機首を羽田に向ける。
川崎の工業地帯も今日は青かった。8:33、Landing、RWy34L。減速をして誘導路へ。
8:38、Spot in SP18。L2のドアから早々に降り立つ。
JA8985はこの後、千歳ゆきとなる。
乗り継ぎのお客さんは、トリッキーなところがちょっと目立つ。自分は夕方に伊丹戻りだけど、それはさすがに書かれていない。
気持ち早めの到着。荷物もないので早々に制限エリアの外に出る。このまま実家に行くにはちょっと早い時間。1時間後のフライトで十分なんだけど、今日は104便が安かったもので。
思案して新宿に向かう。まずは京急線。
エア急は21N運用7711編成に乗る。山手線を乗り継ぎ新宿。何かの工事が始まっていて、思っていたのとだいぶ違うところに出る。お上りさん気分で京王線の改札へ。
月末なので京王ニュースの在庫はなく、カレンダーも1日発売。二十年近く買っていた卓上カレンダー。昨年はとうとう手に入らなかったけど、今年もまるで買える気がしない。ひとまず改札。1駅、笹塚まで。
7804Fが来たけど、いつの間にか幕がLEDに化けている。しばらく使うよ、という意味に捉えたけど、浦島太郎気分を味わう。
こちらは初見の5734F、京王ライナーも初見だし、新しい5000系自体も初見だし。ますますもって浦島太郎の気分。
休日のこの時間に京王ライナーの設定があることは知らなったが、折り返しは回送であることも知らなかった。高尾山あたりに行ってもうひと稼ぎ、じゃないんだ。
ラグビーワールドカップの広告車が走っている。味の素スタジアム、という言葉がずっと嫌で嫌で仕方なかったのだが、10年以上経って、慣れたというか慣らされた、というか、そうなった途端に東京スタジアムに戻ったのか、戻らないのか、中途半端な感じになり、戸惑う。
滞在1時間弱。実家に向かう。せっかく京王線内にいるので、永山まで京王線。
小田急に乗り継ぎ、遠回りして実家まで。
そろそろ1年半になる父親の闘病。まずは元気そうだけど、1年前、近江まで来たときに比べると衰えているのかもしれない。薬は少し効いて数値も下がってきたそうで、さらに効けば良いのだけど。
妹夫妻が姪っ子を連れて遊びに来たので、賑やかになる。1か月前に顔を合わせてから間もないからか、忘れられていない様子。
どうも疲れているみたいで、途中寝てしまった。15時過ぎにお暇いただく。
戻りも羽田からの飛行機。バスを選んで楽をする。時間は電車と変わらないけど、乗換がないのはやはり楽。17時前、空港到着。
普通席に〇が目立つこの時間の羽田第一ターミナル北ウィング。1時間半ほど待ち時間があり、ひとまずラウンジに落ち着く。
窓際席に座ってエビスビールを頂く。外はもう薄暮というべき時間。
SQのA350が離陸してゆくのが最後。外の飛行機は撮りづらくなる。秋分の日を過ぎて、秋の夕日はつるべ落としの季節になった。
JL133 JA771J B777-200 HND→ITM
今日は133便で膳所に戻る。以前は18:30出発だった133便は5分早くなって18:25の出発。18:10には、とラウンジの席を立ち、12番搭乗口へ向かう。
でも今日は5分遅れて18:30出発だそうだ。この繰り上げ、伊丹からの戻り、138便の遅延対策と思われ、お客さんに早く集まってもらうための処置と考えれば、実際の出発は18:30でも構わないのかも知れない。
待合室のテレビに人だかりができている。そういえばちょうど今、ラグビーワールドカップの日本対アイルランド、試合中であった。どうなったのかなと思った瞬間、拍手が起きる。？と思っていたらスマホのプッシュで日本勝利の速報。
飛行機はすでにスポットにいて出発準備中。機材番号は、771Jであった。放送で搭乗開始まで少し時間がかかる旨の案内がある。それならとお手洗いに行く途中、
思わぬところでタヌキ顔。JALのA350、JA01XJであった。
18:20を過ぎて搭乗開始となる。帰りもクラスJの窓側が取れている。大阪市街地が見える左側の席に座り出発を待つ。18:35、Doorclose。前便到着遅れのため、遅れている旨のお詫びがある。伊丹までの飛行時間、45分とのこと。
18:38、Push buck。18:42、Taixing。
地上係員に手を振られて飛行機は誘導路を北側へと向かう。混雑しそうな時間だが、動き出せばスムーズ。
滑走路端までやってきて、18:48、Take off RWy16R。東京湾上を上昇すると千葉、木更津辺りを眺めて右へと旋回。右手には横浜の夜景が見えるはず。
18:53、ベルト着用サイン消灯。
左手の窓には三浦半島の夜景が見えている。飛行機はさらに高度を上げてゆく。ファーストクラスを仕切るカーテンが閉じられると間もなく、機内後方でも飲み物の提供が始まる。
コンソメスープをお願いするとふたをつけての提供になる。揺れるという案内はなかったが、気を使ってくれたか。
冷えないスープを少しずつ飲んでいると飛行機、揺れ始める。蓋をつけてくれて正解だったようだ。位置を確認すると豊橋の上空まで来ている。
19:12、降下を開始し、8分後にベルト着用サインが点灯する旨の案内がある。その予告通り、19:20にベルト着用サイン点灯。伊丹へとまっすぐ向かう航路を飛行機は降下してゆく。
奈良盆地から生駒を越えて大阪市街地、のはずだが、気が付いたら寝落ちていた。気が付くと、
淀川を越えての最終コース。う～ん、折角、大阪の夜景をじっくり撮れる、筈だったのけどなぁ。
神崎川から伊丹はすぐ。まもなく19:32、Landing、RWy32L。19:35、Spot in SP17。
伊丹の気温、27℃と告げられる。朝とはだいぶ違う。長袖のシャツ、荷物になっただけだなぁと思いつつ降機。
JA771Jはもう一仕事。折り返し20:20のJL138として門限迫る伊丹を飛び立つ仕業を控えている。
荷物はないので早々に制限エリアの外へ。
羽田の遅れをそのまま引きずったようだ。どこに行くにもタイミングが悪いみたいで、モノレールは出たところ。京都行きのバスが早そうだけど、なんとなく右手のエスカレータを降りたら、出発間近の新大阪行きに乗れた。
道路も空いていて、新大阪まで25分弱。
20:10には着いてしまう。新快速まで10分待ちだが、その前に快速が来る。膳所に行くならそうで快速になるし、座れそうだったから乗ってしまう。小一時間かかるが、まぁいいや。
ぼんやり電車に揺られていると母親からのメールに気が付く。長袖のシャツ、実家に忘れたようだ。カバンに入れたつもりが、入ってなかったらしい。だいぶ注意力が散漫になっている。
膳所に21時過ぎ。京阪電車のタイミングは悪く、歩いて帰宅する。
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