2018-12-09

 日曜日の朝。目覚めると7時半を過ぎていた。久しぶりの寝過し。

 滞在先の千歳市内は良く晴れていた。そして寒い。慌てて窓を閉める。
 身支度をして朝食を食べに行く。

 和洋取りそろえたよくあるバイキングを頂く。レストラン内、外国人の姿が目立つ。係員を捕まえ、これは何?と聞くムスリムと思しき女性に向かって「Meat」と答えるホテルの人。ここのホテル、インターナショナルを名乗るなら、せめて食事の表記に英語を加えろ。
 チェックアウトは10時。それまでゆっくりする。
 今日は千歳から大阪に直行。フライトは12時過ぎ。2時間前にホテルから空港に直行する。

 マイクロバスで15分程、空港まで運ばれる。こちらで妻の頼まれものを少々買い求めると搭乗手続き。荷物を預けると保安検査。ラウンジに向かう。

 出発までラウンジでサッポロクラシックを頂きつつ、京王線恥辱を綴る。その間に目の前の窓外、飛行機が行きかう。


 千歳もB737が目立つ。たまたま北海道のスペシャルマーキング機が行く。

 国際線もやって来る。EVA AIRはA321。台湾人、北海道大好きだものね。

 11時25分になって折り返し、関空に向かう飛行機がやって来る。出発は12:10。

JL2504 JA334J B737-800 CTSKIX


 出発15分前に搭乗口に赴く。「関西」ではなく「関西空港」と表記があるのが珍しいけど、ほかでも同じなのか?

 凍てつく中、出発を待つJA334Jに乗り込む。今日はクラスJの窓側を確保済み。ほぼ満席とのことで前後いっぱい席が埋まった所で12:11、Doorclose。12:13、Pushubuck。関西空港までの所要時間、2時間10分と案内。関空への降下中に揺れが予想されるそうだ。離陸後1時間40分でベルト着用サインが点灯するそうだ。

 12:21、Taixing。飛行機は誘導路を南側に向かう。

 曇ってきたなぁと思っていたら

 一気に雪になった。それも、激しい奴。

 窓にも雪がまとわりつく。
 滑走路端で停止。12:33、機長さんからアナウンス。翼の着雪を確認する旨の案内がある。副操縦士と思しき人が客室に出てきた。まぁ出てこなくても

 明らかに着雪しているんだけど。
 12:35。改めてアナウンス。除氷のため駐機場に戻る旨の案内がある。一旦滑走路へ。そして緩々と駐機場へと戻って行く。

 今頃になって晴れてきた。それでもまぁ無理な物は無理。後ろの席でゴニョゴニョ文句を言う事は聞こえたが、機内、押しなべて黙っている。
 12:55、Spot in SP22。

 タラップ車が近づいてくる。13:02、Disarmedの宣言があり、ドアが開く。一気に機内が寒くなる。毛布を貰う人が増える。13:05、ベルト着用サインが消灯する。作業に20〜30分程、掛かる旨の案内がある。
 二つ隣り位のスポットにはJin Airの機体もいてすっかり晴れた千歳空港で除氷作業を受けている。

 こちらも除氷作業が始まる。念入りに念入りに薬剤散布。15分程で完了したようだ。13:25、燃料を補給する旨の案内の後、13:28、機長と整備士が最終の確認を行っている旨の案内が入る。
 タラップを整備士が降りてゆくのが見えて、13:32、Doorclose。機長さんから案内があり、13:50に離陸する見込みとの事。

 タラップ車が飛行機から離れてゆく。13:40、Pushbuck。13:45、Taixing。改めて滑走路へと向かう。ここまで1時間半を要した。


 ようやくようやく、飛び立てる。13:57、Take off RWy01L。

 10時から何だかんだで4時間。ようやく千歳を離れる。空港が遠ざかり、千歳の街をちらっと見る。

 また雲が出ていて胡散臭い空模様になったが、もう大丈夫。飛行機は翼を傾け東へ、南へ。針路を南西に向け、一路上昇。雲を抜ける。

 14:07、ベルト着用サイン消灯。関空着陸は16時ごろになる旨、お詫びが添えられ案内がある。
 14:17、機長さんから飛行状況の案内。現在函館上空とのこと。関西空港へは1時間40分遅れて16:10到着見込みとのことで改めてお詫びが添えられる。

 雲の切れ間から青森県津軽半島が一瞬見える。それに見惚れる。海岸線に白い波が見えている。地上は今年最初の、飲み物のサービスが廻ってくる。

 冷たいものを頂いて一息。改めて窓外を見ると雲海になっている。位置を確認すると青森県沖の日本海。そして秋田県沖へと南下してゆくがいずれにせよ陸地からはだいぶ離れている。

 ワゴンの戻りついでに飲み物のお代わりを貰える。今度は何となくコーヒーにしておく。
 飛行機は佐渡よりも沖の日本海を進む。

 能登半島の沖合で少し雲が切れる。一瞬、舳倉島が見えたような気がしたが、気のせいかも知れない。再びベタっとした雪雲に覆われ、さらに飛行機は南西に。福井県の沖を過ぎる。どこまで西に行くのだろうか。

 15時半を過ぎ、兵庫県鳥取県の間、氷ノ山の近くまで来る。さすがに飛行機は南に機首を向ける。相変わらずの雪雲だが、その果てが見えてきた。南へ下ると雲が切れる。15:32、降下を開始し15分でベルト着用サインが点灯する旨の案内。

 姫路よりも更に西。岡山県の片山あたりで瀬戸内海に出た。左手には播磨灘らしい海岸線が弧を描いている。そして

 眼下はリアス式の海岸。航路の関係だろうが、ずいぶんと遠回りをしている。まさか北海道からの帰りに瀬戸内の海を見る事になるとは思わなかった。
 飛行機はさらに南へ下る。

 小豆島が見えて四国の本土に差し掛かる15:46、ベルト着用サインが点灯する。この先、揺れる旨の注意喚起がある。左手には徳島の市街地が見えてくる。更に南へ下るようだ。

 さすがに遠回りだなぁと思いながら吉野川を眺める。飛行機は徳島の南で東へ機首を向け、さらに北東に機首を向ける。再び左手に徳島市街地。そして

 淡路島が見えてくると関空への最終コース。16:01、まもなく着陸の案内。大阪湾が近づき、16:04、Landing、RWy06L。

 減速してゆくと誘導路へ。16:10、Spot in SP23。
 大幅遅延のお詫びがあって降機となる。

 折り返しも千歳行きで1時間半の遅れだそうだ。更に千歳からの戻り、伊丹行きに影響が及び、JL2016、定刻19:55伊丹着は機材調整のため搭乗手続き中断中となっていた。


 不可抗力とは言え、疲れた。
 荷物を受け取ると16時半。予定通り着いていれば、関空から南海〜地下鉄〜阪急で京都市内まで¥1,200で行けるきっぷがあるから、それにしようと思っていたが、もうその気力は無い。安易だけど、京都までリムジンバスに乗る。途中少々眠り、京都には18時過ぎの到着。うまく行けば東海道線の普通に乗れるのだが、タッチの差で間に合わない。

 湖西線に乗る。乗継を確認して2駅、昔は西大津と名乗っていた大津京で下車。ここから昔は皇子山を名乗っていた京阪大津京へ。

 ここから京阪で帰っても運賃170円で戻れる。帰宅は18時半過ぎ。多少遅れを返したが、それでも移動だけで一日がほぼ潰れる。
 明日からまた仕事。今日は早めに寝る事にする。

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